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森の青葉 Ⅱ-BORGで身近な月・太陽・野鳥撮影ブログ

趣味の撮影と森林浴の一石二鳥です。現在PentaxカメラとBORGで修行中。時々月面と太陽黒点の撮影を楽しんでいます。

●BORG 60EDシステム(71FL)

2013年02月15日 | 野鳥撮影・機材

最近は、MFでは、あまり遠くの野鳥を撮らないのでミニBORG60ED + K-5での撮影が多い。
元々、飛びもの用に組んだものですが、お散歩カメラとして重宝しています。
とても軽いのが良いです。良く解像してくれます。
鳥撮りだけでなく、花や昆虫も撮影しています。

●ミニBORG 60ED
 ・焦点距離:350mm F:5.8
 ・Pentax F-AFアダプター1.7と組み合わせて、焦点距離:595mm(35mm換算:892.5mm)F:9.9
 ・0.85レデューサーを装着すれば、約500mmです。F:8.4

●ミニBORG71FL
 ミニBORG 60EDの対物レンズを、ミニBORG71FLの対物レンズに交換しています。

●現在のミニBORG 60EDシステム 
 ・ミニBORG 60ED ミニ鏡筒+ミニミニドローチューブにカメラマウントとカメラアダプターの組み合わせ。
 ・ミニ鏡筒の三脚取り付け台座は外して、完全手持ち用です。
  台座を外すと、空気抜けが良くなります(但し、ヒュー、ヒューと音がします)。
 ・ミニミニドローチューブを延ばすと、更に近接撮影が出来ます。

画像をクリックすると説明写真に拡大。


※必要に応じてレデューサー0.85を装着しています。
 暗い場所では、手持ち撮影なのでK-5のミラーショックと手ぶれが気になります。


●BORG 77EDⅡ(焦点距離の延長)について

2013年02月04日 | 野鳥撮影・機材

久しぶりの撮影機材についてです。
焦点距離1600mmでの撮影についてご質問が有りましたので、書いてみました。
実際の焦点距離は1500mmぐらいでした。
文中の1600mmは間違いです。


以前作成したPENTAX用KENKO TELEPLUS X1.5 の玉抜きテレコンを活用して、
BORG 77EDⅡ+K-01の焦点距離を伸ばしてみました。
焦点距離が少し長くなります。
K-01の半AFは問題なく動作しました。

BORG 89EDとほぼ同じ画角(35mm換算:1530mm)になりました。
テレコン玉抜きを追加すると、1300mm→1500mmぐらいになります。
もっと長いものを追加すれば、もっと焦点距離は伸びます。F値はどんどん大きくなりますので要注意。

※改造は自己責任でお願いします。

●KENKO TELEPLUSの玉抜きをPENTAK K-01ボディーとF-AF1.7の間に直接取り付けます。


●実際の画像
 BORG 89EDの実写


 テレコン玉抜き追加と無しとの実際の画像比較


●KENKO TELEPLUS X1.5の玉抜き ピンを介してF-AFアダプターが動作します。
 もっと長いものが有れば、更に延長が可能。内部がグレー色なのでつや消しブラックを塗りました。
 新宿でX2.0テレコンでも探してきます。これ以上長くすると益々SSが稼げなくなっちゃう(笑)

実際の野鳥撮影
 ・ジョウビタキ  ・アオジ  ・ウソ  ・ジョウビタキ♂  ・ヤマシギ  ・12月23日のMF
 
 文中1600mmになっていますが、おおよそ1500mmです。


●追加購入のPENTAX K-01(試写)

2012年11月20日 | 野鳥撮影・機材

先日追加購入のPENTAX K-01(ブラック/ホワイト)で試写。
K-01はコントラストAFなので精度が良い。
撮影時にヒストグラムが液晶に表示されるので、これも便利です。
しかもミラーレスなので、SSが稼げない暗い時でもブレの発生が最小限に抑えられます。
不満なのは、電子シャッターが使えない事(ワイヤレスのみ 別売)。
そのため、別途レリーズブラケットが必要になる。市販品はシーソータイプのブラケットが有りません。
当方は、TKさんの特製自作ブラケットをいただきましたので、快適です。
今回追加購入は、夜間の月面撮影時に、カメラの操作ボタンが見えやすいブラック/ホワイトにしました。

※PENTAX機種(K-5Ⅱ、K-5、K-01、K-30)の総合スコアが公開されました。
 K-5Ⅱsの評価は有りませんが、K-01もこの価格で頑張っています。
※K-01が、ドイツのデザイン賞“German Design Award 2013”で金賞を受賞。これは凄い。

