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【点描・永田町】「令和おじさん」が急浮上の理由

2019-05-12 17:16:42 | 日記

【点描・永田町】「令和おじさん」が急浮上の理由

新元号「令和(れいわ)」を発表する菅義偉官房長官=2019年4月1日、首相官邸【時事通信社】

政治ジャーナリスト・泉 宏

新元号「令和(れいわ)」を発表する菅義偉官房長官=2019年4月1日、首相官邸【時事通信社】

 新元号「令和」を発表した菅義偉官房長官がポスト安倍の有力候補に急浮上して、政界の注目を浴びている。30年前に「平成」の額を掲げて「平成おじさん」と呼ばれた小渕恵三官房長官(故人)が、その後、首相の座を射止めたことから「次の首相は菅氏か」との観測が広がったからだ。

 当の菅氏は「(首相になることは)全く考えていない」と苦笑交じりで否定するが、二階俊博幹事長が「(首相に)十分耐え得る人材」と評価したことなどが「菅後継説」を後押ししている。

 ここにきて自民党内では安倍晋三首相の「総裁4選論」も取り沙汰されるなど、「ポスト安倍」が不透明感を増すばかりだが、その背景には「首相候補の人材不足」(自民幹部)があるのは間違いない。

 その一方で、あえて菅氏を持ち上げた二階氏の発言や党内実力者たちの反応には、2019年夏の参院選後に想定される党役員・内閣改造人事をにらんだ駆け引きがあるとの見方も少なくない。

 菅氏は4月1日正午前の記者会見で「新元号は令和であります」と発表したが、続いて正午過ぎに首相が会見して新元号の典拠(出典)などを説明したことで、表向きには「安倍改元」が演出された。

 しかし、翌2日の新聞各紙1面の写真はほとんどが「令和」の額を掲げる菅氏の姿だったため、インターネットでも「令和おじさん」が一気に拡散した。

新元号「令和」の発表を伝える在京新聞各紙の2019年4月1日付の夕刊【時事通信社】

新元号「令和」の発表を伝える在京新聞各紙の2019年4月1日付の夕刊【時事通信社】

 もともと、政界には「首相に何かあった場合は菅氏が後継者」との見方もあり、ポスト安倍を狙う石破茂元幹事長や岸田文雄政調会長が決め手や迫力に欠けていることもあって、二階氏の発言をきっかけにメディアが一斉に「菅氏がポスト安倍に浮上」と報じたのだ。


背景に“石破つぶし”の思惑も

閣議に臨む安倍晋三首相(右)と菅義偉官房長官=2019年4月2日、首相官邸【時事通信社】

閣議に臨む安倍晋三首相(右)と菅義偉官房長官=2019年4月2日、首相官邸【時事通信社】

 菅氏は秋田県のイチゴ農家出身の70歳。高校卒業後集団就職で上京し、苦学して法政大学を卒業した後、政治に目覚め、自民党有力議員の秘書を経て横浜市議となり、1996年衆院選で神奈川2区から初当選して現在8期目。

 当初は小渕派(現竹下派)に入ったが、その後は堀内派(現岸田派)に移り、現在は無派閥だ。ただ、政治家としての実力と面倒見の良さで、若手を中心とした無派閥組を束ねる「菅グループ」は、大派閥に迫る30~40人規模に拡大している。

 新元号発表と併せて菅後継説が浮上するきっかけとなったのは、4月7日投開票の統一地方選前半戦での菅氏の“戦績”だ。唯一の与野党対決となった北海道知事選では、菅氏が擁立を主導した鈴木直道前夕張市長(与党推薦)が圧勝した。

 その一方で、最大の焦点だった大阪ダブル選を陣頭指揮した二階氏は、地域政党「大阪維新の会」の完勝を許し、麻生太郎副総理兼財務相が新人の擁立をごり押しした福岡県知事選も、現職が大勝するなど、菅氏との落差が際立った。

