王様の耳はロバの耳

たったひとりの叫びでも、そのうち風にのって広がれば・・・

自衛官も国民の一人である

2015-05-31 18:21:36 | 戦争法案
昨日(30日)、「なぜ自民・村上議員は安保法案に反対なのか」という記事が上がった。

村上議員のその立場上、お題目を含めてその真偽と真意、そしてどの程度“演出的要素”が含まれているのか、それは定かではないけれど、記事内ではこう述べられている。

“──自衛隊の具体的な活動内容として、中東のホルムズ海峡における機雷掃海などが想定されている。

敵側からすれば戦闘行為と見なされて、ミサイル攻撃の対象となる。自衛隊員の死傷者を生むだろう。が、その際に補償を行う、「名誉の戦死」の制度が日本にはない。自国の脱走兵を裁く軍法会議も存在しない。敵側の民間人を誤爆してしまった場合、損害賠償はどうするか、という問題も考えられていない。

自衛隊の定員は現在約25万人で、常時2万~3万人不足している。死傷リスクが高まれば志望者が減る可能性が高い。もし今後、隊員不足が深刻化したらどうするか。法案を成立させようとするなら、政治家は成立後に起こりうる、あらゆるケースを想定しなければならない。”


さておき一方、

先の拙ブログの記事「銃弾に倒れるだけが戦死者ではない」で取り上げたように、PTSDや自殺の問題、そして、元陸自レンジャー隊員の井筒高雄さんの話として

“リスクとともに、隊員の負担も増えるという。「これからはいつでも海外に出て行く。陸自のどこかの部隊は、必ず待機命令で拘束されることになる」と井筒さん。「自衛隊はますます閉鎖された社会になり、自殺も増えるのでは。士気が下がることはあっても、上がることは無い」と言い切った。”


と書かれている。

友達や恋人が、自分の配偶者が、自分の息子や娘や孫が、娘や息子の配偶者が、こういう立場に置かれたらどうだろうか。

現実を見ず、実態を顧みず、机の上だけの理屈で官僚が考え出した戦争法案。

国や国民を私物化し、自衛隊員を将棋の駒ほどにも思わない日本政府の姿勢がここにある。

「戦争に行かない人は、死刑にする」

2015-05-31 16:46:14 | 戦争法案
言質取ったり!

去る2013年4月21日、BS放送「週刊BS-TBS報道部」において自民党の石破茂幹事長(当時)がこんなことを言っていた。

まぁこの人も暴言が多く、言わば「危険思想」の持ち主であるが、特にこれは今に照らし合わせて尚更に捨て置ける話ではない。
政府の公職にあって、テレビ、即ち公共の電波でどうどうと発言したのである。

以下、動画の石破の発言部分の書き起こし。

「今の自衛隊員の方々が『私はそんな命令は聞きたくないのであります、私は今日かぎりで自衛隊をやめるのであります』、言われたらああそうですかという話になるわけですから。
『私はそのような命令にはとてもではないが従えないのであります』といったらめいっぱいいって懲役7年なんです。
で、この、これは気をつけてモノを言わなければいけないんだけど、人間ってやっぱり死にたくないし、ケガもしたくないし、『これは国家の独立を守るためだ、出動せよ』って言われた時、死ぬかもしれないし、行きたくないなと思う人は、いないという保証はどこにもない。
だからその時に、それに従え、それに従わなければその国で起きる最高刑である、死刑がある国には死刑、無期懲役なら無期懲役、懲役300年なら300年、そんな目に遭うくらいだったら出動命令に従おうっていう、『お前は人を信じないのか』って言われるけど、やっぱり人間性の本質ってのから目をそむけちゃいけないと思うんですよ。
今の自衛官たちは服務の宣誓というのをして、『事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて職務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえる』っていう誓いをして、自衛官になってるんですよ。でも、彼らのその誓いだけが縁(よすが)なんですよ。
本当にそれでいいですかっていうのは問わねばならない。軍事法廷っていうのは何なのかっていうと、すべては軍の規律を維持するためのものです。」


