王様の耳はロバの耳

たったひとりの叫びでも、そのうち風にのって広がれば・・・

アベ政治を許さない

2015-07-19 19:42:00 | 戦争法案


『アベ政治を許さない』
必ずしもここに全てが集約されるとは限らないが、ひとつの大きな共通民意だと思う。

以下、いろんなところから拝借して集めてみた。w











『アベ政治を許さない』
このプラカード、TVニュースのデモの場面や報道写真などで度々目にする。
昨日の13:00、これが各地で一斉に掲げられた。そしてそれは少なくとも全国1,000箇所に及ぶという。

この運動は、作家の澤地久枝さんが呼び掛け人となり、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんらが全国にインターネットで訴えたもの。

鳥越 俊太郎氏のFacebookより

7月に予定する「アベ政治を許さない!」国民の一斉行動デーの基本を私の尊敬する作家、澤地久枝さんと話し合って次のように決めました。
これはどの団体にも働きかけていません。国民一人一人が今の安倍政権の戦争法案に反対して一斉蜂起するという考え方に依っています。Facebookの力だけでどのくらいの規模になるかは全く分かりませんが、賛同の方は出来るだけ多くの人に働きかけ拡散して、同じ日,同じ時間に、同じ合い言葉を手作りで結構ですからプラカードに表しアッピールしましょう!
日時:7月18日(土曜日)午後1時
合い言葉:「アベ政治を許さない!」
以下に澤地さんのアッピール文を掲載します。

「アベ政権の非道に、主権者の抗議意志をいっせいに示そう。
全国共通の、一つのスローガンを同時に掲げる。
『アベ政治を許さない!』
東京は国会正門前その他で。全国全ての街、村、隣近所で、同じ文体の『アベ政治を許さない!』を掲げよう。
2015年7月18日(土)午後1時」【文責・澤地久枝】

今の日本の政治のあり方に不安と不満を抱く多くの人々に以上のメッセージを送ります。皆さん、是非ご協力お願いします。

  6月12日  鳥越俊太郎


このメッセージ(『アベ政治・・・』の文字)を書いたのは俳人の金子兜太(とうた)さん(95)。金子さんは、東大を繰り上げ卒業後、太平洋戦線に送られ、トラック島での激戦を経て捕虜になった体験を持つ。

このプラカードは、セブンイレブンにあるコピー機の「ネットプリント」でコンテンツの予約番号を入力すればプリントアウトできる。・・・らしい。(有効期限があるようなので注意)

Hisaesawachi「澤地久枝のよびかけ」ホームページ

A3の大きさで掲げて下さい
「セブンイレブン」のネットプリントで印刷できます。
・予約番号 50298227   A3, 白黒  
プリント有効期限 2015/07/24 (1枚20円)


全国への拡散を含め、コンビニで気軽にプリントできること、まさに“Netのチカラ”である。
集会やデモに参加できなかった人は、自宅の壁や玄関に貼ったり、車の窓に掲示したり、ベビーカーに吊り下げたり、カバンに貼って街を歩いたりということもあったようである。そうして国民は一致して意思表示をした。
ツイッターのトレンドにも「#アベ政治を許さない」がランクインしている。

《関連記事》
「「アベ政治を…」あの筆文字プラカード、コンビニで拡散」(朝日新聞 7月19日)
「反「安保」:拡大 全国で一斉抗議「アベ政治を許さない」」(毎日新聞 7月18日)
「【安保法案】「アベ政治を許さない」の文字が躍る…戦争を経験した俳人のメッセージが、全国各地に広がる」(NAVERまとめ)
プラカードを持って公明党の本部にまで行ったのは田中龍作氏。w
「公明党本部前でも「アベ政治を許さない」」(BLOGOS 田中龍作 7月18日)