 さらに、麻生派の塚田一郎・前国土交通副大臣の「忖度(そんたく)」発言と、二階派の桜田義孝前五輪担当相の「復興より議員」発言で連続した辞任騒動でも、「事実上の更迭を主導したのは菅氏」(官邸筋)とされる。

 このため、麻生、二階両氏とのあつれきも目立つ一方で、党内での菅氏の存在感も一段と拡大している。

 こうした党内力学の変化に伴い、参院選後の党・内閣人事での菅幹事長説も浮上するなど、菅氏の去就が注目され、相対的にポスト安倍の一番手とされてきた石破氏の存在がかすみ始めているのが実態だ。

自民党総裁選を終え、記者団の質問に答える石破茂元幹事長=2018年9月20日、東京・永田町の同党本部【時事通信社】

自民党総裁選を終え、記者団の質問に答える石破茂元幹事長=2018年9月20日、東京・永田町の同党本部【時事通信社】

 首相や麻生、二階両氏も「石破氏を首相にしたくない、との考えでは一致している」(麻生派幹部)とされるだけに、今回の菅後継説浮上の背景には、「ポスト安倍レースでの“石破つぶし”の思惑がある」(閣僚経験者)とみる向きも少なくない。


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新型新幹線試験車両「ALFA-X」 写真特集

2019-05-12 16:51:34 | 日記

新型新幹線試験車両「ALFA-X」 写真特集

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 報道陣に公開されたJR東日本の新型新幹線試験車両「ALFA-X」の10号車=2019年5月9日、宮城県利府町【時事通信社】

 JR東日本は9日、次世代新幹線試験車両「ALFA-X」の内部などを、新幹線総合車両センタ-(宮城県利府町)で報道陣に公開した。10日から東北管内で、新幹線として世界最速となる時速360キロでの営業運転の走行試験を始める。
 10両編成の外観と、1、10号車の運転席を公開した。機能試験のため1号車と10号車を異なるデザインで設計。トンネル突入時の圧力波を抑えるため、東京寄りの1号車は現行のE5系より1メ-トル長い約16メ-トル、新青森寄りの10号車は約22メ-トルとなっている。

 

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 公開されたJR東日本の新型新幹線試験車両「ALFA-X」1号車の運転席=宮城県利府町(2019年05月09日) 【時事通信社】

 

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 公開されたJR東日本の新型新幹線試験車両「ALFA-X」10号車の運転席=宮城県利府町(2019年05月09日) 【時事通信社】

 

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 公開されたJR東日本の次世代新幹線試験車両「ALFA-X」=神戸市兵庫区(2018年12月12日) 【時事


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 公開されたJR東日本の次世代新幹線試験車両「ALFA-X」=神戸市兵庫区(2018年12月12日) 【時事通信社】


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 報道関係者に公開された、JR東日本の次世代新幹線の試験車両「ALFA-X」=神戸市兵庫区(2018年12月12日) 【時事通信社】


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 JR東日本が導入する次世代新幹線の試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」のイメ-ジ[JR東日本提供] 【時事通信社】


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北朝鮮の軍事力 写真特集

2019-05-12 16:34:22 | 日記

北朝鮮の軍事力 写真特集

 

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が指導した西部戦線防衛部隊の火力打撃(攻撃)訓練=2019年5月9日【朝鮮通信=時事】

 米国防総省は9日、北朝鮮が同日発射した短距離ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体について、「複数の弾道ミサイル」だったと断定した。岩屋毅防衛相も「短距離弾道ミサイルを発射したとみられる」と述べた。弾道ミサイルの発射は国連安保理決議違反となり、非核化をめぐる米朝協議の行方に影響を与えそうだ。
 国防総省は声明で、米東部時間の9日未明、北朝鮮が北西部から弾道ミサイルの発射実験を実施したと発表。ミサイルは東方に「300キロ以上」飛行し、海上に落下したと述べた。北朝鮮は今月4日、9日と相次いで飛翔体を発射したが、米韓当局はこれまで弾道ミサイルとは特定していなかった。弾道ミサイルの発射は、2017年11月29日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」以来となる。
 一方、朝鮮中央通信は10日、北朝鮮の西部戦線防衛部隊で9日、「さまざまな長距離の打撃(攻撃)手段」の訓練が行われ、金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会ったと伝えた。韓国軍はこれより先、北朝鮮が北西部の亀城周辺から短距離ミサイルと推定される飛翔体2発を東方向に発射したと発表していた。