「週刊BS-TBS報道部」2013年4月21日の放送より
自民の石破幹事長、「死刑」「懲役300年」の「軍法会議」設置を力説


■関連記事
J-CASTニュース 2013年7月17日
http://www.j-cast.com/2013/07/17179579.html?p=all

沖縄基地問題

2015-05-31 01:30:04 | 沖縄基地問題
【翁長知事の成果!!】
『【ホノルル共同】沖縄県の翁長雄志知事は29日午前(日本時間30日朝)、米ハワイ州のホノルルで日系3世のデービッド・イゲ州知事と会談した。イゲ氏は在沖縄米海兵隊の約2700人をハワイに移転する在日米軍再編計画を「受け入れたい」と表明した。同席した県職員が明らかにした。

ただ翁長氏が、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する考えを強調したのに対し、イゲ氏は「移設計画は国同士が決めることだ。ワシントンに行き、伝えてほしい」と述べるにとどめた。

翁長氏は29日午後、ワシントンに向け出発した。

2015/05/30 11:20 【共同通信】』
http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015053001001056.html

政府がやらないから知事がやる?
まったくもってアベコベもいいところだ!

いかに安倍が沖縄の基地にしがみ付いているか、いかにアメリカべったりで言いなりであるのかがますます鮮明に浮かび上がってくる。

しかし、翁長知事の行動を以って、これが本来の「外交」だと言えるのではないだろうか。
そして、こうした丁寧な外交こそが平和に繋がるのであって、武力で解決するものなど何もないのだと改めて思い知らされる。

国民をなめたらいけない!



恐ろしき陰謀と戦争への確実な歩み

2015-05-31 01:03:00 | 戦争法案
(Facebookより転載)

【恐ろしき陰謀と戦争への確実な歩み】

興味深い動画がある。
古賀茂明「安倍さんが目指す”美しい国日本”とは?」
(MXテレビ 2014年7月19日放送/Dalymotion動画)

↓動画 & 内容書き出しテキスト
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3833.html






古賀茂明氏の話は、まぁ当たらずとも遠からず、遠からずというところであろうが、今現実に、そして確実に進行している問題として簡単に解り易く言えば・・・

その流れは―――
「PKO(国連平和維持活動)協力法」や「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法」(いわゆる「特措法」)の実施で自衛隊の海外派遣の既成事実を作っておいて
 ↓
内閣総理大臣と一部の国務大臣の会合だけで物事が決められる「国家安全保障会議(2013年12月4日設置)」を内閣に置き
 ↓
国民の目と耳を塞ぐ「特定秘密保護法」を施行し
 ↓
武器の輸出入を可能にする「防衛装備移転三原則」の制定
 ↓
そして自衛隊の海外での戦闘を可能にする、まさに今回の「安全保障関連法案」へと進み ←今ココ
 ↓
憲法の改悪を目論み、同時にODA(政府開発援助)の軍事利用等をも画策し、米国追従の戦争国家、軍事国家を作り上げて行く・・・

こうした何とも恐ろしいシナリオに従って日本の軍国化が確実に、着実に進められているのである。
そしてこれは決して小説や映画のシナリオではなく、今そこにある現実だ。

また、原発推進・維持は、その裏に実は核の研究と開発を念頭に・・・という話も有るとか無いとか。
一方、日本共産党参議院議員の井上哲士氏のブログ(5月28日付)では
『今回の防衛装備庁の設置が戦争法案と一体のものであり、武器輸出や共同開発の促進は、米国のリバランス政策や武器輸出拡大路線の中で推進されている』
とも語られている。

なんとしてもこれら安倍政府の悪巧みを阻止、ストップさせなければなるまい。
こんなことが許されていいはずが無い!!

売国奴

2015-05-31 00:55:42 | 政治
(Facebookより転載)

「売国奴」とはどういう意味かググってみた。w

Wikipediaには『「母国を外国に売って私益を図る奴」を指している。』とある。

「はてなキーワード」では、『敵国にとって有利になるようなこと(=自国にとっては不利になること)・利敵行為を行ない、私利を得たり私腹を肥やしたりする者。』と書かれている。
この「敵国」を「米国」に替え、「利敵行為」を「裏切り行為」に替えると、なんだかストンと合点がいくような気がする。(笑)


また、「ニコニコ大百科」では、
『売国奴とは売国行為を行う者に対する侮蔑語である。
何をもって売国とするのかは個人の政治的信条により異なり、明確な定義はない。ただし日本の場合、国民から怒りを買う行動ばかりする連中が偏っている為か、ある程度の特定は可能だったりする。』とある。

同じく「ニコニコ大百科」で「売国」を見ると、
『私利私欲、あるいは思想信条の為に国、国民に対し不利益な行為を行う事である。』となっている。

なるほど。

リテラの記事

2015-05-31 00:53:02 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月29日 19:16 投稿分より )

野尻民夫さんという方のリテラの記事。

記事冒頭
>これではNHKが中継を躊躇したのもうなずける。


ん?

