昨日、ブログで、サイドカーの話を書いたら、自分のサイドカーの事を、懐かしく思いだしてしまった。20年以上も前の話だが、友人の間で、サイドカーがブームになり、バイク仲間の、一人が、長江【中国のバイク】のサイドカーを、持ってる人が、いるから、一度、乗せてもらおうという話から、始まったのである。その時、長江のサイドカーを、持っていた、Oさんとは、それ以来、20数年来の、つきあいが、今も続いている。乗せてもらった自分は、その面白さに、虜になり、サイドカーが、欲しい～～の、一念で、バイク雑誌の、譲りますコーナーの、サイドカーを、探す・・探す・・・あった～。東京の目黒に、サイドカーを、譲りたい人がいるぞ。早速、お金を握り締め、飛行機に、飛び乗った。東京の目黒に着き、見たバゥアー社製のサイドカーは、オリジナルで、各所、手作りで、素晴らしかった。ちょっと、練習して、乗って帰って、いいよ。と、言われたが、これが、なかなか難しい。でも、乗って帰らんなんし・・・！金沢まで、かなりの距離だ。果たして、無事、帰れるか！？ 道中、首都高速の渋滞に、巻き込まれ、必死で、慣れない運転をしたり、夜間工事で、下道に降ろされながら、何とか、運転し、10時間かかり、ようやく、家にたどり着いた。窓から、手を振り、出迎えた嫁に、着いた時の、あの晴れやかな笑顔は、一生、忘れんわ。よっぽど、嬉しかったんやね。と、今でも、言われる。 かくして、サイドカーのオーナーに、なり、10年近く、走り、楽しませてもらった。今、このサイドカーは、友人の、広い車庫の中で、静かに、眠っている。
