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南大沢昆虫便り

八王子市南大沢より、昆虫に関する情報をお届けします。
昆虫の専門家ではないので、間違い等ありましたらご指摘ください。

コミスジ幼虫

2022-11-17 18:52:29 | チョウ

調べてみると、このブログではコミスジの幼虫の記事を載せたことがなかった。

この「南大沢昆虫便り」を始める前には、昆虫も「南大沢季節便り」に載せていたのだが、2009年に記事があった。→ クリック

今回、久しぶりに幼虫の写真を撮った。

10月下旬にクズにいた幼虫。





葉の枯れた部分に紛れていますね。

左が頭です。

次の日、顔を撮ってみた。




1週間後、更に枯れた葉にまぎれていた。




別の場所のハギにいたのを教えてもらった。



午後の陽を浴びてハギの茎を歩いていた。

そしてやがて丸まって動かなくなった。



これも擬態して隠れているつもりなのか?

動いているところから見ていたのでわかるが、最初から見つけることは難しそうだ。


これから冬に向かうと、枯れた葉と共に地面に落ちて幼虫越冬するらしい。

そして春にまたあの独特の飛び方で現れるのだろう。





ミスジチョウ幼虫のその後

2022-07-23 17:18:47 | チョウ

今年の2月に初めて見たミスジチョウの幼虫の記事をこのブログに載せたが、その後も観察を続けていたので、だいぶ時間がたってしまったがまとめてみた。

アサギマダラの成長観察と共に、こちらも楽しみに時々のぞいていた。

初めて見た2月15日の幼虫がこちら。



これを教えてもらった時は、最初どういう形なのか良くわからなかった。


その後何度か見に行っていたが、4月8日にさらに奇妙な形の終齢幼虫となった。




4月21日には少し動いて葉の上の方にいた。





そして翌日4月22日には元の葉に戻った。




4月25日に、いよいよサナギになりそう。




翌日の4月26日にサナギになった。




ここまでくれば、後は羽化を待つばかり。

4月30日、すっかり初夏の装いでまわりは緑が増えて、かえって白っぽい枯葉とサナギが目立つようにも見える。



5月12日、少し色が変化してきたので、羽化も近いのか?




5月14日、昨夜の雨で水滴がついているが、若干黒い部分が増えたか?




翌日の5月15日には、さらに黒く変化し、明日にでも羽化しそう。




ところが、どうしたわけかその後何日も羽化せず、ついに6日ほどたってしまった5月20日もこの状態。




何かに寄生されてしまったのだろうか。
それにしても腹に穴が開いているということもないのだが。
たぶん、黒くなってからこれだけ経過してしまってはだめかもしれない。

この日はアサギマダラが羽化した日なので、同時に羽化したら最高だったのだが。
いずれにしろもう少し様子は見に来よう。

ところが5月22日になると何ということか!!!





サナギがなくなっていた。

羽化したのなら殻は残るはずだが、鳥にでも食べられてしまったのだろうか?

残念な結果だったが、冬から初夏まで長い間楽しませてもらった。

これを見つけてくれたKさんに、あらためて感謝です。



アカボシゴマダラ

2022-07-19 12:38:44 | チョウ

長池公園の遊歩道で、久しぶりにアカボシゴマダラが飛んでいるのを見た。

低く飛び道端に降りた。


黄色い口吻を伸ばし何かを吸っている。

表面は乾いていそうだが。




頻繁に飛んでは降りるを繰り返し、足元に来た。





飛び回るのを繰り返していたが、少し落ち着いたところで、望遠ズームで拡大して撮影。


やはり口吻を伸ばしている。



飛翔も撮ってみる。



いい感じで撮れたが、ややピンボケ。





今度はもう少し近くへ飛んで来て、ピントも少し良くなった。




アカボシゴマダラは特定外来生物に指定されていて、もともとこの近辺にはいなかった蝶である。

199年代に神奈川県で人為的に放されたようで、今では関東一円に広がってしまっている。

ただし、何年か前には家を出ると飛んでいるのがアカボシゴマダラで、近所を一周すると一番多く目にするチョウだった。

今では、その時より相当少ない。

同じように、この辺りではゴマダラチョウや、オオムラサキも滅多に目にしなくなり、冬に越冬中の幼虫を細々と見るだけになってしまった。

全体的に蝶が少なく、以前ブットレア(フサフジウツギ)の花には、いろいろな蝶が集まってきたのが、今ではいつ見ても蝶はいない状態である。

どうなってしまったのだろう。



今日の機材はOLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ、M.ZUIKO DIGITAL ED40-150mm F2.8 PRO、MC-20です。
飛翔はプロキャプチャモードです。