いやいや、政府がNHKを抱き込み、押さえ込んでいるからでしょ?(笑)
言い方を変えれば、NHKが政府に“配慮”したということ。

しかし、デタラメだろうがまともでなかろうが、そうした国会内の“醜態”も含めて全てを報道するのが公共放送の本来の役目なのではないだろうか。
インターネットがかなり普及してきたとは言え、今でもテレビは国民に一番身近な「社会の窓」である。
スポンサーありきで運営している民放はともかく、それでも総体的な報道の偏りに対し、憤りを抱かずにはいられない。

以下、リテラの記事は参考に。
http://lite-ra.com/2015/05/post-1145.html?utm_source=rss20&utm_medium=rss

大荒れの展開?

2015-05-31 00:43:15 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月29日 2:04 投稿分より)

大荒れの展開?

ちょっと今日のまとめ。(笑)

民主党はイマイチ詰めが甘いのか、安倍首相もとより周囲にいささか舐められている感が拭えない。
共産党の志位委員長との質疑応答と比べれば、その“空気感”の違いが際立つ。


がっちがちの国会中継も、見ようによれば茶番の側面も。
決して笑い事ではないのだが、つい失笑も禁じえない。

TBS JNNニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150528-00000064-jnn-pol

安保法制「国民の合意必要」 古賀氏がけん制

2015-05-31 00:37:05 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月29日 1:32 投稿分より)

【安保法制「国民の合意必要」 古賀氏がけん制】

そこそこマトモな自民党が居た。

お隣の野中氏ともども、たしかに、とうの昔に引退された方だが、かつての自民党を牽引してきた中核中の中核である。


そう思えば、いかに今の安倍政権が暴走しているのかがよくわかる。

「こういう心配があるし、こういうおそれがある、しかし、これは必要だからやるべきというならわかるけど、リスクは一つもおっしゃらない。もっと説明しておかないと、国会の議決だけで済むような問題ではない」(自民党 古賀誠元幹事長)

ん~ん?
どこかの市で行われた住民投票の流れとそっくりではないのか?
“リスクもデメリットも何一つおっしゃらない。もっと説明しておかないと・・・”

もっとも、説明しようにも説明できないのだろうが。

TBS 5月24日放送『時事放談』より
http://www.realplay.com/channels/tbsnewsi/synopses/167367



●2015/05/31 追記
記事、動画が削除になっていました。

以下、記事内容だけ貼っておきます。

「こういう心配があるし、こういうおそれがある、しかし、これは必要だからやるべきというならわかるけど、リスクは一つもおっしゃらない。もっと説明しておかないと、国会の議決だけで済むような問題ではない」(自民党 古賀誠元幹事長)
古賀元幹事長はこう述べたうえで、「安保体制の大転換なので、議会だけで決する問題ではない。国民の合意が必要だ」と語りました。
さらに、「安全保障の大転換について国民がみんな理解していると思っていたら大間違いだ」と安倍総理をけん制しました。(23日09:24)

銃弾に倒れるだけが戦死者ではない

2015-05-31 00:24:41 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月28日 23:30 投稿分より)

銃弾に倒れるだけが戦死者ではない。

『海外派兵自衛官 自殺者54人

 アフガニスタン、イラクの両戦争への派兵任務を経験し、帰国後に自殺した自衛官が2015年3月末時点で54人にのぼることが分かりました。防衛省が27日の衆院安保法制特別委員会で、日本共産党の志位和夫委員長への答弁で最新の数字を明らかにしました。


 内訳は、アフガニスタン戦争時のインド洋派兵経験者が25人(海上自衛隊)、イラク派兵経験者が29人(陸上自衛隊21人、航空自衛隊8人)。本紙が14年7月にこの問題を報じた際、同省はインド洋派兵自衛官の一部について「文書が残っておらず不明」としていましたが、この日も「統計の関係で04年度以降(の数字)だ」と断り、自殺者数がさらに増える可能性も残しました。

 国民平均と比べ約9~18倍(14年内閣府統計)、自衛官全体(13年度)でも約5~11倍の高い割合で、自殺者が出ている異常な実態が鮮明になりました。』
しんぶん赤旗より(下の表も)

因果関係が不明(官僚の説明)・・・ってねぇ、明らかなのではないのか?