15mくらい先の電力計


 1200pixの等倍切り抜き


太陽(11月19日)


月(11月19日)


WBを変えて撮影しました。
WB:太陽


WB:AUTO


・写真は、クリックで拡大します。画像は全てトリミング。

・撮影機材:デジボーグ77EDⅡ+PENTAX K-01+PENTAX F-AFアダプター(35mm換算:1300mm)


●11月8日のMF(K-01 vs K-5Ⅱs)

2012年11月09日 | 野鳥撮影・機材



本日も2時頃MFへ。
PENTAX K-5Ⅱsを持参。
機材は、いつものBORG 77EDⅡ+AFアダプター1.7+K-01です。
焦点距離は、35mm換算:1300mmです。CUレンズは装着していません。
位相差AFでは、やはり動作が不安定です。
CUレンズやレデューサーで焦点距離を短くする必要が有りそうです。
夕刻の撮影ですので、割と暗い状況です。
K-5Ⅱsは、LVで撮影しました。背景の暗部ノイズが気になりました。
お月様の表面にも同じようなノイズが見えました。
見た目の解像感は良い感じです。LVがもう少し使いやすければ良いのだが・・・。

当面、K-01で撮影します。焦点距離を短くすれば位相差でOKですが、今は1300mmで使いたい。
K-01はミラーレスなので、多少暗くてもブレが少ないですので・・・。

※PENTAX K-5Ⅱsのモアレ比較が公開されました。詳細はこちら

●ミシシッピーアカミミガメ
 K-01


 K-5Ⅱs


 K-01等倍切り抜き


 K-5Ⅱs等倍切り抜き


●マガモ
 K-01




 等倍切り抜き。


 以下、2枚は比較対象外(10m以内)




 k-5Ⅱs




 等倍切り抜き。


以下、K-01で撮影しました。

●コサギ(K-01で撮影)




●カワセミ(k-01で撮影)
 暗くなり始めてから、元気に飛び回ってくれました。


 陽が当たりませんでした。




・写真は、クリックで拡大します。画像は全てトリミング。

・撮影機材:デジボーグ77EDⅡ+PENTAX K-01+PENTAX F-AFアダプター(35mm換算:1300mm)
・撮影機材:デジボーグ77EDⅡ+PENTAX K-5Ⅱs+PENTAX F-AFアダプター(35mm換算:1300mm)


●野鳥撮影機材(BORG 77EDⅡシステム)

2012年10月29日 | 野鳥撮影・機材

現在のBORG 77EDⅡの機材です。
鳥も太陽も月も同じシステムで撮影しています。
BORGは、オプションパーツが豊富なので、
あれこれ考えながらシステムが変えられるのが楽しい。
デジスコは、もう2年もお蔵入りです。(TSN-884&664が泣いています)
BORGの対物レンズも増えましたが、BORG 77EDⅡがお気に入りです。

●現在のBORG 77EDⅡのシステム
 拡大で詳細説明しています。この長さで無限遠が合っています。長いです。




 変更点は、次の通りです。
 ①PENTAX オート接写リングKセット(No1~No.3)中古を新宿でゲット。
  ワンタッチで繋げます。
  純正なので、AFアダプターとの接点不良が有りません。露出の暴れが防げます。
  No.3を装着すると、更に近接撮影が可能(筒が長い)。更に追加(2個、3個重ね)することも可能。
  これにBORGカメラマウントホルダーを取り付けてもOKです。
 ②ミニミニドロチューブ(Sタイプ)
  従来のミニミニドローチューブより若干短いですが、ガタが無くしっかりしています。
  M57回転装置DX【7352】の代用でも有ります。
  ミニミニドローチューブを伸ばせば、更に近接撮影も可能。
 ③自作のカメラマウント
  詳細はココ
  60φ鏡筒接続AD【7616】には、絞りが付いていますので、遮光の役目も期待して作りました。
  焦点距離を縮める場合は、CU(クローズアップ)レンズを60φ鏡筒接続ADに取り付け、延長筒を追加。
 ④有ると便利
  対物絞り
  黒い紙を円形のカットしても良いのですが、ステップダウンリングが便利です。
  月や太陽を撮影する時に装着してます。太陽フィルターもこれに付ければ、小口径が使えます。


●焦点距離:1300mm F:11と暗いですが止まりもの撮影用と割り切っています。
●飛びもの用は、BORG 60EDのx0.7レデューサー対応を組んでいますが、使用頻度が少ない。
 BORG 60EDシステムは、焦点距離:625mm F:7