アサギマダラの幼虫から羽化までの観察

2022-05-31 18:32:03 | チョウ

高尾あたりではキジョランが多く、そこではアサギマダラが沢山羽化する。

ここ南大沢ではキジョランをあまり見かけないのだが、一カ所だけある。

毎年アサギマダラが産卵に来る。

ここ数年小さな幼虫を複数見かけるのだが、大きくなるにつれだんだん数を減らし、サナギになる前にいなくなってしまう。

野鳥か何かに食べられてしまうのだろうか?

いつも羽化まで見ることができない。


昨年の11月下旬に、5mm程の小さな初齢幼虫がいくつも見つかった。




12月の中旬には、2齢幼虫だろうか小さな角が出てやや大きくなった。





そのまま越冬なのだろうか、あまり大きくならず、ほとんど同じ大きさのままだった。

4月1日に見ると3齢幼虫だろうか以前より大きくなっていた。




そして4月19日についに終齢幼虫となった。





そして4月26日にいよいよ前蛹となった。

もう一息で蛹になるのだが、今年はどうだろう。




そして4月28日に緑色のきれいなサナギとなる。





さあ、これから羽化まで葉の裏で無事過ごせるのだろうか?

時々見に行っていたが、約3週間後の5月19日夕方に色が変わり翅が黒く見え始めた。




これはいよいよだ。

翌朝羽化すると思い、5月20日8時に行ってみたら、すでに観察している人がいた。

サナギは真っ黒になっていた。




そのうち、さらに数名が見に来て5名でまだかまだかと待つが一向に変化なし。

羽化を楽しみに成長を見に来ていた人を、まだ数名知っているので、かなりの人が観察していたようだ。

9時になっても変化がなく、用事のある方が帰って3名で見ていると9時16分にサナギの上の方の一部に割れが出来た。





下の方が割れるとあっという間に羽化してしまうようなので、見守っているのだが、なかなか動きがなく、9時35分に頭の方が割れだした。



そして1分後にはサナギの透明の殻から半分以上出た。




するっと全身が出たら体の向きを変えて殻につかまった。




更に2分半経過すると、身体の水分を送って翅もだいぶ伸びた。




頭が出始めてから約11分。

ここまでくれば大丈夫、後は羽ばたけるまで待つしかない。

他をぐるっと回って12時過ぎに寄ってみると、同じ形でまだ飛立っていなかった。




透明のサナギの殻が見えるが、この中からこれだけの大きさになるのが出て来るのだからすごい。

その後、飛び立つまで見れなかったが、翌日は透明の殻だけ残っていたので無事飛んだのでしょう。

幼虫のうちは動き回るので、ここの写真は同一個体とは限らないが、前蛹になったあとはすべて同じ個体です。

今年は、初めて羽化まで見ることができて本当に良かったです。





ゼフィルスが出てきた (アカシジミ)

2022-05-20 16:49:35 | チョウ

この5月は、これまで雨の日が異常に多い月となっているが、下旬ともなるとゼフィルスが出て来るようになった。

南大沢は平地性のゼフィルス6種類は何とか見られるが、かなり減少傾向である。

今日、キミノガマズミにアカシジミが数頭来ていた。




以前はここにカミキリやハナムグリやハチたちが無数にいたのだが、静かなものだ。

アカシジミは、出たばかりなので翅もきれいだ。






何年前の事だろう、夕方になると、ここの上空で無数のアカシジミが乱舞していたことがあったが、あれはもう見られないのだろうか?






クロヒカゲ 幼虫

2022-04-17 17:21:17 | チョウ
どうも今年はカエデの花に来るカミキリ類が少ない。

しかし、手すりの上の虫達は急に増えてきた。

今日もいろいろといたが、大きな白っぽい幼虫がじっとしていた。




ジャノメチョウの仲間の幼虫のようだが何だろう?