戦闘におけるPTSD(心的外傷後ストレス障害)の問題は、ベトナム戦争のときから顕在化している。
それ以前はその「概念」自体がなかっただけだ。

東京新聞、2015年5月27日の記事より
【元自衛官「敵が撃てば戦争」 負担増し「士気下がる」】
元陸自レンジャー隊員の井筒高雄さん(45)
「自衛隊はますます閉鎖された社会になり、自殺も増えるのでは。士気が下がることはあっても、上がることは無い」と言い切った。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015052702000135.html



まぁどうかと思う

2015-05-31 00:20:59 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月28日 23:25 投稿分より)

まぁどうかと思う。

『新たな安全保障関連法案を審議する28日の衆院特別委員会で、安倍晋三首相が質問者に「早く質問しろよ」とヤジを飛ばし、審議が一時中断した。首相は2月にも野党議員をやじって陳謝しており、国政の最高権力者としての振るまいが改めて問われている。』
朝日新聞 2015年5月28日17時43分


外野からならともかく、面と向かって品位を疑われるというか、安倍の本性を見た気がしないでもない。

民主党辻本議員に野次 FNNニュース(1:33頃から)

共産党志位委員長の質問と記者会見

2015-05-31 00:09:06 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月28日 20:17 投稿分より)

共産党の志位委員長の記者会見に頷ける。

志位氏の質疑も圧巻だが、記者会見の動画で解り易く話している。

安倍らに言わせると、「武器の使用」「武器の行使」、「武力の行使」は意味が違うんだそうな。
「やりません」「できません」も、そう言うだけで、具体的で明確な縛りは無い。


首相や防衛大臣の答弁はまさに屁理屈の詭弁だらけで、誤魔化しやまやかしを連ねるだけ。
かつ、実態を無視した建前論に終始。

そもそも「安全の確保」って、誰が担保できるんだ?

本当に国民を欺こうとしている!!
そんなんで通ると思っているのだろうか。

なるほど、勢いに乗じてごり押し、ねじ込みをしたいわけだ。

しかしこれは、
あきらかに憲法違反である。


明らかになった武力行使の実態


戦争法案 志位委員長の質問(5/27)

国民をなめているのか!!

2015-05-31 00:04:53 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月28日 18:35 投稿分より)

国民をなめているのか!!

そうとしか思えない。

●安保法制、怒号とヤジで国会審議始まる 後半は退席も相次ぐ
http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/26/national-security-parliament_n_7446786.html
・・・まぁいい大人が。
与党側は、撹乱してウヤムヤのまま進行しようとするハラなんだろうな。

●NHK、安保法案の国会審議を中継せず
http://www.asahi.com/articles/ASH5V76YDH5VUCVL02K.html
メディアも抱きかかえ、国民に真実を知らせまいとする姿勢。
あまりに露骨だ。

●安保法制、外務省がミス連発 対応に不安も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150527-00000553-san-pol
真面目にやれっ!!

今国会はとかく「不誠実な答弁」が目立つ。

いずれ性急過ぎるわけで、「えいやっ!」とばかりにろくに説明もせずに住民投票に持ち込んだ大阪市の流れに似ていると思うのは私だけだろうか。



谷垣幹事長、安保法案「通せないと政権にダメージ」

2015-05-30 23:50:42 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月28日 18:31 投稿分より)

【谷垣幹事長、安保法案「通せないと政権にダメージ」】

「この法案をきちんと通すことができるかというのは、自民党政権、これ、うまく通せないと、非常にダメージを受ける」

そりゃそうだろう。
オバマと約束した手前もある。自民党にしてみれば、国民より何よりもアメリカとの関係が第一だろうからね。


いよいよアメリカの傀儡(かいらい)政権の様相を呈してきた。

TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2503644.html



まさに国民無視

2015-05-30 23:10:16 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月28日 0:46 投稿分より)

まさに国民無視で民意を踏みにじって強権政治に突き進む。
それが今の安倍内閣である。
安倍が言う戦後レジームの脱却とは、そういうことだ。

今回の戦争法案において現時点で「反対」は53%、「賛成」は34%(毎日新聞調べ)。
テレビ東京と日本経済新聞が先週末に行った世論調査でも「反対」55%、「賛成」25%である。


