アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

錆びた鉄の看板(LUZ)

2023年07月21日 | 看板、表札、ポスト
東京恵比寿に看板を納めさせていただきました。

鉄錆の看板ですが御依頼主さんの持っておられるイメージに合わせて最初から経年劣化をしたような仕上げにしています。

ロゴが錆の表情にフェードアウトしていく感じです。



ロゴがいい感じに掠れていく表情を錆させては塗装して、そして表面を削っていくその作業を何度も繰り返しています。



シートを貼ることが主流の看板ですが2種類の塗料を手塗りで表情をつけながら進めていきます。
まるで絵画のような作業です。そしてまた削ります。


ロゴの塗装のエッジをぼかしていくのですがだからこそケガキはしっかりと。
レーザーのショットを使ったケガキでロゴを配置しました。



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アイアンの花器

2023年07月10日 | 花器
オブジェのような、見たとのない花器。

使う人が工夫できて花のないときでも造形的に魅力ある花器を作りました。

輪は鉄線を曲げて作り溶接でつなげて、円錐体も鉄板を曲げて作っています。

テクニックと造形的なセンスの両方を感じ取ってもらえれば嬉しいですが植物が加わって完成される造形美が面白くて花器作りは楽しいです。

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錆びた鉄板の自立型看板(Place yatsugatake oigamori)

2023年07月09日 | 看板、表札、ポスト
八ヶ岳にオープンした一棟貸しのコテージの看板です。

メイン看板は鉄板を折り曲げてデザイン的にも動きがあり強度も増すような形態にして文字を入れました。
立体的なので陰影も強調され錆のコントラストがきれいです。


サブ看板はコテージへと向かう途中に立てています。









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床の間のためのオブジェ(温故翔新展)

2023年07月09日 | 造形作品
温故翔新展の会場の床の間に展示した作品です。

輪を繋いだシリーズです。

今回はゴールドに塗装しています。
書院作りの光がやや下から入ることからその光を金色で受け止めることで造形を効果的にみせるのが狙いです。

円錐体も鉄板で作っています。

水を入れることもできますが今回は差し色の赤のオブジェを入れてます。

掛け軸のように掛かっているのは鉄の輪に和紙を貼ったものです。

鉄の錆が和紙に広がって行きます。


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庭を駆ける動物のシルエット

2023年07月09日 | オブジェ
もう15年以上前に製作した動物のシルエットのメンテナンスをしました。

長い間大事にされていて嬉しいですね。

設置した時には小さなお子さんがいましたがもう自立されて庭を飛び回るのもこの子達だけになりましたね。

緑の中でちょっとしたアクセントになります。

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