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 妹背牛小学校ブログ

 北海道妹背牛町立妹背牛小学校のブログです。すてきな妹背牛っ子たちの様子を御覧ください。

 妹背牛小学校教育目標

 1 心身ともに健康な子  2 よく学び、深く考える子  3 明るく、心豊かな子

【スペシャル企画】6年生が妹背牛町PR活動を行います

2023年03月10日 | 地域との連携
6年生では、2学期から総合的な学習の時間に妹背牛町をPRする活動を進めました。
役場の企画振興課の協力を得て、ポスターやパンフレット、町おこしの企画資料をまとめました。
2月28日(火)の参観日に、保護者の皆様に発表をご覧いただきましたが、その時に、このプログラムが終了したのではありません。
妹背牛町の魅力をできるだけたくさんの方に伝えるために、自分達のアイデアをホームページやブログで発信することが最終目的でした。
今回の記事は、6年生が文章や資料をまとめたもので構成されています。
妹背牛町で育った子ども達が、自分達の住む町を盛り上げるために考えた提案です。ぜひご一読下さい。

1.パンフレットチーム
 私たちは妹背牛町を紹介するパンフレットを作って、妹背牛町の良さを伝えたいと思いました。施設や飲食店を紹介しました。作ってみると、妹背牛町には楽しい所も、リラックスできるところも、おいしいものもあることがわかりました。これから、このパンフレットをたくさんの人に見てもらって妹背牛町に来てくれる人が増えてくれるとよいと思います。そのために、これからも妹背牛町の良さをたくさん発信していきたいと思います。



2.ポスターチームA 私たちは「何度来てもあきない妹背牛町」というテーマで、妹背牛町の良さを伝えたいと思いました。そこで、私たちは、『うまいぞ!妹背牛町!』というポスターを作りました。ポスターには妹背牛のおいしい食べものをたくさん載せました。これから妹背牛町を知ってくれる人が増えるといいと思います。そのために、私たちも、妹背牛のおいしい食べものを探して広めていきたいと思います。  



3.ポスターチームB 私たちは、妹背牛町の良さを伝えるために、『あなたは、まだ妹背牛を知らない』をキャッチコピーにしてポスターを作りました。妹背牛の良さは、たくさんありますが、その中でも「カーリングホール」「うらら公園のウォータースライダー」「ペペル温泉」の3つが、妹背牛にしかないみんなにアピールできる施設だと思い、紹介しました。これから妹背牛町をたくさんの人に知ってもらいたいと思います。そのために、私たちも妹背牛の良さを探して、伝えていきたいと思います。



4.妹背牛町の未来プラン提案チーム 私たちは妹背牛町のプランを作って、妹背牛町の交流人口を増やしたいと思いました。そこで、『小中高生が遊べる施設』と『キャンプ場』を妹背牛町につくるプランを考えました。これからの妹背牛町が住んでいる人にとっても、町外の人にとっても楽しい町になっていくといいと思います。そのために、私たちも、妹背牛がよりよい町になるにはどんな活動をすればよいかを、これからも考えていきたいと思います。




6年生がまとめた資料は、「妹背牛町ふるさと納税ツイッター」に紹介されています。
また、次号の広報誌にも特集記事が掲載される予定です。
卒業まであと1週間となった6年生。自分達のことだけではなく、自分達の住む町の未来も真剣に考え、大人への一歩を踏み出しました。


食育学習:全ての学年で食の大切さを学びました

2022年12月02日 | 地域との連携
妹背牛小学校の全学年の食育学習は、北空知学校給食センターの栄養教諭である狩野香織さんに担当していただいています。
10月25日(火)の地域参観日の4時間目に3年生が実施しましたので、ご参観された保護者の方もいらっしゃると思います。
この日は「よくかんで食べよう」という授業でしたが、合わせて正しい箸の使い方についても直接ご指導いただきました。


今年、最初の食育学習は、8月19日(金)に2年生が見学旅行と合わせて実施しました。
通常、食育学習は狩野さんが小学校まで出向いて指導いただきますが、この日は子ども達が給食センターを見学しました。
実際に給食を調理しているところを見学し、給食がどのようにつくられているか、どんな工夫がされているかを直接学ぶ機会を得ました。


11月1日(火)には、1年生が「給食について知ろう」という授業を受けました。
使用している調理器具が、1年生の背丈よりも大きくて、みんなびっくりしていました。
給食をつくっている調理員さんの苦労や思いが伝わり、給食をいっぱい食べる子が増えました。