●タムロンSP AF 28-75mm F/2.8 XR Di

2012年10月07日 | 野鳥撮影・機材

本日は朝から雨、町内の運動会は順延。

先日、スナップ用レンズが欲しくなり色々調べて、タムロンSP AF 28-75mm F/2.8 XR Di を購入。
迷いましたが、最終的にタムロンにしました。タムロンは初めてです。
早速、試写してみました。このレンズ、中々良い感じです。
お気に入りレンズになりそうです。絞り込めばかなりいけそうです。
PENTAX K-5との組み合わせです。孫の運動会も撮ってみましたが切れ味良いです。
価格も手頃で、F:2.8通しが使いやすそうです。価格も手頃。評判通りです。
虫撮りも始めてみようかなぁ~。

※PENTAX K-5ⅡとK-5Ⅱsのサンプル画像が出てます。
  何故かサンプル画像は、カメラ内RAW展開画像ですね。添付ソフトは??。







 以下、クリックで拡大画像。全て等倍切り抜き、jpeg圧縮60%。










 ちょっとピントが・・・・。










 花びらにピンを合わせました。








・写真は、クリックで拡大します。
・撮影機材:PENTAX K-5+タムロンSP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD


●本日のお月様

2012年09月26日 | 野鳥撮影・機材

22時30分頃のお月様です。
CUレンズNo.3で焦点距離短縮。
自作カメラマウントに、CUレンズを装着。
この方法なら、割と簡単に対応できそう。明るい時は、対物絞り。暗い時はCUレンズ追加。

CUレンズ無し→焦点距離:867mm (35mm換算:1300mm) F:11.3
No.4→焦点距離:648mm (35mm換算:978mm) F:8.4・・・・1段明るくなりそう。
No.3→焦点距離:690mm (35mm換算:1035mm) F:9.0
No.2→焦点距離:734mm (35mm換算:1100mm) F:9.5
さて、暗い場所での撮影は、No.3辺りで対応して見ようかな。
今まで、SSを1/100キープで対応していたので、5割り増しの1/150ぐらいは確保出来そう。

※お月様を撮るには、CUレンズ無しで全く問題は有りませんが、夕刻の撮影を想定して、
機材ブレ、被写体ブレでの没シュートを減らしたいと思います。



・写真は、クリックで拡大します。画像は全てトリミング。

・撮影機材:デジボーグ77EDⅡ+PENTAX K-01+PENTAX F-AFアダプター(直焦点AF)


●7月19日のMF(夕立)

2012年07月20日 | 野鳥撮影・機材



久しぶりのMF。
事務所に寄って、田んぼでカワセミ待ち。
チビ♀が奥の杭止まり。遠いので様子見。
ショウジョウトンボを撮ってみる。
K-01のAFのフォーカスエリア(スポット)が良く理解できていないので、トンボで確認。

突然の雨。木の下で雨宿り。
小雨になり、情報館の近くにカワセミが飛来するのが見えたのでとりあえず撮影。
辺りは真っ暗。S池に行ってみる。まだ雨は降っている。
このくらいの雨は、気持が良い。しかし、カワセミを撮るも真っ暗。
カイツブリが2羽になっている。おまけに巣作りを始めていた。マサカぁ~・・・・・??。
●ショウジョウトンボ
 この頃は、光も丁度良かった。


 トンボの頭でフォーカスしましたが、手前の羽にピンが来ます。


  ピクセル等倍 追加しました(1200x795pix)


 このくらい、三脚をずらすと頭にピンが来ます。微妙。


 脚のトゲトゲも解像してました。コントラストAFは、割と精度が高いようです。


 ピクセル等倍 追加しました(1200x795pix)


●カワセミ
 小雨になったが、辺りは暗い。SS:1/40




 ISO:1250 SS:1/20


 ISO:1250 SS:1/10 更に真っ暗でした。


・写真は、クリックで拡大します。画像は全てトリミング。

・撮影機材:デジボーグ77EDⅡ+PENTAX K-01+PENTAX F-AFアダプター(直焦点AF)


●6月29日のMF(セキレイ)

2012年06月30日 | 野鳥撮影・機材



本日は、ジャンクレンズを早々に入手。カメラマウントアダプターを自作しBORG 60EDに装着しMFへ。
今回は、SMC PENTAX-M 1:4 200mmのレンズを使いました(¥1000でした)。 
3時を少々過ぎていましたが、S池に常連のMさん、V1のTKさんがスタンバイ。
カワセミの出が悪いらしい。
暫くMFを徘徊するも何も撮れず。
田んぼでツバメを待ったが現れず、代わりにセキレイがやって来ました。
道路に腰を下ろして、じっくり撮影。徐々に近くにやって来てくれました。
市の職員の方が、沼エビを捕獲している人を探しているようです。