顔を撮らせてもらった。




どうやらクロヒカゲのようだ。

サナギになりたくて歩き回っているのだろうが、ここでは丸見えだよ。

疲れてじっとしているのかな?

手を出さずこのままとしておいた。



最近撮影した昆虫以外のサクラ、ヤマガラ、アナグマなどは南大沢季節便りに載せましたので、是非ご覧ください。




ルリタテハ

2022-03-16 20:46:16 | チョウ

急に暖かくなって、コブシ、ハクモクレン、早咲きのサクラと一気に咲き始めた。

そしてチョウも見かけるようになってきた。

地面に降りて翅を広げようとしている、越冬から目覚めたばかりのようなルリタテハがいた。




ところがそこは遊歩道なので、散歩の家族連れや、犬を連れた人や大勢が通りかかり、数mに近づくとさすがに飛立つ。





ゆっくり翅を開いていられないないのだが、すぐに戻って来るを繰り返している。

やがて、遊歩道から少し離れた安全な場所を見つけたようだ。




しかしやはり地面がいいのか、戻ってきては飛び立つを繰り返していた。

あと一週間もすると、一気に昆虫が出てきそうだ。



これを見つけるのはすごい!!

2022-02-24 21:26:16 | チョウ

以前から見たいと思っていたが、なかなか見つけられなかったのにやっと出会えた。と言っても自力ではないのだが。

冬枯れの中、カエデも葉を落としているが、かろうじて残っているのが時々ある。
そんなのを見ると、じっと見てしまうがいない。

先日イラガの繭を教えてもらった時、Kさんにもうひとつ教えてもらった。




これと言われてもよくわからない。

少し近づいてみる。




これでもよくわからない。
実はこれが探していた幼虫です。
丸い中にいますが、これがどういう形をしているものなのか??




別の角度から見るともう少し見えてくる。




これが、頭を下にしてカエデの枯葉の裏で越冬中のミスジチョウの幼虫です。
上から見るとこんな感じです。




枯葉が落ちないように事前に糸で補強をするとのことです。



その後も自分でカエデを見て回っているのですが、全く見つけられません。
だいたい、ミスジチョウの成虫もこの近辺では見たことがなく、以前高尾や山梨に行った時に撮影しただけである。
こんなチョウです。



幼虫も見つけたいし、南大沢で成虫も撮影したいと思っているのですが、かなりハードルが高そう。

いつもお世話になっているKさんは、いろいろな擬態を見つけるのが本当にすごい。


追記) 昆虫とは直接関係はないのですが、いつも写真はAdobe Photoshop Elementsで仕上げて載せているのだが、長年うまくいかないでいたことがあった。 
それが今回の写真で使った〇での囲み加工。
ほかのアプリでやってもいいのだが、Photoshop Elementsでできなかったのがちょっとしたことで解決した。これでスッキリした。



オオムラサキ幼虫

2021-12-19 17:03:49 | チョウ

最近は、紅葉や夕焼け、それに野鳥の写真などを撮っていて、昆虫写真は少なかった。

紅葉や野鳥は「南大沢季節便り」に下のような写真を載せてありますので、よろしかったらご覧ください。→クリック





さて昆虫ですが、この時期毎年行っているのが、落ち葉の下の越冬幼虫探し。

エノキの下の落ち葉をめくると、オオムラサキ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラの越冬幼虫がいる。
昨シーズンは新型コロナの関係で調査しなかったが、2年ぶりに数名の仲間で実施した。
こんな感じの雑木林の中である。





最初の場所では、2頭。
下がオオムラサキ、上がアカボシゴマダラで、色がちょっと違うのと背中の突起が違う。





次のところでは、オオムラサキの幼虫が3頭だった。






もう一カ所では見つからなかった。

今年は例年よりたいへん少なく、たったの5頭である。

だんだん少なくなってきて、何年か前にはゴマダラチョウの幼虫も含めて沢山見つかったものだが。

何が原因なのだろう?