食育学習は、給食の意義などを知るだけではなく、食の大切さや正しい食べ方を学ぶことも大切な内容となります。
11月25日(金)には、6年生が「1食分の食事について考えよう」という授業を受けました。
1食分の献立を自分で考える内容で、栄養バランスのよい組み合わせは何かを考えることで、自分の食生活を見直す機会となりました。


狩野さんは、妹背牛小学校だけではなく、北空知の様々な学校を訪問して指導を続けています。
その時のテーマに合った教材や資料を使って、どの学年の授業も子どもの興味を引き立てる内容です。
11月29日(火)の5年生の授業でも、食品カード等を使って、五大栄養素についてわかりやすく学ぶことができました。


今年最後の食育学習は、11月30日(水)に4年生で実施しました。
妹背牛町の地場産物であるお米についての授業で、4年生は農業体験等で学習したこととたくさん関連することがありました。
食育学習は、給食や栄養、地域のこと等、食を通してたくさんの学びを得ることができる貴重な機会です。
狩野さんにおかれましては、貴重な学習の機会を提供していただき、あらためましてお礼を申し上げます。

カーリング学習~妹背牛ならではのスポーツを楽しんでいます

2022年11月11日 | 地域との連携
11月7日(月)から、毎年恒例のカーリング学習がはじまりました。
3~6年生が、妹背牛カーリング協会の方々からご指導をいただき、本格的な活動を行います。
他の地域では体験できない、妹背牛町ならではの体育の授業です。


3年生は初めての体験なので、氷の上での動き方や、ストーンを投げること等の基礎的な練習をしっかり行いました。
氷の上を滑って移動するカーリング独特の動きが、とても新鮮で楽しく活動できました。
後半には簡単なゲームを行い、カーリングの試合の雰囲気を体験しました。


4年生以上も1年ぶりの活動なので、基本的な動きを復習しながらの活動となります。
氷上での活動に慣れていないので転ぶことも多いのですが、コツがつかめると、イメージ通りの動きができるようになってきます。
高学年では、それぞれの役割を担当し、指示を出し合って点を競うなど、本格的な試合形式に挑戦しました。


子ども達にカーリング学習の感想を尋ねると…
「指導員の方がていねいに教えてくれるので、上手にできるようになった。」
「思ったように動くのは大変だけれど、ゲームをするのは楽しかった。」
「指示を出すのは難しいけれど、協力してゲームをすることができるようになってきた。」


子ども達の声にもありますが、指導員の方々はグループごとに付き添い、自ら実演しながら詳しく教えていただきました。
おかげをもちまして、子ども達の自信につながり、次回のカーリング学習もとても楽しみにしています。
ご家庭におかれましても、事前にスキーウェアや手袋等の準備をしていただき、ありがとうございました。


今年度のカーリング学習は、各学年あと1回ずつ行います。
全道的に新型コロナウィルス感染症が拡大している状況ですので、感染防止対策には充分に気をつけた上で活動する予定です。
安全に、そして協力し合って、カーリングの醍醐味を体験しましょう!





秋の連休を終えると、後期の活動がスタートします

2022年09月16日 | 地域との連携
9月15日(木)は、妹背牛小学校の開校記念日でした。
明治31(1898)年に寺子屋としてはじまった妹背牛小学校は、今年で124歳を迎えました。
様々な学校と統合し、校舎も改築・改修を繰り返し、妹背牛町の子ども達の学びの場として歴史を重ねてきました。


長い歴史と伝統を受け継ぐ妹背牛小学校では、現在も91名の児童が元気に過ごしています。
年間の活動を通して9月は折り返し地点であり、秋の連休を終えると、いよいよ後期の活動がスタートします。
学校でも、あらためて交通安全を含む事故の防止と感染防止対策を心がけ、安全で充実した連休を過ごすよう呼びかけています。
また、9月21日(水)から30日(金)にかけて「秋の交通安全運動」として、ボランティアの方達が登校の見守りをしてくださることになっています。


朝晩は涼しい気温となりましたが、日中は爽やかな快晴に恵まれ、この季節は校外活動には絶好の機会です。
9月11日(月)には、ふれあい農園にて3~6年生が稲刈り体験活動を行いました。
13日(火)には、総合的な学習の時間として、3年生が郷土資料館を見学し、4年生は保護者のご家族の協力により農業について学びました。
どの学習も、前期の学習の重要な活動であり、これから各学年でまとめを行っていく計画です。