新しく池の周りに立てられた看板


 CMの皆さんへのお願いも


●ハクセキレイ


 面積比1/4でトリミング










 更にトリミング






 最後は、ほぼ等倍切り出し。


・写真は、クリックで拡大します。

・撮影機材:ミニボーグ60ED+PENTAX K-5+PENTAX F-AFアダプター(手持ち撮影)


●6月28日のMF(鳥枯れ)

2012年06月29日 | 野鳥撮影・機材



合歓の花も咲き始めましたが、鳥が居ません。
10時過ぎにMFへ行きましたが、カワセミの姿も見られませんでした。
遠くから来られた方もおられましたが、残念でした。

鳥が居ませんので、蝶やトンボを撮りました。トンボが上手く解像しました。
鏡筒の一部の植毛紙を、昨日貼り替えてみました。フードにも貼ってみました。
先日、BORG 60EDで撮影後、自宅で画像を確認したら、久しぶりに露出の暴れが発生。
本日は、自作のマウントアダプターに交換して見ました。
今まで、BORG 77EDⅡ+K-01のシステムで使用していましたが、一度も露出暴れが発生していません。
もう一つ、同じものを作っておいた方が良さそうなので、Pentaxの古いレンズを探してみます。
ジャンク品でも探しに行ってみます。
ミニボーグ60ED+PENTAX K-5+PENTAX F-AFアダプター(ACクローズアップレンズNo.4)で撮影。

●キマダラセセリ


 後ろから見ると、ジェット戦闘機です。


●ベニシジミ










●シオカラトンボ


●ショウジョウトンボ




 やはりPentax K-5は、良い感じです。K-30は本日発売。CMを見ると鳥撮り用カメラ?。


●アオバズク
 先日、プチ遠征で撮ってきました。額の文字は「GV」?、「6V」?。


・写真は、クリックで拡大します。

・撮影機材:ミニボーグ60ED+PENTAX K-5+PENTAX F-AFアダプター(手持ち撮影)


●6月23日のMF(BORG 60ED+K-01)

2012年06月23日 | 野鳥撮影・機材



6/23は、午前中の短時間撮影で撤収。
久しぶりに、ノックノックさん、かんびんさん、deeptsuoshiさん、亭 竹林さんさんとお会いしました。
鳥待ち時間は、鳥端会議です。
ザリガニ釣りの家族連れも、土日は多いので、カワセミは遠くに。
それでも、一応撮ってみました。

本日は、懸案?のBORG 60ED+PENTAX K-01の軽量システム。
焦点距離:350mm F:5.8のBORG 60ED+AFアダプター+K-01です。
合成焦点距離:892.5mm(35mm換算) F:9.9
いつもは1300mmですので、カワセミが遠い。
60EDも良いですが、やはり、遠くはBORG 77EDⅡですね(当たり前)。

●ヒヨドリ


●カラス


 遠いですが、カラスぐらいの大きさなら、OK。


●カワセミ


 田んぼで、チビカワ この距離ではピクセル等倍は無理でした。




 S池奥の杭止まり。


 ママカワ。M池奥 35m


 M池奥のパパカワ。これでもトリミングしてます。遠いです。


・写真は、クリックで拡大します。画像は全てトリミング。

・撮影機材:ミニボーグ60ED+PENTAX K-01+PENTAX F-AFアダプター


●5月30日のMF(BORG 100アクロマート対物レンズ)

2012年05月31日 | 野鳥撮影・機材



昨日、我が家にBORG 100 アクロマート対物レンズ【2010】がやって来た。
天体マニアだったMさんからお預かりしました。
Kenko、タカハシ、Vixenの望遠鏡で天体観測を楽しんでおられたそうです。
BORG 100対物レンズ【2010】も所有されているとの事で、お預かりしてきました。
少々、古いモデルです。
迷彩テープを貼って、本日MFへ。

