5日間に及んだ危機管理建設委員会の報告をします。
2015年2月 定例議会 報告書
2015年3月13日
両角友成
*危機管理建設委員会
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リニア中央新幹線 ②三才山トンネル通行料無料化 ③国道143号の維持管理 ④神城断層地震 ⑤浅川ダム建設 ⑥消防団確保 ⑦防災行政無線と7項目質問として取り上げました。
三才山トンネル通行料では、障がい者の皆さん、病院・福祉施設利用者さん
はせめてと迫りました。(前向きな答弁はありませんでした。引き続き取り組みます。)
防災無線では、3月2日に38万戸が停電。県と中電とのホットラインが確立されていないのでは?(携帯での連絡は取り合いましたが、混乱はあったと認識している。今後に生かしたい。)
・予算に対する意見を申し上げました。
2015年2月 定例会「建設委員会」予算に対する 反対討論
2015年3月10日
両角 友成
第1号 平成27年度長野県一般会計予算案(反対)
予算案中、建設部関係、道路建設費の中にリニア中央新幹線に関係する、 5億2,500万円が含まれています。昨日の質疑でも明らかにしたように、 JR東海の事業とはいえ事業が成功するには、安定的な利益確保「採算性」 安全を保障する「技術」低負荷対策が求められる「環境」とどれ一つとっても、問題山積です。
国民的検証もされていません。「時速500キロ」「東京・大阪が1時間」とバラ色イメージ。このまま、この事業が推進されれば、沿線住民、関係自治体と禍根を残しかねません。県が、JRの出先機関にもさせられる危惧も、道路関連予算がどこまで膨らむのか先が見えません。従いまして現時点で反対いたします。
続いて、3項 河川費 6目ダム建設費の中に、浅川ダム建設費16億円が計上されています。ダム建設地周辺の地質、断層、地滑り等については、深層崩壊を起こす可能性が有る「岩盤クリープ」の確認等が必要と言い続けて来ましたが、(安全性の確認)聞きいれられず、工事の続行です。従って、この予算に対しても反対をするものです。
第60号治水ダム建設事業浅川ダム建設工事変更請負契約締結について 2015年3月10日
両角 友成
約67億の契約を約1億円増額して約68億円にする予算案ですが、
昨年の2月定例会本会議場にて指摘させていただいた、安全性を確認せずに工事を続行すれば、今後も請負契約の変更が繰り返されるのではと。
「土の中は開けてみないと分からない部分が有る」とよもやの答弁が昨年され、県行政への信頼を損なうものと指摘をいたしました。
今回の増工の説明では、カーテングラウチング工事を行っていたら計画より深いところに岩盤の切れ目が確認されたので、セメントミルクをより深くまで注入、施工するためとなっています。
まず、安全性確認を、が、おろそかにされたための増工と指摘せざるを得ません。
以上の理由により本予算に反対をいたします。
第69号平成26年度長野県一般会計補正予算(第8号)案(反対)
2015年3月10日
両角友成
本予算案中、河川費:ダム建設費の中に「浅川ダム建設費」
約1億2千万円が含まれていますので反対をするものです。
以上です。
以上を基にしてリニア中央新幹線・浅川ダム建設予算に反対いたしました。
・請願、陳情では、
「原発再稼動に反対」の意見書を県議会として国に上げてほしい。の、請願書が提出され、委員会で口頭陳情も行われました。裁決にあたっては、私の方より意見を申し上げました。
本日が(3月11日)特別な日であり、原発事故に対して、深く考える必要が有ります。福島原発を廃炉にするのに40年かかるとも言われています。 大飯原発運転差し止めの、福井地裁の判決の中に「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富である。」とのくだりがあり、原発事故が起きれば、国富の喪失になってしまう。この請願書を採択し国に意見書を上げるべきです。
裁決の結果私だけが賛成で、審議未了(議会が任期であり継続扱い扱いに残念ながらなってしましました。
オスプレイの配備、長野県内の飛行に反対する請願書も私だけが賛成で、審議未了扱いとなってしましいました。
原発再稼動反対についてはこれからも県民の皆さんと御一緒に力を尽くしてまいります。
以上委員会の報告とさせていただきます。