各学年では写生会も行われています。
2年生は車輌センターにて除雪車を描き、6年生は妹背牛神社へと出かけました。
現地で描くのは1回きりで、タブレットで撮影した画像を持ち帰り、後は学校で仕上げます。
描き上げた作品は、10月24日(月)から11月4日(金)まで校内作品展で展示されますので、ご来校の際はぜひご覧になってください。


こうした活動の全てが、地域の様々な方のご協力のもとに成り立っています。
あらためて、学校の歴史を振り返ると、妹背牛小学校は地域に支えられ、地域に根付いて教育活動を続けてきたことが分かります。
これまでの町の皆様の様々なご支援に、あらためましてお礼を申し上げるとともに、今後もご理解・ご協力をお願い致します。


妹背牛小学校は、令和10年には小中一貫校として新しい校舎となり、新しい歴史をつくっていくことになります。
小中統合に向けて、今後は町全体で計画・準備を進めていきます。
合わせて、これまで通り地域の様々なご協力を仰ぎながら、後期からも子ども達が生き生きと輝く活動を続けてまいります。


防災教室~避難所の模擬訓練等を行いました

2022年09月05日 | 地域との連携
9月2日(金)は、妹背牛小学校の一日防災学校の日でした。
例年、妹背牛小学校では、この時期に、防災意識を高めるために地域の協力を得て防災教育活動に取り組んでいます。
避難訓練を行うとともに、全学年で防災意識を高めるための授業や活動を行いました。


まず、子ども達には時間を知らせず、休み時間に地震を想定した避難訓練を行いました。
子ども達は、それぞれ別の場所で遊んだり休んだりしていましたが、警報と同時に近くの先生の指示に従い、速やかに避難ができました。
集合場所のグラウンドに全校児童が集合するまでに要した時間は3分58秒。
いきなりの警報でしたが、落ち着いて行動できていたと、立ち会った消防署の方から褒めていただきました。


避難訓練の後は、それぞれの学年で授業・活動を行いました。
1・2年生は、「防災カルタ」を使って、楽しく遊びながら、避難や防災についての知識を学びました。
3年生は、DVDで自然災害の怖ろしさや、速やかな避難行動の大切さを学びました。
6年生は、道徳の授業で安全についてのロールプレイを用いた実践的な学習を行いました。
4・5年生は、今年から初めての試みである避難所模擬訓練を行いました。


毎年、妹背牛小では、社会科の地域の防災について学ぶ学習で、自治防災担当の町職員の方から講話をいただいています。
今年は、妹背牛町の自治防災の担当であり、本校のPTA会長である梅田明好さんと、総務課職員である木村太翼さんを講師に招きました。
梅田さんは、講話だけではなく、実際に避難所が開設された際の体験活動を企画・準備していただきました。


具体的には、段ボールベットを組み立てたり、避難する住民と受け入れる職員の役を演じることで避難所の仕組みを体験したりする活動です。
段ボールベットの組み立ては、グループごとに時間を競うことで、子ども達も大変意欲的に取り組みました。
また、役割を事前に決め、その設定にしたがって避難所の模擬体験をしていく活動も、これまで取り組んだことのない新鮮な体験で、熱心に活動することができました。


梅田さん・木村さんのお二人は、子ども達からの質問にも丁寧に詳しく答えていただきました。
さらに、今後の学習のためにと、過去に妹背牛町を襲った水害の貴重な写真資料を貸し出したり、活動をした児童全員に防災食品(缶パン)を提供していただいたりと、様々なご協力をしていただきました。


3年前の胆振東部地震の体験は、子ども達の記憶にも残っています。
地震や暴風雨等、災害に対する危機意識や、安全についての学習は、ますます重要になってきています。
地域の方と連携しながらの防災教育は、大変有意義な活動です。
妹背牛消防支署の方々、及び自治防災担当の梅田さん・木村さんにおかれましては、この度の貴重な学習の機会にご協力いただきましたことを、改めてお礼申し上げます。




春の陽気の中、栽培活動がさかんです

2022年05月20日 | 地域との連携
春真っ最中の爽やかな天気に誘われ、休み時間には元気いっぱいに外へ遊びに飛び出す子どもが増えてきました。
この時期は屋外活動が楽しい時期。
小学校でも農業体験学習や栽培活動が活発に行われています。

