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風を読む-Newsモーニングサテライト-

モーニングサテライト・ウォッチ

2016.3.1 Newsモーニングサテライト

2016年03月01日 07時00分00秒 | MS

■マーケット

NY株は下落
週明けは方向感のない動きです。中長期的な展望が持てない以上、目先の材料に一喜一憂せざるを得ない状況のようです。G20での宣言もむなしく、中国が人民元の基準値を5日連続で切り下げ、中国景気への不安が再燃。アメリカの製造業の減速や、住宅指標の悪化も心理を冷やしました。ただ、悪い材料ばかりではありません。中国が、預金準備率を引き下げた事、原油価格の上昇や個別企業の好決算等も好感されたものの買い一巡後は、再びマイナス圏に突入、引けにかけて下げ幅拡大です。現在の株価、揃って下落です。ダウが続落、123ドル安、1万6,516ドル。ナスダックが32ポイント下落です。4,557、4日ぶりの反落です。S&P500が続落、15ポイントマイナスの1,932です。


【NY証券取引所中継】米指標に要注意
解説はノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルの三浦洋平氏
明日のISM製造業景気指数に注目。直近ドル高の一服により、製造業の活動は幾分改善したと言われてまして、先週の耐久財受注もいい内容でした。ただ今日のダラス地区やシカゴ地区の数字も芳しくなく、さらなる確認が必要で、その意味で最も重要な指標になります。ISM非製造業景気指数にも注目したい。先週発表されたサービス業PMI(2月)は49.8で市場予想を大きく下回り、2013年10月以来の低水準です。アメリカのGDPの7割は消費で支えられ、サービス業の失速は消費の弱さを裏付ける結果となります。今月はFOMCもありますので、もし弱い数字が出た場合、FRBがどのような見方をするのかも注目です。


【NY証券取引所中継】米決算を読むカギ
解説はノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルの三浦洋平氏
朝方は中国の預金準備率引き下げに反応し上昇する場面がありましたが、アメリカのマクロ経済指標が振るわず、午後は勢いを失い、結局ダウは100ドル以上下落しました。
会計基準の違いによって業績の出方に乖離が生じている点が一部で指摘されている。アメリカの企業決算報告ではGAAP(米国会計基準)とNon-GAAP(非米国会計基準)の2つが存在します。実はこの2つの1株利益の乖離が20%近くまで拡大し、金融危機以降の平均値8%乖離を大きく上回っています。いわゆる「調整後」というフレーズを使うNon-GAAPの場合は、「一時的」「特殊要因」を除く「調整後」の決算内容を示す場合が多いです。例えば石油企業が原油価格の下落で資産の減損処理をした場合や金融機関の訴訟費用などがこれに該当します。問題は企業側が一時的と捉えたものも、市場も同様に一時的と捉えるかという認識の差にあります。ITバブルの時期に上場企業が調整後の業績を主に開示していて、当時のSEC(証券取引委員会)が調整前の業績も同時に見るべきとし、調整後の業績開示を条件付きで認めてしまっています。SECの関係者も本来はGAAPを見るべきとしているものの、すぐに変更できない現実もあります。各業界の慣習などもあり、一概にどちらがいいとは言いにくいのですが、本来は個別企業単位で細かく見る必要があると思います。今回決算の場合、S&P500全体の株価収益率は、GAAPで見た場合は17倍で、Non-GAAPで見た場合は22倍で、Non-GAAP(調整後)で見た場合は割高と指摘される可能性に注意が必要です。


【為替見通し】注目ポイントは「ドル円の変動率」VIX指数とボラティリティ.JPG
解説はSMBC信託銀行プレスティアの尾河眞樹氏
112.20~113.50
ユーロ圏の消費者物価指数がマイナスに転じたことから、ユーロ安ドル高が進みました。一方ドル円のほうはアメリカの株安でやや円高傾向となっています。
市場の不安心理を示すVIX指数とドル円の変動率(ボラティリティ)を重ねてみますと、株式市場のほうの不安心理は収まってきた一方で、ドル円のボラティリティは依然高止まりしています。日銀のマイナス金利導入で、本来日米の金利差を見れば円安ドル高になりやすいはずなんですが、ボラティリティが高いことで金利差よりもこれを上回る為替差益のほうを狙って足元は投機筋が積極的に円買いを仕掛けている状況だと思います。徐々にドル円のドル指数.JPGボラティリティも落ち着いてくると思いまうけれども、アメリカの景気減速懸念がくすぶっている以上は、アメリカでいい経済指標が出てこないと、ドル円の本格的な反発は難しいと思います。今週金曜日のアメリカの雇用統計ですけれども、雇用の伸びが前月比20万人前後、平均時給は前年比2.5%と予想していますが、予想通りいい結果となれば、アメリカの金利の上昇と共にドル指数が徐々に反発すると見ています。









