ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

アメリカ振付の夕べー初演-2月13日-In the Upper Roomー

2007年02月25日 | Weblog

最後の演目はIn The Upper RoomというMs Twyla Tharpが1986年にイリノイで彼女のTwyla Tharp Danceで初演したバレエでした。これはこの日最高のバレエで大好評。特に目立ったのはナタリア オシポバ。このバレエはボリショイ通経由の情報ではスポーツの応援のような動きとの話でしたがクラブの踊りのような動きもあって若いオシポバは生き生きと踊っていました。シプリナとオシポバが二人で踊る場面が多かったのですがオシポバ程はクラブの踊りには乗れていませんでした。

写真中央の黒い服の男性はStagingのKeith Roberts

最初は縦じまの服でかけっこしたり泳ぐかっこをしたり確かにスポーツの要素が可也あるバレエでした。音楽フィリップ グラスで早いバレエの動きに合ったテンポの良い音楽。オケを使わずコンピューター・シンセサイザーの操作者が一人オケボックスにいてコンピューターを操作。最後のほうに女性の声やピアノの演奏など入っていましたがこれらも多分シンセサイザーの音でしょう。

最後のほうはこのカテコのように男女とも赤い服に着替えて登場。

オシポバとシプリナの正面を向いたままでバックする動きが可也目に付きました。無事ぶつからずに踊っていました。

前の2作は未だ消化不良がありありでしたがこの演目は特にオシポバのように楽しんで踊っているダンサーがいて見ているほうも楽しくなる踊りでした。

登場ダンサーはパンフ上は1から全員登場の9まで色々な組み合わせの登場人物の説明が書いてあるのですがHP上の参加メンバーは下記です。

マリアンナ リュジキナ、アンドレイ メルクリエフ

エレーナ アンドリエンコ ヤン ゴドフスキー

エカテリーナ クルサノバ、デニス メズベテフ

エカテリーナ シプリナ、デニス サビン

ナタリア オシポバ、アントン サビチェフ

アンナ ニクリナ、アレクダンダー スモリヤニノフ

ヌリア ナギモワ、

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