アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

半農半芸術 春の畑

2011年05月02日 | 農とアート
私たちの住む八ケ岳南麓の標高1000メートルあたりはちょうど桜が咲いています。
前回は田んぼからでしたが、今回は畑からです。
まずは、冬越しをしたニンニクの写真をどうぞ。

自然農では畑を耕さないのでぺんぺん草やつくしとすぎなや踊り子草など
いろんな草花が一緒に育っています。
遠くにはまだ雪をかぶった南アルプスが見えます。

この畑は自然農13年目の畑です。
小さな棚田でもともとは田んぼだったのですが面積が小さいこと
棚田の土手草は管理が大変なこと
地主さんが高齢なこと
で休耕田になっていたのです。
地元の人の紹介で畑として使う様になったのが1999年です。
それ以来肥料もあげずに土の力だけで作物を育てています。
いろいろな植物や生き物が自然に土を豊かにしてくれるので
ニンニクもご覧の通り立派に成長中です。

土をむき出しにしない様に。
できるだけもとの状態に近づける様に。
ジャガイモの種芋を植えた後の畑です。
どこに植えたか分かりますか?

遠くには八ケ岳が見えます。

作品づくりも大好きですが畑も気持ちよくてリフレッシュできます。
小さな作品を畑に持って来て写真を撮りました。

鉄と石の作品シリーズです。
足下には朽ちていく命と芽吹いた命の移り変わりが見えます。
コメント
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