【日本株見通し】注目ポイントは「米大統領選挙」過去ダウ.JPG
解説は大和証券の木野内栄治氏
15900~16200
アメリカの経済指標が弱いので少し安寄りで始まるだろう。昨日は中国株が大幅安で日本株もマイナスになりましたが、今日は中国で生産が出てきてますので、中国株がプラスになれば日本もプラスになってくる。
米大統領選は不透明感が強いが、その大きな要因は現職大統領が出馬しない年だからと思う。極めて有力な候補が固まっていないという事なんだろうと思います。過去の現職大統領が出馬しない2期8年終わった年を見てみますと、ダウは3月に底をつけている年がほとんどです。スーパーチューズデーがあって徐々に次の候補者が絞られてくる、あるいは本命の候補者も政策が固まってくる時期だと思います。不透明感がなくなってそろそろアメリカ株の上昇に期待したい。



【世界の株価】29日の終値
総合指標.jpg












■今日の予定

16年度予算案衆院通過
10-12月期法人企業統計
中国・2月製造業・非製造業PMI
米・大統領選スパーチューズデー
米・2月ISM製造業景気指数


■解説は大和証券の木野内栄治氏。

・ G20でマイナス金利はなまり歓迎されていないようだが・・・?
3月10日のECB理事会では何らかの金融緩和の措置が取られる予告されてるんですが、マイナス金利政策の拡大ができないとなると、他の手も考えないといけない。

・ 中国、預金準備率引き下げ
株価が下がっている中で、各国は通貨安政策というそしりを受けないように工夫しながらやっていると思う。今回も中国の金融緩和というと元安になるという不安感があると思います。過去の中国の預金準備率の引き下げ局面を見ますと、2015年8月25日の時は日経平均のボトムを形成していますし、2015年10月23日は株式上昇局面でした。従って中国の金融緩和は株式市場にとってはプラス材料と受け止めています

・【経済視点】 政策総動員
これはG20で謳われたキーワードです。早速中国も金融緩和、3月10日にはECDも何かをする。微妙なさじ加減でいろんな政策が出てくるんですが、3月15日の日銀政策決定会合に注目していきたい。


■【プロの眼】プロの目(日本バブル).JPG

株価反発力に国際的な余剰資金!?
年初からの株安要因はBRICsブームで作られた過剰設備の解消が背景。例えば中国に関しては自動車の余剰生産設備は年間2,500万台規模。過去の例からみると現在はこうした過剰解消のプロセスが進み、そろそろ国際的な余剰資金が新しい産業に向かいやすい局面で、3月からは世界の株式が上昇力を取り戻す可能性があるとみている。解説は大和証券の木野内栄治氏。
3月からは世界的な株式の上昇力を取り戻してくる。背景は世界的な資金余剰が原動力になると思います。これまでの株価安は一言でいうと2007~2008年のブリックスブームで作られた過剰設備の解消の過程が不安感の背景にあると思います。中国に過剰設備があるのはもちろんですが、シェールの開発が進んで中東で精油設備を作りすぎて減産できないとか、あるいは日本も例外ではなくて、シャープが1兆円の国内投資を決めたのも2007年です。世界経済が拡大するということで作りすぎてしまった設備の解消のプロセスに今ある。投資・融資・設備の3つの過剰がある。
過去の日本のバブル崩壊の経験と、今の中国の現状とすごく似ている。日本の場合を見ていくと、バブル崩壊後、公共投資で誤魔化そうとするわけですが、何も変わらなくてむしろ通貨高になって国内の向上が海外に流出していくことになります。これによりまず投資が抑制される時期があり、株価も下落して止まらない。次に資本が流出しますので、通貨安に転じていきます。いわゆる資金逃避が起きて融資が止まって過剰な債務が整理されて金融機関の不良債権などが表面化してきます。その頃には危機打開のための国際的な金融緩和が講じられて、結果的に日本からお金が逃げ出していき、先進国がお金を余らせて、お金をお金で押し返すということで、1998年ごろに資金流出が止まってきた。その頃の日本が今の中国に似ていると思います。その過剰なお金が行先を探しますので、ITバブルが発生しました。これは過剰な設備がまだまだありますので、新しい技術のところにしかお金は行かないということだと思います。
ですからこれからはおそらく今回でいえば自動運転・ロボット・AIなど今までになかったようなところにお金が向かうと思います。ということでこれまでの過剰設備が陳腐化していくというプロセスを歩むと思います。
98年10月に株はボトムなんですが、2か月前に為替は転換しているんです。円安が終わってドル安に転じてから、2カ月すると株高になりました。今も1月に為替は反転していますので、3月は株式の上昇基調が強まるタイミングかもしれないと思います。


