




このところ週末になると台風が接近してくる。
今日は午前中きれいな秋晴れで気持ちが良かったが、午後になると雲が増えてきた。
午後遅く近所を回り、少し暗くなった帰り際にこんな10mmほどのウンカを見つけた。
これは見たことがないようだ。
帰宅して調べてみると、ウチワコガシラウンカのようだ。
数年前の8月に奥多摩で一度だけ撮影していたのをすっかり忘れていた。
そこで、長池公園生き物図鑑で検索すると、何とまたウンカヨコバイの師匠Tさんがすでに2009年に登録していた。
残念。
またも種名のはっきりしない昆虫です。
古い伐採木に何かいるなと思ったのですが、暗いし動かないし、数mmなので肉眼ではどちらが頭かもわからないので、とりあえず撮影したものです。
やがて、ゆっくり動いているのがわかったし、ルーペでよく見ると頭らしいのもわかった。
Tさんから、ミナミマエグロハネナガウンカの幼虫ではないかとコメントをもらった。
しかし、いくら検索してもこのミナミマエグロハネナガウンカの幼虫の画像が出てこないので、どうもはっきりとわからない。
もし、お分かりの方がいたら、お教え願います。
今度見つけたら、飼育してみようと思う。
2018/10/11 追記
その後、この写真の胸や背の特徴から、題名を変更しました。
ツバキの葉をめくっていたら、2~3mmの黒い点があった。
肉眼では黒点にしか見えないが、どうも虫のようだ。
撮影したのをカメラで拡大して確認すると、大きな眼が見えてやはり昆虫。
何枚か撮影していると、点から足が出て歩き出してしまった。
とげとげの後肢がある。
クロヒラタヨコバイの幼虫のようだが、これも似たようなのがいるみたいだ。
たぶん、クロヒラタヨコバイの幼虫だと思うが、一応?付きとした。
手すりにコミミズクの幼虫がいた。
寒くなる頃になると、このコミミズクの幼虫が見られるようになる。
なかなか成虫は見つからないが、幼虫は手すり上では容易に見つかる。
でも、ここまで緑色なのは今まで撮影していなかった。
だいたい茶色系で、焦げ茶色が多い。
じっとしているので、少し立ち上がってもらおうと、尻にそっと触ったら、びっくり。
50cmくらい一瞬で飛んで消えた!!!
今まではのろのろと歩きだすくらいだったのだが。
こんなにジャンプ力があるとは思わなかった。
2週間ほど前ですが、マコモの葉にウンカかヨコバイの仲間がいくつもいました。
ヨコバイで調べてもなかなかわからず、ほっておいたのですが、今日再度調べるとどうやらホソミドリウンカらしい。
自分の昆虫の分類には、ホソミドリウンカの幼虫だけが登録されていた。
4年ほど前に同じ場所で撮影したようだ。
幼虫は蝋状の物質を尻から長く出すようだ。
これは何の役目をするのだろうか?
さらに、不明ウンカヨコバイのフォルダー内を探すと、同じのが出てきた。
8月が多いとのことなので、今頃マコモの葉にはたくさんいるのかもしれない。
ちなみに、マコモは健康食品として栽培しているところもあるようだ。
涼しい日が数日続いて、とても過ごしやすいのですが、やはり8月です。
ススキの葉裏にやっとアカハネナガウンカが現れた。
緑の葉に赤は目立つのですが、小さいので、その気にならなければやはり見つからない。
それほど目立つわけではないので、当人は気にしないのでしょうか?
やはり、寄り目の正面顔を撮影したくなってしまう。
産卵や、幼虫期ははっきりと解明していないようですが、どうなっているのだろう?
キノコで育つと聞いたことがあるが、そうなのだろうか?
また、夜になるとこの白い眼が黒く変わるという。
今度、確認してみよう。
昨年、南大沢でもタケウチトゲアワフキがいるのを見つけてブログに載せたのですが、今年は羽化するところを撮りたいと思っていた。
ところが、昨年たくさんいたシナノキの街路樹は下枝が切られて見上げる位置の枝ばかりとなってしまっていた。
これでは下枝の幼虫の棲家もなくなった可能性もある。
そろそろかと1週間ほど前に見に行くと、見やすいところがなく、見つけられない。
広い歩道の中にある街路樹ではない、住宅地側にある枝が切られていないシナノキでタケウチトゲアワフキを見つけた。
ここには、数十本のシナノキがあるので、ずっと見ていくと一番端の方に見やすい木があり、ここにたくさんのタケウチトゲアワフキがいた。
しかし、羽化殻がたくさん付いていて、どうも羽化は大半済んでしまったようだ。
これでは、羽化を連続撮影というのは難しいかな。
幼虫は、樹の樹液を吸うため巣の中でお尻は出口側にあるので、後ずさりで出てきて羽化してトゲが伸びてくるということだ。
これが見たかったのだが。
トゲはやや下向きに曲がっているが、まっすぐのや、反対に曲がっているのもいた。
羽化するときの、何かの影響でこうなるのだろうか?
もう一つのシナノキがある広場に行ってみると、ここも昨年より見にくかったが、数匹見つけることができたので、ここではワイドレンズで撮影してみた。
まあ、結構人通りはあるのだが、ちらっと何を撮影しているのだろうと見て通り過ぎてしまう。
人知れず、ずっとここで世代交代してきたのだろう。
何はともあれ、今年も見られてよかった。
寒くなって、手すり観察をするとコミミズク幼虫が増えてきた。
昨年もコミミズク幼虫を載せたが、撮影してみると小さいながら甲殻類のような姿だ。→クリック
ところが先日知り合いのブログに、このコミミズク幼虫をひっくり返して撮影してのが載っていた。
今まで裏側を撮影したことがなかったので、それを見てびっくり。
早速自分も撮影しようと試みたのだが、結構大変だった。
一度は、手すりから落ち葉に載せようとしたら、一瞬にして飛んだ。
幼虫で翅もないのに飛んでびっくりだが、どうもジャンプしたらしい。
いつもの歩き回る姿からは想像できなかった。
昨日はMさんが帽子の中に入れて逆さにしてくれたが、あっという間に表向きになってしまう。
何度も挑戦して、やっととれたのがこの写真。
本当に薄っぺらで、さらに甲殻類のように見えた。
脚も、外に出る部分だけ模様がついていた。
暖かかったせいなのか個体差なのか、とても元気がよかったが、次は寒い日に再挑戦してみよう。
足元の下草にハエトリグモがいた。
結構速く、ジャンプするように移動している。
数枚写真を撮ったところで逃げられてしまったが、何かをくわえているようだった。
拡大してみると、自分の身体くらいのヨコバイだった。
何ヨコバイだろうか?
2015/11/08 追記 tosakaさんよりコメントを頂き、ヨコバイはサジヨコバイとのことです。
クモは、ネコハエトリだろうか?
足元の草叢では、毎日、こんな生存競争が繰り広げられているのだろう。