●100対物レンズ【2010】を取り付けて見ました。
 長いです。重量は、500g程増えました。対物レンズ77EDⅡを交換しただけです。


・対物レンズの焦点距離:640mm F値:6.4 重量:1050g
・合成焦点距離:1632mm(35mm換算)  合成F値:10.9

本日も、S池に直行。カイツブリが本日も1羽泳いでいました。
1時間以上S池周辺でカワセミを待ちましたが、2回やって来ただけです。
田圃の何処かにチビカワが出てる可能性も有るので探してみました。
パパカワが採餌していましたが、食べてしまいました。
O池に脚を運ぶとCMが7~8名。此処も2時間で1~2回のみ。
30分程皆さんと談笑して、再び田圃を探鳥。
カワセミの声が、聞こえたのでその方向に移動。
チビカワ発見
チビカワが1羽、枝の陰に止まっていました。やっと見付けました。
もう1羽、鳴いていたようですが見えません。
既に採餌の訓練中でした。
パパカワ、ママカワが近くで飛び込んでいました。チビカワも真似をして飛び込みました。
CMが2名やって来ました。見知らぬ方ですが喜んでおられました。初撮りだそうです。
チビカワを撮り、所用のため早々に撤収。

※全てBORG 100アクロマートで撮影

●カイツブリ




ハクセキレイ? (セグロセキレイ)
 ひょっとするとセグロセキレイの幼鳥かも  セグロセキレイの幼鳥です


 青ハラ(色収差)が出ています。


●ツバメ


●スズメ


●カワセミ
 ママカワ(S池)




 チビカワ  これは、ノートリです。1632mmでは、はみ出しました。




 以下、トリミング


 もうすかっり、一人前です。




 嘴の先が、未だ白い。


 パパカワ チビカワを訓練中でした。


 チビカワが移動して、パパカワが葉隠れです。面白いので撮って見ました。




<番外編>
●アカミミガメ
 カイツブリの好きな場所を占拠してました。カイツブリはうろうろ。


※100アクロマートレンズで撮影しましたが、解像感が77EDⅡに比べると劣ります。
 やはり眼視用のようです。
 水がらみ、逆光、空抜け以外は、青ハラ(色収差)は気になりません。
 100アクロマートの価格は、ずば抜けて安かったのですね。眼視用ならC/Pは最高です。
 もう暫く、お借りして花曇りの日に、使ってみます。
 やはり、BORG 77EDⅡは、素晴らしいと実感した一日でした。
 撮影用は、EDレンズ、FLレンズでないと今イチかもしれません。
 101ED(生産中止)に興味が湧いてきました。1600mmは面白い。
 デジスコの1600mm画像と比べると何故かBORGの方が画像が大きい・・・・?。
 コンデジとデジ一の画角の差???。素子の差・・・気のせいかなぁ~。

・写真は、クリックで拡大します。画像は全てトリミング。

・撮影機材:ボーグ100アクロマート+PENTAX K-01+PENTAX F-AFアダプター(直焦点AF)


●BORG 被写界深度(対物絞り)

2012年05月10日 | 野鳥撮影・機材

投稿するのを忘れていました。

本日(5/3)は、朝から雨。チビと遊びながら、被写界深度について考えて見ました。
ひょっとすると間違った解釈をしているかも知れません。軽い気持ちでお読みください。
BORG77EDⅡを購入してから、こんな事ばかり考えていました。

「被写界深度」。良く耳にする言葉ですが、写真撮影には大切な事だと思います。
写真のピントが合っていそうに見える被写体側の距離範囲のことです。
遠景を撮って見ると、どこでもピントが合っているように見えますが、
近景を撮って見ると、手前の被写体にはピントが合っているが、背景がボケます。
遠景などの写真は、被写界深度が深いと云います。
逆に近景など、ピントの合う範囲が少ない場合を、被写界深度が浅いと云います。
被写界深度を深くするには、レンズの絞り(F値)を調整して、ピントの合う範囲を変える事が出来ます。

●被写界深度とは
一般に、被写界深度は、
 ①焦点距離が短い程、深くなり、長い程、浅くなります(広角レンズより、望遠レンズの方が浅くなります)。
 ②絞りを絞る(F値を大きく)程、深くなり、F値を小さく(明るく)すると、浅くなります。
BORGで撮影すると、被写界深度が浅いと感じます。
これは、焦点距離が長く、絞りが無い事に起因します。
BORGにも、最近は各種絞りが別売されています。別売の絞りはココに有ります。
自作をする人もいます。たとえばステップダウンリングなどを利用して、レンズの口径を小さくします。
黒い紙をドーナッツ状に切り抜いてレンズに貼り付けても絞りの働きをします。
これを、対物絞りと云います。デジスコなどでも、口径の大きなレンズに、対物絞りを付けて、
被写界深度を深く(ピントの合う範囲を広く)して、撮影される方もいます。これは光の入る量を少なくして、
F値を変えている事になります。簡単な計算で求められます。