■ニュース

シカゴPMI 予想を大幅下回る
アメリカの製造業の減速を示すデータが相次いで発表されました。シカゴ購買部協会が発表した2月のPMI=購買担当者景気指数は、47.6と市場予想を大幅に下回りました。拡大と縮小の境目となる「50」を2ヵ月ぶりに下回りました。2月は雇用指数が2009年11月以来の水準まで低下し5ヵ月連続で「50」を下回っています。さらに、ダラス連銀が発表した2月の製造業活動指数も市場予想を下回るマイナス31.8でした。こちらも、雇用が2009年11月以来の低水準になったほか新規受注も景気後退期だった2009年5月以来の水準まで落ち込みました。


米中古住宅成約指数 大幅低下
アメリカの1月の中古住宅成約指数は、販売価格の上昇などが影響し13年12月以来の大幅な低下となりました。指数は106と、前の月に比べ2.5%のマイナスで、市場予想を下回りました。ただ、南部以外の地域では、去年の1月より高い水準で推移しています。発表元は、「天候要因もあったものの、価格の上昇や在庫の問題が影響した」としています。


ユーロ圏消費者物価 5ヵ月ぶり↓
ユーロ圏の2月の消費者物価指数は、1年前から0.2%低下し、5ヵ月ぶりにマイナスに転じました。市場の予想も下回りました。また、食品・エネルギーを除くコア指数は、0.8%上昇したものの、1月のプラス1%から伸びが鈍化しました。ECB=ヨーロッパ中央銀行への追加緩和策を求める圧力が強まる可能性があります。


テーザー決算 売り上げ過去最高
電気銃など警察向けの装備メーカー大手テーザー・インターナショナルの去年10月から12月期の決算は、売上高が過去最高を記録しました。1株利益も予想を上回りました。売上高が伸びている背景にはアメリカで警察官による射殺事件が頻発し、ボディーカメラの着用を義務付ける警察が増えているためです。好決算を受け、株価は一時、18%上昇しました。


買収交渉の期限を延長
経営再建中のシャープは台湾の鴻海精密工業による買収交渉についてきのうまでとしていた交渉期限を延長することを発表しました。シャープは先月25日の臨時取締役会で、鴻海の傘下に入ることを決めていましたが鴻海は、シャープが提出した総額3,500億円に上る将来、債務になる恐れのあるリストについて「精査する必要がある」として、正式な契約を保留していました。鴻海の関係者はテレビ東京の取材に対し「交渉は1~2週間でまとまる見通し」としていますが、精査の結果によってはシャープへの買収条件の見直しもあるとしています。


東電元会長らを強制起訴
福島第一原発の事故をめぐり、東京電力の元会長ら旧経営陣3人が大津波対策を怠ったとして、検察官役の指定弁護士は業務上過失致死傷の罪で東京地裁に在宅のまま強制起訴しました。強制起訴されたのは、東京電力の元会長・勝俣恒久被告、元副社長・武藤栄被告、元副社長・武黒一郎被告の3人です。起訴状によりますと、3人は、津波対策を講じないまま原発の運転を続けて重大事故を発生させ、近くの病院から避難した入院患者44人を死亡させるなどした罪に問われています。3人については、東京地検が2度、不起訴処分としましたが、検察審査会が去年7月、「起訴すべき」と議決しました。原発事故の刑事責任が、初めて法廷で争われることになりますが、原発事業者に課せられた注意義務の範囲をどう判断するかが大きな焦点となります。