ガビチョウが沢山いるので、越冬中に食べられてしまうのがあるかもしれない。

樹液の出る木も少なくなってきて、そもそも成虫の姿がほとんど見られない。

今後も注視して行きたい。



クロマダラソテツシジミ 2

2021-10-27 11:34:47 | チョウ
前回のクロマダラソテツシジミの続編です。
この時期、今までいなかったところでも見つかったという便りが届く。
やはり生息地域が拡大しているようだ。


昨日の昼頃は少し風も弱まり、晴れてきた。
いるかなと行ってみると、地面近くをチラチラと飛んでいた。




一頭は産卵しているようにも見える。

飛翔しているのを撮影してみる。




陽ざしがあるので、青く光っている。




この日はメスしか見られなかったが、オスもこんな風に光るのだろうか?




この写真はトリミングしてありますが、もう少し広く見ると、




こんな感じで、これを見て気が付いたのですが、右の方に茶色のものが・・・




撮影している時は全く気が付かなくて、帰宅後写真を見て幼虫かなと思った。
小さな黒と茶色のアリが2匹まわりにいた。
調べると4齢か終齢幼虫のようだ。

ここでは新芽もないし発生していないと思っていたのだが。

では、先ほどの産卵行動のように見えたところはと、のぞいてみると。




何か白いものが。



これを拡大してみるとやはり卵だ。

越冬は無理のようだが、これから幼虫、サナギになって成虫になるのだろうか?




やっと撮影したクロマダラソテツシジミ

2021-10-21 18:33:55 | チョウ

今日は雲が多く寒い日だったが、時々雲の切れ目から陽が差すと明るい秋の陽ざしになった。

最近何回も通っている場所へ、今日も行ってみた。

昨日いたということなので、今日もいるのではないかと思って行ったのだが、その場所を何往復かして探したがいない。

その場所とは、こんな道路沿いのソテツが並んでいるところ。





虫に興味がある方はわかったと思うのですが、最近関東でも見られているシジミチョウだが、南大沢近辺では昨年まで見られなかったのが、今年秋に何カ所で見つかっている。

今日もあきらめて帰ろうとした時、地面でちらっと動いたのが眼に入った。





この真ん中にいます。

少し拡大すると、間違いないこれだ、初めて見るクロマダラソテツシジミ。





動いたからわかったが、じっとしていたら、まず見つからない。

ほどんど動かないが、陽ざしが出たら少し移動した。





クロマダラソテツシジミのメスのようだ。

すると動いたわけではないのだが、近くにもう一頭いるのに気が付いた。

一度見つけると、眼がなんとなく慣れてくる。

でもこの左下ですが、じっとしているとやはり見つけにくい。





落ちたソテツの実の上にいた。





こちらはオスのようだ。

そのうち翅を閉じた。





黒い点やオレンジの模様が特徴的だ。

少し前側から顔も撮る。





2頭とも、ほとんど擦れていないきれいな翅である。

どこで生まれたのだろうか。

ここのソテツには新芽もなく食べられた葉もないので、ここではないと思う。

三浦半島など神奈川県では数年も前から見られているが、もともとは日本にはいなかったチョウで、南方から飛んで来たのが1990年代に沖縄地方で確認されて以来、見られるようになった。