 ・焦点距離(mm)=レンズ口径(mm)X F値

ズームレンズは、ズームする(焦点距離を変える)とF値も変わります。
ズームレンズには、f=○○mm~○○○mm F=3.5~5.6とか表示されています。

・BORG77EDⅡの対物レンズのスペックは
 焦点距離:510mm=口径:77mmXF値:6.6です。これに対物絞りで口径を60mmにすると
 焦点距離:510mmは変わりませんが、口径が60mmになったので、F値は8.5になります。(510mm÷60mm)

 ●自作した対物絞り(77mmステップダウンリングを活用)
  77EDⅡ+K-5用です。現在はK-01の直焦点でF:11.3、これ以上暗くできませんので使っていません。
  被写界深度を深くするため、明るい場所での撮影に使っています。   


 BORG77EDⅡに装着


但し、被写界深度を深くすると、シャッタースピードが(SS)が下がってしまいます。
SSが下がれば、当然ブレが発生します。どのくらいのSSにするかがポイントです。
ISO感度を上げたり、露出補正を-(マイナス)にしたりして、SSを確保しています
ISO感度を上げれば、ざらついた画像になります。
この辺は個人差も有ると思います。許容範囲を自分で決めるしか有りません。
最近は、ミラーレスカメラも増えてきました。ミラータイプは、ミラーショックがかなり有ります。
SS:1/100以下では、ミラーショックや被写体ブレが発生しやすくなります。
K-01はミラーレスでローパスフィルターも削減(3枚→1枚)されていますので1/50でも撮っています。
また、焦点距離が長くなれば、三脚などの脚周りも影響します。
脚周りが弱いと、人が歩いただけでも揺れています。風が吹いても揺れます。
三脚も重い方が良いが、移動時の運搬が大変です。

●実際の被写界深度はどれくらいか
おおよそですが、メモ程度で理解ください。現在使用中のBORG77EDⅡ+AFアダプター+K-01の組み合せ。
焦点距離:867mm (35mm換算:1300mm) 合成F値:11.3(直焦点)・・・・867mm÷77mm(口径)
・被写体までの距離 3m 撮影範囲: 82mm(横)X 54mm(縦) 前後方向:±3.0mm 非常にシビアです。
・被写体までの距離 5m 撮影範囲:137mm(横)X 91mm(縦) 前後方向:±8.2mm シビアです。 
・被写体までの距離10m 撮影範囲:273mm(横)X181mm(縦) 前後方向:±33mm 

例えば、カワセミ等を至近距離3mぐらいで撮る場合、被写界深度が前後3mmのピン合わせが必要になります。
大変シビアですので、AF精度の問題が出てきます。
カワセミの頭の大きさが10mmぐらいだと1/3程動くとピン甘になる。
K-5では、AF微調を丹念に調整しましたが、K-01はコントラストAFのせいか精度が向上したように思います。
デジスコでも、BORGでも焦点距離を伸ばせば伸ばす程、ピン合わせが難しくなります。
(BORGの125SDや101ED等は、もっとピン合わせが難しくなります)
飛びものを撮影する時は、口径の小さなレンズを利用した方が良い事になります。
最近は、AFアシスト機能で拡大表示が出来たりしますので実践で、慣れる事が必要です。
PENTAX K-01には、アシスト機能や表示拡大機能が有りますので、ピン合わせは楽になりました。
デジスコ時代は、IXY2000ISやSONY DSC-W300等では大変苦労しましたが、
CANON IXY-30Sのアシスト機能が付いて歩留まりが向上した経験が有ります。
デジスコは、KOWAのTSN-884を使っていましたが、
接眼レンズもTSE-14WよりTSE-21WDの方がピントが良く来ました。
KOWAのTSN-884より664の方がピントが合い易い(口径が小さいので)。

・大体、3mぐらいのカルガモの首です。奥行き方向にピントが合っている範囲が狭い。
 BORG77EDⅡ+AFアダプター+K-01で撮影


カワセミを3mで撮影してみたいのですが、小生ではおそらくピン甘になるでしょう。自信が有りません。
カワセミもじっとしていません。首を傾けたり、伸ばしたりします。3mmぐらいは常に変化します。
風が吹いても3mmは動きます、前後3mmのピン合わせは難しそう。
そんなチャンスが来れば良いのですが・・・・。せめて5mでいつも撮れれば、鳥撮りも楽しくなりますね。
この距離なら経験していますので撮れそうです。MFでジャスピンにする方が多いですが、小生では無理です。
少しづつ、フォーカスを動かして撮ってます。時々大当たりします。こんな時はテンションが上がります。
1枚でも超解像写真が撮れれば、最高に嬉しくなります(PCの前でニンマリです)。
撮れない時は、カルガモの至近距離撮影で練習です。「習うより慣れろ」です。