また一方、沖縄の米軍基地問題で、奇しくも「大阪住民投票」と同日の去る5月17日に、那覇市の沖縄セルラースタジアムで開かれた辺野古への新基地反対を訴える沖縄県民大会には実に35,000人が集まった。
更に5月24日の国会議事堂前で行われた米軍基地の名護市辺野古への移設計画に反対する抗議行動において、15,000人もの人々が国会を取り囲んだ。
さて、これらを民意と言わずに一体何だと言うのだろう。

それでも強引に推し進めようとする政府与党。

とにかく、一度既成事実が出来てしまえば、以後なし崩しになるのは明らかなことで、まずそれが彼らの狙いだ。
とどのつまり、「ポツダム宣言」を読んでいようがいまいが、彼らにはどうでもいいことなのである。

無理が通れば道理引っ込む?
「やったもん勝ち」とでも言いたいのか。
原発再稼動にしろ、国民保険法の改悪にしろ、雇用規制緩和も、消費税増税等々も・・・
それらのどこに民意が反映されているのだろうか。

***

沖縄の翁長知事が今日、米国に向けて那覇空港を出発した。成果を期待したい。

デメリットは無い!

2015-05-30 22:52:14 | 戦争法案
(Facebookより転載 5月27日 19:47 投稿分より)

「デメリットは無い!」
「絶対にあり得ない」

よくもまぁ、そう言い切れるものだと呆れる。


知事と市長をやった。
私は総理大臣だ。

よく似ている。ペテン師、詐欺師の共通項なのだろうか。
共に、本来の意味での「確信犯」であるが、違いがあるとすれば、前者は独裁的であり、後者は全体主義的である点か。

厄介なのは、彼らは決して単なる莫迦ではなく、結果どうなるかを解ってやっているから始末に負えない。いわゆる「悪知恵」に長けているのだ。

今更だが、否決になって橋下はあっさり辞めると言い、大阪府市大都市局を廃止し、法定協議会も廃止。
そもそも「都構想」や「改革」には執着がなく、そこに本来の目的を置いていなかったのはこれを見れば明らかだ。
手段を失って畳まざるを得ないということ自体、陳腐な計画の杜撰さが露呈されたということではないだろうか。

潔い?
バカを言ってはいけない。潔いどころか卑怯ではないのか。
まだ任期はある。せめて反省と説明責任を果たすべきだと思うがいかがだろうか。
悪戯に対立の構図を作り上げ、賛成派、反対派ともに釈然としない空気を蔓延させ、遺恨を残す結果となったその罪は大きい。

それにしても、それにしても、否決になってつくづくホッとする。
現状に照らし、実際そこにある事実を見据えれば、どう考えても橋下の言うとおりにはならず、例え数年間は誤魔化し続けられたとしても早期に方々で綻びが現れ、見る見る大阪が衰退していくのは容易に想像がつく。
住民や企業の流出が止まらなくなり、残された市民は苦渋を味わうばかりで全てが荒んで行く。
「知らされないこと」がどれだけのものなのか、改めて恐怖を覚えずにはいられない。

戦争法案(安保法制)にしても、知れば知るほどそれがどんなに危険で恐ろしいものなのか誰でも解る。
事実を、真実を「知らせないこと」が彼らのやり口である。
まずはとにかく、知ることである。正体を暴くことである。

ついでながら、藤井センセイのところでは尚、「いわゆる大阪都構想問題」に言及し続けていて、勿論それはそれで今後の展開に関わる大事な部分ではあるけれど、一方でセンセイは「安保法制」についてはどう見ているのだろうか。
「改憲」→「住民投票」といった観点からは大いに共通する点が見出されるのだが、それを言うには立場的な問題があるのかな?(笑)

あるツイッターの書き込みに

「急募:日本国首相
資格:特になし
”安倍でも出来る簡単なお仕事です”」

とあるのを見て大笑いした。
まぁ、安倍は言わばスポークスマンであり閣僚の操り人形でもあるのだろうが、あのやりたい放題し放題は目に余る。暴走を止めなければ大事故になる!!

↓画像は「きなこのブログ」さん(http://blogs.yahoo.co.jp/kinakoworks/13277369.html)より拝借しました。