高浜4号機の原子炉停止
26日に再稼働し、試験運転中の関西電力高浜原発4号機できのう、発電開始の作業を始めたのと同時に、発電機が止まるトラブルがあり、原子炉が緊急停止しました。関電によりますと、送電する電力の電圧を上げる「主変圧器」の故障の可能性が高いとみられます。関電は、原子炉の冷却は正常に行われており、外部環境への影響はないとしています。


中国が追加の金融緩和
中国人民銀行は、追加金融緩和に踏み切り、金融機関から強制的に預金の一部を預かる預金準備率を、きょうから0.5%引き下げます。準備率引き下げは、2014年11月に始まった今回の金融緩和局面で5度目です。先週末に上海で開かれたG20=20の国と地域の財務相・中央銀行総裁会議で、世界経済の安定に向け、各国が政策を総動員するとした声明を採択したことを受けた措置とみられています。


アダムズ方式「20年以降に」
安倍総理大臣はきのう、衆議院の選挙制度改革をめぐり、人口比をより反映する定数配分方式のアダムズ方式の導入は、次の本格国勢調査が行われる2020年以降になるとの認識を示しました。アダムズ方式は有識者調査会が「1票の格差」を是正する案として示しているもので、民主党などの野党は、2010年の国勢調査などに基づき、早期の導入を求めていますが、自民党はこれに否定的で、対立が続いています。


英で30年ぶりの日刊紙創刊
イギリスでは30年ぶりとなる日刊紙「ニュー・デー」が29日創刊されました。2週間の割引期間の後は、1部50ペンス=およそ80円で販売されます。女性や新聞を読むのに多くの時間を割けない人が主なターゲットで、話し言葉で書かれた短い記事や写真を多用しているのが特徴です。イギリスでは高級紙のインディペンデントが今月末からの電子版完全移行を決める中で、新たな新聞の挑戦に注目が集まっています。


米クリントン氏 トランプ氏が優勢
1日は「決戦の火曜日」、スーパーチューズデーです。民主党はクリントン前国務長官、共和党は「不動産王」、トランプ氏が選挙戦を優位に戦っています。1日は、あわせて13州で党員集会や予備選が行われます。CNNなどによりますと民主党はクリントン氏、共和党はトランプ氏がリードしていて、両候補ともに多くの州で勝利を収めれば指名獲得に大きく前進します。結果の大勢は1日夜、日本時間の2日正午ごろ判明する見通しです。明日のモーニングサテライトでは、現地からの2元中継を交え注目のスーパーチューズデーを詳しくお伝えします。


■日経超特急

①丸紅はエジプトで石炭火力発電事業に参画します。総事業費は4000億円を超える見込みで実現すればエジプトの発電能力のおよそ1割強に相当する大型プロジェクトとなります。インドでの新幹線受注に続き、安倍政権が推進するインフラ輸出が加速します。
《首脳会談を契機にエジプトでの事業が相次ぐ》
丸紅・・・石炭火力発電所の事業化調査に着手。出力400万キロワットと同国最大の火力発電所を目指す。
伊藤忠商事・・・火力発電所の燃料となる石炭供給の事業化調査を開始。自社が出資する南米コロンビアの鉱山から輸出。
住友商事・・・同国で火力発電所の事業化調査を検討
三菱商事と三菱重工業・・・ガス複合火力発電所と海水淡水化施設建設の事業化調査を開始。
JFEスチール・・・同国最大の鋼鈑メーカーに鉄鋼商社の伊藤忠が丸紅鉄鋼と出資。めっき加工などの技術も支援。


②経済産業省が昨日発表した鉱工業指数によると、1~3月の生産の予測指数は前期比0.3%の低下でした。アメリカと中国の景気への懸念から設備投資を先送りする動きが出ていて、機械や電子部品が冴えません。また鉄鋼など素材は在庫が重荷となっています。

