3月5日のマチネでショスタコービッチ作曲の明るい小川(The Bright Stream)を見ました。1935年初演から48回目ですが2003年版で37回目と最近頻繁に上演されています。昨年11月4日に見た際は32回目でしたから4ヶ月で6回上演されています。
初演のソ連時代は酷評され殆ど上演されずお蔵入りした物を2003年に復活させたという作品です。
初秋コーカサスで収穫祭の準備に盛り上がるコルフォーズ「明るい小川」を舞台にした2幕のコミックバレエで休憩入れて2時間5分と短い舞台。
主人公ジーナ(Nipa Kaptsova 写真右)は以前バレリーナを目指していたが現在は農学生のピョートル(Vladimir Neporozhny 写真中央)の妻。そのジーナと旧友のバレリーナ(Yelena Andrienko 写真左)がこのコルフォーズの収穫祭に呼ばれて再会。バレリーナのパートナーのバレエダンサー(Yan Godovsky 写真左端)が近所のダーチャの住人の御主人(Andrey Melanin)を懲らしめるために女装して踊り、逆にその妻(Yeugeniya Volochkova)を懲らしめる為バレリーナが男装して踊る、バレリーナに惚れたピョートルを懲らしめる為ジーナがバレリーナになりすまして踊るといった笑いの耐えない舞台です。
PR VIDEOをご覧ください。バレリーナに化けたバレエダンサーの踊り、次にバレリーナに化けた妻とそうとは知らず恋するバレリーナだと信じて喜んで踊っている夫の踊り、そして最後はフィナーレでバレリーナに化けていたのは妻だと知り妻を見直した夫と村人達のフィナーレです。今回のバレエダンサーはそれ程高く無いYan GodovskyでしたがこのPR Videoでは11月4日に見た際にバレエダンサーをやっていた背が高いSergey Filinですので余計笑いを誘います。
カーテンコールの動画もご覧ください。尚動画をご覧になれない場合はFlash PlayerをDown Loadください。
あらすじは大変詳しくボリショイのパンフレットを翻訳したサイトを見つけましたのでこちらをご覧ください。
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