 


 

 北朝鮮が行った火力打撃訓練の一場面=2019年5月4日【朝鮮通信=時事】

 韓国国防省は5日、北朝鮮が4日に発射した飛翔(ひしょう)体に関するこれまでの分析結果を発表、「新型戦術誘導兵器を含め、(口径)240、300ミリの放射砲(多連装ロケット砲)多数を発射した」と説明した。ただ、「新型戦術誘導兵器」が国連制裁決議に抵触する弾道ミサイルかどうかについては触れていない。

 


 

 飛行訓練を行う朝鮮人民軍航空・対空軍第1017軍部隊の戦闘機=2019年4月16日【朝鮮通信=時事】

 17日の朝鮮中央通信などによると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は16日、朝鮮人民軍航空部隊の飛行訓練を視察した。正恩氏は予告なく部隊を訪れ、複雑な訓練を指示。「どのような飛行戦闘任務も立派に遂行できるよう準備されている」と大満足の意を表したという。正恩氏による軍の訓練や兵器の視察が報じられたのは、昨年11月の新型先端戦術兵器実験以来、約5カ月ぶり。

 


 

 大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の試射=2017年11月29日、朝鮮中央通信が報じた【AFP=時事】

 北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは29日正午(日本時間同日午後0時半)、重大報道を通じ、「新たに開発した大陸間弾道ミサイル(ICBM)『火星15』の試験発射に成功した」と発表した。同テレビは新型のICBMが「米本土全域を攻撃できる」と主張し、「われわれが目標としたミサイル兵器体系開発の完結段階に到達した」と強調。現地指導した金正恩朝鮮労働党委員長は「本日、国家核武力完成の歴史的大業、ミサイル強国の偉業が実現した」と宣言した。
 韓国軍合同参謀本部などによると、北朝鮮は同日午前3時17分(日本時間同)ごろ、中部の平城付近から東方に向け弾道ミサイル1発を発射。ミサイルの高度は約4500キロに達し、約960キロ飛行して青森県西方約250キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定され、日米防衛当局はICBMだとみている。
 ミサイルの飛行時間は約50分。小野寺五典防衛相は、通常より高い高度に打ち上げるロフテッド軌道だった可能性が高いとの見方を示した。自衛隊による迎撃措置は取らなかった。マティス米国防長官は高度に関し、これまでで最も高いと指摘した。
 米専門家によれば、通常の角度で発射した場合、射程は米本土全域を含む約1万3000キロに達する可能性がある。北朝鮮が2カ月以上自制していた挑発行為を再開させたことで、国際社会が北朝鮮の核・ミサイル開発放棄に向けた圧力をさらに強めるのは必至で、緊張が高まるのは避けられない。

 


 


 

 試射が行われた大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型=2017年11月29日、朝鮮中央通信が30日報じた 【AFP=時事】

 

 

 

 中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練。2017年9月16日、朝鮮中央通信が報じた【朝鮮通信=時事】