さて、昨日の共同通信社の世論調査の発表に引き続き、毎日新聞でも内閣支持率の調査結果が発表となった。

<本社世論調査>内閣支持率急落35% 不支持51%」 毎日新聞 7月19日

 毎日新聞は17、18両日、安全保障関連法案の衆院通過を受けて緊急の全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は今月4、5両日の前回調査より7ポイント減の35%で、第2次安倍内閣発足後で最低となった。不支持率は前回より8ポイント増の51%と初めて半数に達した。与党が15日の衆院平和安全法制特別委員会で安保法案を強行採決したことについては「問題だ」との回答が68%で、「問題ではない」の24%を大きく上回った。安保法案への世論の批判は強まっており、政府・与党の一連の対応が内閣支持率を押し下げたとみられる。

◇安保強行採決「問題」68%

 集団的自衛権の行使などを可能にする安保法案に「反対」は62%(前回比4ポイント増)、「賛成」は27%(同2ポイント減)で、前回より賛否の差が広がった。法案成立によって日本に対する武力攻撃への「抑止力が高まる」は28%にとどまり、自衛隊の海外での活動拡大で「戦争に巻き込まれる恐れが強まる」が64%に上った。「戦争に巻き込まれる」と答えた層では9割近くが法案に反対した。抑止力と考えるか、戦争に巻き込まれると考えるかは、法案の賛否に密接に関連している。

 安保法案を9月27日までの今国会で成立させる政府・与党の方針には「反対」が63%(前回比2ポイント増)を占め、「賛成」は25%(同3ポイント減)だった。政府・与党は衆院での議論は尽くされたと主張したが、国民への説明が「不十分だ」は82%となお高率だ。こうした中での強行採決には自民支持層でも「問題だ」(43%)と「問題ではない」(47%)が拮抗(きっこう)した。

 今後始まる参院審議で野党に望む対応は、「法案の撤回を求める」38%▽「法案の修正を求める」32%▽「法案の審議に協力する」20%--と分かれた。野党支持層では「撤回」が目立って多いが、維新支持層では「修正」が4割で最多だった。

 政党支持率は、自民28%▽民主10%▽維新6%▽公明4%▽共産5%--など。「支持政党はない」と答えた無党派は39%だった。【今村茜】

 調査の方法 7月17、18日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法で調査した。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。有権者のいる1760世帯から、1048人の回答を得た。回答率は60%。


繰り返しになるが、共同通信社の世論調査の詳報。
47→37% 内閣支持率 急落 不支持が逆転、51% 東京新聞 7月19日

 共同通信社が十七、十八両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、内閣支持率は37・7%で、前回六月の47・4%から9・7ポイント急落した。二〇一二年十二月の第二次安倍政権発足以降で最低。不支持率は51・6%(前回43・0%)と過半数に達し、比較できる同種の調査で初めて支持と不支持が逆転した。与党が十六日の衆院本会議で多くの野党が退席や欠席をする中、安全保障関連法案を採決したことに「よくなかった」との回答が73・3%を占めた。「よかった」は21・4%。

 今国会成立に反対が68・2%で前回から5・1ポイント増えた。賛成は24・6%だった。法案そのものに反対が61・5%と、賛成の27・5%を大きく上回った。

 政権が安保法案について「十分に説明しているとは思わない」との回答は82・9%に上り「十分に説明していると思う」は13・1%にとどまった。法案が「憲法に違反していると思う」は過半数の56・6%で、「違反しているとは思わない」は24・4%だった。

 安倍首相が夏に発表する戦後七十年談話に関し50・8%が「植民地支配と侵略」への「反省とおわび」を盛り込むべきだとした。「盛り込むべきではない」は32・2%。

 自民党若手国会議員の勉強会で出た報道機関に圧力をかけようとする発言について83・9%が「不適切だ」と答え、「適切だ」は8・9%。原発再稼働は反対56・7%、賛成34・4%。

 政党支持率は自民党が31・9%で前回から5・1ポイント下落した。民主党は11・2%で1・1ポイントの微増。維新の党3・6%、公明党2・9%、共産党7・3%、次世代の党0・4%、社民党2・1%、生活の党0・7%。元気にする会、新党改革と答えた人はいなかった。「支持政党なし」の無党派層は39・3%だった。


自民党政府はじわじわと国民によって包囲され、着実に追い詰められつつある。
だが彼らはしたたかでしぶとい。決して油断してはならない。改めて戒め、とにかく退陣に追い込むまで諦めずに闘い抜くしかない。


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