森吉山ブナ林再生応援隊

秋田県中央部に位置する森吉山の東側で自然再生に取り組む有志の会です。

100年後の森づくり 報告編

2018年09月30日 | 活動報告

9月29日、台風が近づく中、100年後の森づくりと題して植樹活動などを行いました。

まずは、野生鳥獣センター付近で結実しだしている木の実さがしです。サワグルミ、ミズキ、トチ、ヤマブドウ、ツリバナ、そしてブナ。ブナは落ちているのを拾いながら、クマさんも大好きなんだよ~という話もしながら、参加者みんなで夢中になって拾いました。

これで時間が押してしまい(笑)、植樹は90本ぐらいの予定が50本しかできませんでした。堅い土にてこずりながらも、将来実のなるようにとブナやイタヤカエデなどを植えました。客土を多めにして植えてみましたが、無事根付いてくれるとよいですね~。

お昼を挟んでは、先ほどひろったトチでトチ笛づくりです。実をほじくり出すのも結構大変で、その後の鳴らし方も工夫が必要で、なかなか手ごわいクラフトでした。トチの実をすこし味見してみて(>_<)、、、となったりしながら、サポニンという物質が含まれているからクマさんも食べないんだよ~と実の違いもちょっと体験。

そして最後はブナの実を使ったお菓子作り!ホットケーキにブナの実(数年前の保存していたもの)を投入しました。そして、森の動物以上にその恵みをおいしくいただきました。

以上、とても充実した秋の一日となりました。ご参加の皆さま、お疲れさまでした!

20180929 100年後の森づくり

 

 

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