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、平壌から15日に東に向けて発射した弾道ミサイルに関し、中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練が実施され、金正恩朝鮮労働党委員長が現地指導したと伝えた。金委員長は訓練の「成功」を高く評価し、「『火星12』の戦力化が実現した」と述べるとともに、核戦力の完成について「今はその終着点にほぼ達した」と主張した。「核弾頭の実戦配備」にも言及し、軍事的選択肢を示唆するトランプ米政権を強くけん制した。
 同通信によれば、訓練は「われわれへの軍事力使用を叫んでいる米国の好戦性」を抑え込み、迅速かつ強力な軍事的対応で対抗するため、攻撃と反撃作戦遂行能力をさらに強化し、核弾頭の取り扱い手続きを点検する目的で行われたとしている。
 ミサイルは予定された軌道に沿って飛行し、北海道上空を通過、太平洋上に設定された目標水域に「正確に着弾した」という。ミサイルの最高高度は約800キロに達し、飛行距離は約3700キロと推定されている。

 


 

 移動式発射台から撃ち出される北朝鮮の中距離弾道ミサイル「火星12」。2017年9月16日、朝鮮中央通信が報じた。 【朝鮮通信=時事】

 

 

 平壌で行われた朝鮮人民軍戦略軍の中長距離戦略弾道ミサイル「火星12」型の発射訓練=2017年8月29日【朝鮮通信=時事】

 北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練が29日に行われ、「成功した」と報じた。それによると、金正恩朝鮮労働党委員長は「恥辱的な韓国併合条約」が発効した1910年8月29日から107年に当たる29日に「日本人を驚がくさせる大胆な作戦計画」を立て、発射を承認した。

 
 

 
 

 


 

 大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星(ファソン)14」型の試射を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(右から2人目)=2017年7月4日【朝鮮通信=時事】
 北朝鮮の朝鮮中央テレビは4日午後、「特別重大報道」を放送し、ICBM「火星14」の試験発射が「成功した」と発表した。発表内容が事実なら北朝鮮によるICBM発射成功は初めて。
 北朝鮮は4日午前、北西部・亀城から日本海に向け弾道ミサイル1発を発射。稲田朋美防衛相は高度、飛行時間ともに過去の記録を更新したと明らかにした。特別重大報道によると、火星14はこのミサイルを指すとみられ、高度2802キロに達し、39分間にわたり933キロ飛行した上で「日本海の目標水域に正確に着弾した」としている。

 


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韓国ホテルに隠しカメラ、カップル800組超の盗撮映像を生配信

2019-05-12 16:30:15 | 日記

 

 

ソウルAFP=時事】韓国・ソウル警察庁は21日、ラブホテルにスパイカメラ(隠し撮り用小型カメラ)を設置して盗撮した映像をインターネットで生配信したとして、男2人を逮捕、さらに別の2人の事情聴取を行っていると発表した。被害に遭ったカップルは800組以上に上るとされ、盗撮が大きな問題になっている同国でも最大規模の事件となった。(写真は「私の生活はあなたたちのポルノじゃない」書かれたプラカード、韓国で行われた盗撮の抗議デモで)

Kポップ界に広がるセックススキャンダル、まん延する女性差別 韓国

 警察によると、男4人はラブホテル30軒の計42室にスパイカメラを設置。レンズの直径はわずか1ミリほどで、ドライヤーのホルダーやコンセント、テレビ機材の中に仕込まれていた。
 3か月間に、カップル800組以上の性交などの様子が盗撮されていたという。
 盗撮映像は、海外サーバーで運営されている定額制ウェブサイト上に24時間配信され、会員数は約4000人。中には月額5万ウォン(約5000円)の追加料金を支払い、特別編集した「限定」コンテンツをリピート再生できるサービスを利用していた会員もいた。4人は計700万ウォン(約70万円)を稼いだとされる。
 韓国では、主に男性が女性をスパイカメラで盗撮する「モルカ」が学校やトイレなどで横行しており、当局はその対策に追われている。
 2017年には関連犯罪で5400人以上が逮捕されたが、うち収監に至ったのは2%にも満たないという。
 昨年にはソウル市内で、「#MeToo(私も)」運動の一環として盗撮に抗議する集会が複数開催され、数千人の女性が参加した。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2019/03/22-12:29)

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