モスクワ特派員Hさんの寄稿の続きです。
2009年1月7日 白鳥の湖
オデット=オディール: マリア・アレクサンドロワ
ジークフリート王子: ルスラン・スクバルツォフ
悪の天才: ドミトリー・ベロゴロフツェフ
アレクサンドロワの黒鳥がよかったです。
視線の投げ方、微笑み方といった表情・表現がなんとも素晴らしく、
舞台の上で進行している物語にぐんぐん引きずり込まれました。
しかし、彼女の白鳥は悲しみを前面に押し出しすぎているような
印象を受け、白鳥姫としての気高さがあまり感じられなかったような
気がします。
王子のスクバルツォフですが、もう少し見ごたえのあるダンサーに
成長してくれるといいのですが。。。
残念だったのは、不調をおして出演したベロゴロフツェフがこの公演で膝を決定的に故障してしまったことです。一日も早く復帰できることを願ってやみません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます