長池公園生き物図鑑勉強会を毎月行っているが、今月は郊外への観察会を昨日行った。
梅雨の時期で雨を心配したが、少し晴れ間もあり、それほど暑くない観察日和であった。
3連休の初日ではあるが、道路はそれほど混んでいなかったのは幸いである。
今回は都合悪い人が多く、参加は3人と大変ゆったりとしたもので、オオモノサシトンボを探しにTさんに案内してもらった。
オオモノサシトンボは絶滅危惧種で関東と新潟県、宮城県とその他若干の地域にわずかに生息しているという。
そこは、アシやガマがびっしり生えている小さな湿地であった。
着くとあっさりとTさんが見つけてくれた。
おー、これですか。
このオスは、モノサシトンボに比べてやや大きく、真っ黒に見えた。
モノサシトンボのオスは腹部第8節まで黒いが、このオオモノサシトンボのオスは腹部第9節まで黒く第10節も一部黒い。
白色の部分が、ほんの先端だけである。
正面顔も撮影してみた。
モノサシトンボの顔の形だが、微妙に違う。
未成熟なメスもいた。
メスは成熟しても、足の一部が白くはならないそうだ。
この日は、なかなかじっとしていなくて、ちょっとこちらが動いただけで、スーと遠くへ移動してしまい、なかなか撮影させてくれなかった。
他の場所に行って、もう一度撮影しようと昼頃戻ってくると、なんと一頭も見つけることができなかった。
その後車で40分ほど移動して、別の絶滅危惧種のイトトンボを探しに行ったが、残念ながらどうしても見つけることができなかった。
しかしながら、たくさんのチョウトンボや、アジアイトトンボ、ハグロトンボ、ギンヤンマ等々の良い写真が撮れて、大変楽しい観察会になった。
Tさん、Kさん、久しぶりの楽しいトンボ観察会をありがとうございました。
このイトトンボと言うのが私は大好きで
ましてや未見のイトトンボとなれば
羨ましいかぎりです。
にしても秀さんの撮る正面顔もいかしていますね。
断トツナンバーワンですが、何気に
次の未成熟のメスと言うのもいい感じですね。
ではでは。。。。。。や
いつもコメントでおだててもらうので、その気になっています。
以前から、トンボはチョウよりもなぜか苦手なのですが、イトトンボは大好きです。
正面顔は誰かの影響で必ず撮るようになってしまった!!