③DeNAはロボット開発ベンチャーのZMPと神奈川県藤沢市内で公道を走る自動運転タクシーの実証実験を始めました。実証実験はDeNAとZMPが共同出資するロボットタクシーが手掛けます。トヨタのミニバン「エスティマ」にレーザーセンサーやレーダーなどを搭載した専用車両が藤沢市内の住宅地とスーパー「イオン藤沢店」を結ぶ片道2.4kmを走ります。公募した近隣住民10人が参加し、11日まで実施します。


■日刊モーサテジャーナル


①アカデミー賞
注目は、司会を務めた黒人コメディアン「クリス・ロック」。2年連続で演技部門の候補者が全員白人で人種差別の批判が出ていました。
NYP「授賞式を席巻したのはロックさん。人種差別の批判を笑いに変えた。」
NYT「差別が問題となる中、ロックさんは司会者として適任だった。まるでハリウッドの罪深さを明らかにするために現れたようだ。ロックさんが真正面からこの問題を取り扱ったからこそ、授賞式は救われた部分がある。」


②iPhoneのロック解除でアップルとFBIの対立が深まる中、日増しに注目が集まる最先端の暗号化技術。
WP「個人だけでなく企業向けの暗号化技術もビジネスとして盛り上がっている。とりわけ企業向け暗号化技術として有名なスイス企業サイレント・サークルが販売しているブラックフォン。徹底した情報管理で、例えば一定の時間が経過するとメッセージを消去する機能が搭載されています。銀行などセキュリティが厳しい企業での購入が増加していて、今後企業向けデータセキュリティ市場は数十億ドルに上る見通し。」


③3月1日はスーパーチューズデー
WP「共和党内でトランプ氏に対する批判が高まっていて、党は分裂の危機にある。先週末、白人至上主義を掲げるKKKの元幹部がトランプ氏を支持したのに対して、トランプ氏が拒否しなかったとして、共和党内から怒りがわき起こっている。共和党のアイデンティティは危機的な状態に陥っていて、今回の選挙で共和党が一枚岩になれるのか疑問の声が上がっている。トランプ氏を止めるにはルビオ氏。クルーズ氏、ケーシック氏のうち、1人か2人撤退する必要がある。」


■【リーダーの栞】柿安本店 赤塚保正社長

今回のリーダーは、精肉・惣菜事業を展開する柿安本店の赤塚社長。紹介する本は、セブン&アイHDの鈴木敏文会長が書いた「変わる力」。“変化に対応できない会社は生き残れない”。セブン-イレブンをコンビニ最大手に育て上げた鈴木会長の経営哲学を語った1冊。赤塚社長は特に「過去の成功体験にとらわれてはいけない」という言葉に注目、自社の新事業に対する姿勢と重なるといいます。


■ビジネス書最新ランキング

1.1日36万円のかばん持ち 小山昇
2.幸せになる勇気 岸見一郎/古賀史健
3.嫌われる勇気 岸見一郎/古賀史健
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5.もう一度、夢見ることから始めよう 中野博/新庄一範


■【ネタのたね】

北海道新幹線限定ポテトチップス
カルビーはきのう、今月26日に開業する北海道新幹線を記念し「期間限定ポテトチップス」を発売しました。新幹線の発着駅にちなみ、北海道産の玉ねぎと東京湾で取れた江戸前のりを使用した2種類。玉ねぎの甘さや海苔の香ばしさが味わえます。ポテトチップスはおやつだけでなくおつまみ需要もあり年々市場は拡大しています。カルビーでは、ご当地ものなど年間100種類もの限定チップスを販売していて限定品を足掛かりに売り上げアップを狙います。


異形の安眠枕
変わった形のこの枕、安眠を追求したらこうなったそうです。この切れ込み部分がポイントで横向きに寝た時に耳が圧迫されません。またうつ伏せの時も鼻や口が枕に当たらず快適な睡眠を促します。近年、不規則な生活などで5人に1人が不眠などの悩みを抱えているといわれ、睡眠効率を高める商品の需要が高まっています。この枕、5年かけて開発され値段は1万7,000円ほどとちょっと高めですが、今後は海外にも販路を広げたいとしています。




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