5月16日(月)には、1・2年生が、ふれあい農園でいも・とうもろこしを植えました。
農園の方から種いもと、とうもろこしの種を手渡され、習った通りに植え付けができました。


5月18日(水)には、2年生と特別支援学級が、学校の教材園に枝豆等の種を植えました。
教材園は、各学年の野菜や、理科の観察用の植物などを育てる予定です。
天気や土の状態も良いので、順調に作物が育っていきそうです。


5月19日(木)には、3・4・5年生が、ふれあい農園で田植えを行いました。
この日の天気予報は雨だったのですが、何とか空ももちこたえ、無事に最後まで稲を植えることができました。
田んぼの泥に足を取られそうになりながらも、子ども達は列をそろえて稲を植え付けようと頑張りました。


5月20日(金)には、3・4年生が、「花いっぱい運動」として校庭にある円形花壇に色とりどりの花を植えました。
今年は、マリーゴールド・ペチュニア・インパチェンス等、128株の花を育てます。
校庭が華やかになりましたので、ご来校の際は、ぜひ花壇もご覧ください。


栽培や農業体験をすることで、ふだん自分達が食べたり触れている作物が、どのように育っていくか体験することは、とても重要な学習です。
自分達で育てた野菜のおかげで、野菜嫌いを克服する子どもの話は、とてもよく聞く話です。
また、妹背牛町は農業がさかんな町であり、地域や家族の関わる仕事を体験するという意味もあります。


ふれあい農園の方々や、教材園の畑おこしを引き受けてくださった5年保護者の渡辺さん、円形花壇の整備を担当してくださった高齢者事業団の方。
小学校の体験活動は、様々な地域のご協力のもとに成り立っています。
あらためまして、お礼を申し上げます。






たくさんのご協力に感謝申し上げます

2022年05月13日 | 地域との連携
5月12日(木)妹背牛小学校では「1年生を迎える会」を行いました。
当初の計画では、4月25日(月)に行う予定でしたが、感染拡大防止のため延期を余儀なくされました。
連休明けにようやく実施できましたが、感染状況は現在も予断を許さない状況であり、初のオンライン開催となりました。
各学年が、1年生を歓迎する発表やプレゼントの説明、お祝いのことば等をテレビ画面を通して1年生に伝えました。


1年生は、上級生からもらったおもちゃやメダル等のプレゼントに喜びながら、楽しくテレビを視聴しました。
全校が一堂に集まることはできませんでしたが、どの学年も1年生を歓迎する気持ちのこもった発表でした。
「1年生を迎える会」以外でも、6年生が朝のお世話をしていたり、朝や休み時間に声かけをしたり、上級生達が新しく学校の仲間となった1年生を優しく見守っています。
これからも、状況に合わせて可能な形で行事や各種活動を行いながら、子ども達同士の交流を深めてまいります。


すでにご承知の通り、4月最初の参観日も、各種PTA会議も、ほとんど中止となりました。
現在の状況では、感染拡大防止のために、お知らせやご検討いただく内容をやむを得ず書面にてお伝えしています。
保護者の皆様におかれましては、感染防止に対する各種対策・対応にご理解・ご協力をいただき、あらためて感謝申し上げます。

このような状況ではありますが、保護者や地域の皆様に直接ご協力いただいていることもたくさんあります。
4月30日(土)には、休日にも関わらず、昨年同様、5年保護者の渡辺様に、トラクターで教材園の土おこしをしていただきました。
おかげさまで、来週から各学年の野菜づくり等の畑活動をはじめられます。


5月9日(月)には、妹背牛小学校同窓会の総会を行いました。
会長の佐田様・副会長の小野様・幹事の西村様にお集まりいただき、今年度の同窓会の活動計画について話し合いました。
代表として少人数での開催ということで、感染防止対策上も問題なく実施できました。
各町内会の皆様には、毎年10月頃に同窓会費徴収のご協力をいただいており、卒業生記念品や図書購入など、有意義に活用させていただいています。


5月11日(水)にはPTA春の環境整備を行い、お忙しい中ですが、11名の保護者の方にご協力いただきました。
屋外での活動であること、密集を避けられるということで、無事実施できました。
最初にPTA副会長の佐々木様が、ショベルカーでグラウンドの整地をしていただきました。
その後、全員で町道や校庭の草刈り、落ち葉拾いを行い、すっかりきれいになりました。
6月4日(土)の運動会に向けて、大変助かります。