メモ程度でまとめてみました。参考になれば幸いです。
こんな事を考えて、日々鍛錬するしか有りません。
それにしても、上達しませんね。頑張るぞ~~。


●参考までに
※BORG77EDⅡ+AFアダプター+K-5の場合の被写界深度
K-5の場合は、F AFアダプターを動作させるために、F値を明るくしなければなりません。
BORGのオプションパーツには、レデューサーが用意されていますが
KENKO PRO1D No.3を使用して、レデューサー代わりにしていました。
クローズアップレンズを入れる場所によって、厳密には焦点距離が微妙に変わります。
焦点距離:おおよそ600mm (35mm換算900mm)として、合成F値は7.8・・・(600mm÷77mm)になります。
・被写体までの距離 3m 撮影範囲: 117mm(横)X  78mm(縦) 前後方向:± 4.2mm 非常にシビアです。
・被写体までの距離 5m 撮影範囲: 195mm(横)X 129mm(縦) 前後方向:±11.7mm シビアです。
・被写体までの距離10m 撮影範囲: 391mm(横)X 259mm(縦) 前後方向:±47.0mm 
※K-5の場合は、AF微調を忘れずに。
※K-5とK-01の被写界深度の差は、単純に焦点距離の差です。K-5はCUレンズで焦点距離を短くしています。

※改造などは、自己責任でお願い致します。


●PENTAX K-01用レリーズブラケット(特注品?)

2012年05月02日 | 野鳥撮影・機材

本日(5/2)は雨のため撮影はお休み。Blogネタを作成してます。

先日、撮影仲間のTKさんから、PENTAX K-01用レリーズブラケットを頂戴しました。
TKさんの自作です。デザイン(意匠)もすばらしい。あまりにも良く出来ていますのでご紹介します。

●何故レリーズブラケットが必要なのか
 PENTAX K-01には、EVFが有りません。背面液晶を見て撮影する事になります。
 しかも、直焦点でBORG77EDⅡが使えますので、焦点距離が1300mm(35mm換算)。
 F値も相当に大きくなり、SSが稼げません。
 シャッターボタン手押しでは、どうしてもブレが発生してします。
 PENTAX K-01には、リモート端子が有りません。ワイヤレスリモコンは別売で有りますが、
 他人のK-01も動作する可能性が有りますので、フィールドでの使用は禁物です。
 そこで、古いですがメカニカルレリーズを使う事になります。
 メカニカルレリーズを使うために、それを止めるブラケットが必要になります。
 背面液晶を覗いての撮影ですので、液晶フードが有れば見やすくなります。

●市販のレリーズブラケット&液晶フード
 ・Vixen ケーブルレリーズブラケット 39191-2が汎用性が有りそうです。
  カメラのサイズによっては使えない物も有りますので、取付可能サイズを確かめてください。
 ・液晶フードは、デジスコドットコム HD-30WMC 3インチ液晶モニターフード [3インチ液晶モニターフード]や
  UN UNX-8508 [モニタリングPRO-MC MASTER]等色んなタイプがが有ります。

●自作のレリーズブラケット
 多くの方が、自作していますので、ネットで検索すると沢山見つかります。
 暇な時にでも、自作をされてはいかがでしょう。
 当方は、地震対策用のLブラケットを2ヶ(計210円)利用して作りました。

●TK製作所?オリジナル・レリーズブラケットの紹介
 アルミL型鋼材(厚3mm)をカナノコで切り出し加工したそうです。
 シーソータイプになっていますので、レリーズケーブルを動かしても、振動が伝わりにくくなっています。
 しかも、延長ケーブルレリーズが途中に入っていますので、その自重で更に安定しています。


正に職人技です。
TKさんは、本当に器用です。直ぐに一台改良版を作ってしまいました。
MFで黒塗りBORG 77EDⅡを作ったのもTKさんでした。

※次回の機材ネタは、「被写界深度」の予定です。

※機材関連は、当Blogの左の欄の「カテゴリー」の中の「機材」をクリックください。


●野鳥撮影・機材(AF BORGで撮影)

2012年04月30日 | 野鳥撮影・機材

最近、MFでのBORGに関するご質問や、ネット検索で当Blogへのアクセスが増えてきました。

検索項目で多いのは、

・野鳥撮影機材
・BORG
・BORGのAF化
・BORG77EDⅡ
・デジスコ
・PENTAX K01 BORG
・PENRAX K-5 BORG
・BORG NIKON 1
・AF BORG  
・カワセミ 等 BORG関係の検索が多いようです。

