なんか、匂わんけ～？なんやろ～？と言っていた嫁！おぉ～、開花しとるわ。お父さん、幸福の木の、花が、咲いた～！ ふぅ～ん、こんな花か！小さい花が、集まって咲くんや。夜になると、一斉に、開花し、花の香りが、部屋中に、漂ってきた。百合の花の香り・・・この香り、強すぎんけ～？部屋中に、充満して、頭が、痛くなってきたよ。自分も、粘膜を刺激するのか？、はっくしょ～ん。くしゃみの連続である。こりゃ、駄目や。我慢できんわ。せっかく、花が咲いて、可哀想だが、切り花にして、花瓶にいけて、外に出した。花の周りに、蜜が、たっぷり、ついて、ベタベタやし、蟻が寄らんように、家から離して置いて～。開花を、待ち望んでいたが、香りが強すぎた。元々、家の中でなく、外に植えるものだからなぁ。夜、花開き、強烈な甘い香りを、発散する、独特な花だ。
