2月24日に12月9日の初演を見た戦争と平和を再び見ました。
今回は2回目及び前回見た後に2本の映画をじっくり見て全体の筋を把握した後だったので多数の登場人物も落ち着いて見ることが出来ました。
ナターシャ役がMaria Pakhar (前回Yekaterina Scherbachenko) (ソプラノ)、アンドレイ役のMikahall Diyakov (前回Andrey Grigoriev (バリトン))と主要メンバーは全く違う舞台でした。
指揮者は前回と同様 総指揮・音楽監督でもあるアレキサンドル・ベデルニコフでしたが今回じっくり指揮を見ていて気がついたのですが彼は指揮棒を最初は持っていなかったのに途中で持ったり又持たなかったりめまぐるしく持ち変える指揮者でした。表情豊かに大きく振るときは指揮棒持たず細かい表現をしたい時に持つというようでしたがオケのみんなは馴れているのでしょう。
それとプロンプターがこの舞台では中央のいつもの場所でなく下手からやっていました。特に雪姫の時は中幕があったためかプロンプターの声がやけに聞こえて耳ざわりだったりしたのですが下手からやられるのも馴れていないせいか一寸気になりました。無論これは最前列辺りのお客だけの贅沢な悩みだと思いますが。
肝心の舞台そのものの出来も前回の初演の時よりもこなれているのは当たり前ですが役者が堂々としており安心して見ることが出来ました。
カーテンコールの動画です。
ボリショイ劇場の2階で休み時間中に上映しているPromotion Videoの中の戦争と平和の部分です。 ナポレオンは今回と同じ小さい人物ですね。
少なくともマリンスキー劇場ではやっていませんしそのようなTVが置いてありませんね。
ボリショイでも旧劇場ではそのようなTVはなかったと記憶していますのでやっていなかったのでは。
新Stageでは休憩時間を過ごすSpaceに液晶TVが置いてありそこで流しています。これからやるバレエやオペラのPromotion VIDEOなのでこれを見てじゃ次はこれを見ようと決める人も居ると思います。良いIDEAですよね。