これから野鳥撮影をされる方が増えているのかも知れません。
BORG開発責任者の中川さんのBlogにも、在庫切れの案内が多くなってきました。
中川さん撮影の写真も大変参考になります。天体撮影や皆既日食を撮りたい方も大変参考になると思います。
BORGは元々天体望遠鏡ですね。

当Blog「森の青葉Ⅱ」は、本年1月から、Blogサイトを移転しました。
旧Blog「森の青葉」にも機材紹介を載せております。
機材もどんどん変わっていますので、解り難いかも知れませんが、ご覧ください。
当Blog「森の青葉Ⅱ」の左の欄の「ブックマーク」に「■野鳥撮影・機材(旧)」を追加しました。
最近の機材は、「カテゴリー欄」の野鳥撮影・機材」をご覧ください。

小生の組み合わせ例です。ご参考まで。
●システム例(K-5)
 現在はヘリコイドMの代わりにマイクロフォーカーサーを取り付けて有ります。
 最短撮影距離を短くするため、ミニミニドローチューブも追加しました。
 ピント合わせに必要な長さ調整機能が3段になっています(笑)
 ①ドローチューブ
 ②マイクロフォーカーサー
 ③ミニミニドローチューブ

 AFアダプターを動作させるためのレデューサー代わりにCUレンズNo.3を付けています。
 CUレンズは、ケンコー 52mm PRO1D ACクローズアップNo.3がおすすめです。
 (焦点距離:約1000mm)。画像クリックで詳細

 BORGの延長等は、52mmのフィルターが取り付くようになっていますので、それを利用して
 クローズアップレンズを取り付けます。CUレンズの取付場所によって、微妙に焦点距離が変わります。

●システム例(K-01)

K-01はコントラストAFの為、CUレンズ無しでもAFアダプターが動作します。
焦点距離は、35mm換算で、
77EDⅡの焦点距離:510mmx1.7(AFアダプターの倍率)x1.5(APS-C)=1300mm 合成F値:11.3
撮影が難しくなりますが、BORGテレコンを付けると更にx1.4倍 →1800mm 合成F値:15.8になります。

●PENTAX 一眼カメラでBORG AF化のポイント
①F-AFアダプターx1.7を利用する。
②ボーグのカメラマウントに直接継ぐ場合は電気接点部分の塗料を取らないと動作しません。
 カメラマウントPK(改)【50021】は削ってありますのでそのままでOKです。
③カメラの設定で「絞りリングの使用」で「 許可」を選択します。この設定をしないとAFが動作しません。
④カメラの「AF微調」で、-10~+10の間で、一番ピントの合う場所を差がします。(これは重要だと思います)
 K-01は設定出来ません(コントラストAFのため)

※使用するカメラによって、明るさの調整が必要です
 (明るさ調整はレデューサーやクローズアップレンズを利用します)
 ・最近のPENTAX K-r、K-5は、比較的暗くてもAFが動作します。(クローズアップレンズ No.3ぐらいが良い)
  クローズアップレンズは入れる場所によって、合成焦点距離が変わります。
  カメラに近付ければ、焦点距離が伸びます。
  また、CUレンズは、No.3よりNo.4の方が焦点距離が短くなり、F値が小さく明るくなります。
  対物レンズに近付ければ、短くなりますが、合成F値が小さくなり、明るくなります。
 ・K-01は、クローズアップレンズ無しでも、AFが動作します。
  K-01のAFは位相差では無く、コントラストAFだからです。

※参考システム。此処をクリック(K-5、K-r)。K-01のシステムは此処(BORGテレコンはご自由に)
  K-r、K-5の場合2インチホルダーSSの内径にクローズアップレンズ(52Φ)が入りません。そこで、
  M57延長筒36W【7608】やM57→M57ADⅢ【7459】の内径は、
   56mmですのでこれを利用した方が簡単だと思います。
  両端がメスネジになっていますので、オスネジへの変換は、M57→M57AD【7457】等を利用すると便利です。
  M57/60延長筒SS【7601】は、
  
対物側:M57P0.75オス 接眼側:M57P0.75メス M60P0.75オスのパーツも有ります。
  BORGには、色んなパーツが揃っていますので、組み合わせが沢山あります。
  色々、試して自分に合ったシステムを組み立てる楽しみが有ります。

以上、PENTAX一眼カメラのBORG AF化の参考まで。

※改造などは、自己責任でお願い致します。