ここに記したこと以外にも、たくさんの方のご理解・ご協力に支えられて、学校は成り立っていることを実感します。
あらためて深く感謝を申し上げます。
今後も、妹背牛の子ども達が安全・安心に過ごしていくために、家庭-地域-学校の深い連携をお願い致します。

妹背牛小学校入学式~14名の新入生を迎えて、新年度がスタートです

2022年04月07日 | 地域との連携
4月6日(水)妹背牛小学校の新年度の活動がスタートしました。

これまで同様、列の間隔を開け、換気や時間短縮等、感染防止対策に気を配り、着任式・始業式を行いました。
着任式では、新しく妹背牛小学校に転任した職員からそれぞれ自己紹介を行いました。
2年生以上の全校児童は、背筋をきちんと伸ばし、それぞれの職員の話を聴きました。
その姿勢に、職員一同「さすが妹背牛の子達」と感心しました。


始業式の後、10時40分から入学式を行いました。
今年、新たに妹背牛小学校に入学した児童は14名。
緊張しながらも、しっかりした姿勢と表情で入場しました。


校長先生から、新入生へお祝いのお話をしました。
感染防止対策から入学式は5・6年生しか参加できませんでしたが、上級生全員が入学を歓迎していることを伝えました。


田中一典町長様からもお祝いのことばをいただきました。
色々なことに挑戦すること、友達を大切にすることなどのアドバイスをいただきました。


この他、PTA会長様、児童を代表して児童会長からもお祝いをいただきました。
また、たくさんの祝電等をいただきましたこと、この場を借りてお礼申し上げます。


30分ほどの式の間、新入生はお行儀良く話を聞き、これからの小学校生活に目を輝かせていました。

新入生を加え、今年度の妹背牛小学校全校児童は90名となります。
感染防止対策もこれまで同様に継続していかなければなりませんが、全校で集まる機会が限られていても、みんな仲良く協力し合えるのが、妹背牛小の子ども達の良いところです。
今年度も、90名が安全・安心して、元気いっぱい仲良く活動していけるよう、職員一同力を合わせていきます。
保護者や地域の皆様におかれましても、今後も学校の教育活動へのご理解・ご協力をお願いいたします。

ベトナム交流学習~地域おこし協力隊のヌーさん・モさんを招いて

2022年03月14日 | 地域との連携
5年生は、3学期の総合的な学習の時間として「ベトナムってどんな国?」というテーマで活動を進めてきました。
妹背牛町は、技能実習生等としてたくさんのベトナムの方が働いており、身近なところから国際的な視点を深めるには格好の題材だったからです。
5つのグループに分かれ、それぞれベトナムの食べ物・行事・産業・住居・ことばについて調べました。
3月4日(金)には、各班ごとに調べた内容の発表会を行いました。


発表会には、2人のゲストを呼びました。
妹背牛町の地域おこし協力隊員であるベトナム人のホー・ティ・ヌー・クインさんと、ファム・ティ・モさんです。
お二人は妹背牛町に住み、技能実習生の方のサポートをしたり、ベトナムの文化等を広めたりする活動を行っています。
自分達がベトナムについて調べた内容を聞いてもらうには、ピッタリの方々です。


まず発表会の前に、5年生全員でヌーさん・モさんを歓迎するセレモニーとして、音楽の時間に練習していた器楽曲を合奏しました。
それから、パワーポイントでまとめた資料を基に、それぞれのグループが調べた内容を発表しました。
発表内容だけではなく、聞きやすいよう発言内容を整理したり、工夫したり、みんなの熱意にヌーさん・モさんも感激していました。
素晴らしかったのは、調べた内容についてお二人に質問したり、お二人から補足説明を聞いたりすることで、さらに学びを深めた交流会になっていたことです。


3月9日(水)は、ヌーさんとモさん、妹背牛町役場企画財政課の塚原さんを講師としてお呼びして、国際交流事業を行いました。
ヌーさんとモさんは、ベトナムと日本の文化の似ている部分や異なる部分、ベトナムの学校生活などを紹介しました。
ベトナムの文化等を広める活動を行ってきたヌーさんとモさんでしたが、先に5年生が調べた内容がなかなか詳しかったので、一部紹介内容を修正したそうです。
お二人の日本語も資料も分かりやすく、5年生のみんなはお二人のお話にすっかり引きつけられていました。


特に、5年生のみんなが驚いたのは、ベトナムの学校生活です。
ベトナムの夏は非常に暑く、夏休み期間が3ヶ月もあることや、チャイムの代わりに太鼓を叩いて授業の区切りを教えること、休み時間には売店で自由に食べ物が買えることなどが紹介されると、たくさんの子が興味深そうに質問をしていました。
後半には、ベトナムについてのクイズ大会が行われ、とても盛り上がりました。
クイズの正解者だけではなく、全員にベトナムのお菓子のお土産も用意され、全員が笑顔で活動を終了しました。


今回のベトナム交流活動については、3月11日付の北海道新聞、12日付の北空知新聞にも、それぞれ記事となりましたので、お読みになられた方も多いと思います。
交流事業後に5年生に行ったアンケート調査では、100%の子が「面白かった」と回答し、ほとんどの子がヌーさん・モさんをまたお招きしたいと考えています。
これから地域おこし協力隊のお二人が何かイベントを行う際には、今まで以上にたくさんの子が注目し参加することでしょう。
今回の活動をきっかけに、みんなで妹背牛町の地域事業や国際交流に関心を広げていきましょう。


卒業生への想いを伝えて~同窓会入会式と6年生を送る会

2022年03月07日 | 地域との連携
3月18日(金)は妹背牛小学校の第51回卒業証書授与式です。
今年も感染症拡大防止のために、在校生は4・5年生のみの参加とし、時間を短縮するなどの対策を講じて、卒業式を行います。
全校児童が集まり、たくさんのお客さんをお招きして、盛大に卒業をお祝いしたいのですが、現在の状況ではどうしても制限が必要です。
たとえ限られた人数や時間であっても、全校をあげて、そして地域の方々のお祝いを受け止めながら、卒業生を送り出すことに変わりはありません。


2月28日(月)は、6年生の同窓会入会式を行いました。
同窓会会長である佐田惠次様をお招きして、今年で開校123年となる妹背牛小学校の歴史と、6年生を同窓会に迎え入れる歓迎のお言葉をおただきました。
また、各町内会にご協力をいただき、10万円以上の寄付金が集まったご報告もいただきました。
寄付金に関しては、児童図書の購入や卒業生記念撮影代金等として活用させていただきます。
この場を借りて、各町内会と妹背牛小学校同窓会の皆様にお礼を申し上げます。


同窓会入会式では、6年生1人ひとりが卒業後の目標に向けて、決意をしたためた四字熟語の書道作品と、その発表を行いました。
また、タイムカプセルに1人ひとつずつ記念の物を納めました。
タイムカプセルは学校で保管され、8年後の成人式に開封されます。
成人式の時に、再会し思い出の品々を観て語り合う成長した卒業生の姿が今から楽しみです。



毎年この時期には「6年生を送る会」を行います。
1・3年生は自作のプレゼントを贈り、その他の学年は6年生へのお祝いのメッセージを込めた発表を行います。
今年は感染防止対策のため全校児童が集まることができないため、プレゼントは事前に6年生に渡し、各学年の発表はあらかじめ動画に撮影して、それぞれの学年ごとに視聴しました。
どの学年の作品・発表も、卒業生とのお別れを惜しみ、それぞれ想いや工夫が凝らされたものでした。


1年生のメッセージ動画にこんなセリフがありました。

 コロナがなかったら、一緒に遊べたのに
 コロナがなかったら、一緒にお掃除ができたのに
 とっても残念です
 1年生は、メッセージカードとあさがおの種をプレゼントします
 種は、私たちが一生懸命育てたあさがおから採りました
 中学校に行っても、あさがおみたいに元気に明るくがんばってください


1年生の気持ちは、全校児童・全職員の想いそのものです。
私たちは、コロナの時代であるからこそ、たとえ直接会えなくても、想いをきちんと相手に届けるということの大切さを皆で学んできました。
卒業生の皆さん、在校生や先生方、地域のたくさんの方々が、あなた達をこれからも応援し続けていくことを忘れず、将来の夢を叶えられるよう頑張ってください。


 妹背牛小学校教育目標

   1 心身ともに健康な子  2 よく学び、深く考える子  3 明るく、心豊かな子