でも日本で越冬は出来ないと最初は言われていたのが、最近は沖縄や九州など一部では越冬もしている。

夏場に世代交代をしてどんどん北上し、ついに八王子まで来たようだ。

でもいずれにしろ越冬は出来ないようで、また来年越冬地から飛んでくるので、年によって数が違うようだ。

南大沢にはチョウの専門家やカミキリの専門家などがいるので、それらの方からいろいろ教えてもらっている。

このクロマダラソテツシジミについては、チョウの専門家のMAさんのFBやブログを参考にさせてもらっている。
昨日、公園でお会いして更に最近の情報を教えてもらった。

おかげさまで、やっと見ることができて、感謝しております。

ソテツ以外でも、セイタカアワダチソウやハギの花にいるのが南大沢界隈で見られているので、花も注意してみようと思っている。



アオスジアゲハの給水と排泄

2021-10-06 17:56:04 | チョウ

雨が降った後数日間は、石畳にこんな水たまりができる。





いつもは飛び越えるか避けて通り、特別見向きもしないところである。

ところが最近この場所に何回も何回も足を運んでいる。

こんなところでたくましく生活している生き物たちが、たくさんいることが分かった。

スズメバチが濡れた泥を運んでいき、チョウが吸水に来て、小さなハエが何種も飛び回り、小さな巻貝も歩いていて、確認できないような小型の虫が飛び回っている。

この日はアオスジアゲハが来ていた。

飛び回っては濡れたところに降り、またすぐに飛び回る。

よく見ると吸水しながら、数秒おきに排泄している。







また飛び上がっては一周して降りてきて、同じことを繰り返す。





吸水に来るのはオスで、ミネラルの補給とか体温を下げると言われているがどちらなのだろう。

数日たまっていれば草や土や枯葉などから、ミネラルも溶け出すだろう。

あるいは斜面の土からしみだしてくる水もあるので、こちらにもミネラルはあるだろう。



あまり近寄ると逃げてしまうので、60mmマクロでは無理で、100-400mmズームで撮影した。

トリミングしてあるが、おとなしく給水している時の顔を見ると、何と眼が大きいことか。





面白い虫がいたので通っているのだが、これが撮影が難しく良いのがなかなか撮れない。

それは、また別の機会に載せることにします。






HERB ルーとは

2021-10-04 17:37:23 | チョウ

ある部分の拡大ですが、これを見て何だかすぐにわかる人はそれほど多くはないかな?




別のところの拡大です。





2枚目の中央付近の3個の黒い点が眼です。

それぞれ、これらの写真を一部拡大しました。








あるお店のブロックの脇に植えられている小さな木に10頭以上のアゲハの幼虫がいた。

その小低木には「HERB ルー」と書かれていた。

アゲハの幼虫は、サンショウやミカン科の植物で見かけるが、この木は知らなかったが、調べるとミカン科であった。




まだ黒い幼虫もいるが、10頭以上いたら、これから相当葉が食べられてしまいそう。

でも、鳥などに見つけられて減ってしまうのだろうか?

この店のオーナーは、何本もルーを買ってきて、少し離れたた場所に植え、幼虫を分散してくれた。

まだ黒い3齢以下の幼虫もいるが、これからどのくらいが蛹になるのだろうか?

しばらく見て行こう。





ベニシジミ

2021-10-01 12:36:35 | チョウ

今日は台風が来るということで雨風が強くなってきているが、昨日は曇りだが撮影日和。

キバナコスモスにセセリチョウ、ヒョウモンチョウ、モンシロチョウなどが飛んでいた。

一段と背が低いオレンジの花に、ベニシジミがおとなしくとまっているのが目に入った。

ベニシジミがいてもあまり最近は撮影して来なかったが、昨日は撮ってくれと言われたようだった。





マリーゴールドだろうか、駐車場のフェンス際にたくさん植えてある。

このベニシジミはだんだん深く顔を花の中に入れて蜜を吸っている。





ベニシジミを撮影したのは、4年ぶりであった。

そしてこのブログには今まで2回ほど登場していた。 → クリック



あまりにおとなしいので、手に乗るかと指を近づけたら、勢いよく遠くへ飛び去ってしまった。

せっかく、気持ちよく食事中だったのに悪いことをしてしまった。




久しぶりのミドリヒョウモン

2021-09-15 21:46:25 | チョウ

今週末はまた天気が悪いそうだ。
今日は雲が多いが晴れており、ヒガンバナを撮影した。

あちらこちらで咲いているが、一番密集しているのは長池公園の里山クラブのところかな。




その近くで、ヒョウモンチョウが飛び回っていた。





しばらくするともう少し近くへ来た。




ミドリヒョウモンの♂のようだ。

前回のイチモンジセセリに続いてチョウを載せたが、このミドリヒョウモンなんて撮影したのは、いつ以来だろう。

調べてみたら、3年前に富士林道で撮っていたが、地元で撮ったのは7年ぶりだった。

以前はチョウが好きでたくさん撮っていたのだが、いつの間にかゾウムシやカミキリムシ等の甲虫になってしまった。

まあ、チョウはこのあたりにいるのは大体撮影してしまったが、甲虫を始めると「こんなの初めてだ。」が永遠に続きそうなくらい種類が多い。

そんなことで、いつしかチョウの撮影が少なくなってしまったのかも知れない。

今日の撮影は、用事があって出かけたついでなので、すべてTG-6です。