アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

壁面コート掛け、フック(和室、洋室)

2011年01月26日 | インテリア
壁面にハンガーをかけるフックがあると便利だけれどなかなか思ったものが見つからない。
そんな方は少なくありません。
今回は和室と洋室それぞれにオリジナルの壁面の3連フックを制作しました。


和室に取付けたものは鴨居を利用したものでビスなどを使っていません。
和をイメージしてリズムが出るようなデザインにしました。
和室の壁の色が軟らかいので直線的なデザインでも強く感じません。


洋室には少しボリュームがあり曲線のラインを生かしたフックにしました。
こちらは白い壁にオブジェのように取付けました。

この様な壁のフックはコートやハンガーをかけた時にどのように見えるか?
何も掛けてない時にもきれいに見えるか?
などをイメージしながらデザインを考えます。

常に見えるものだからこそデザインが大切ですね。
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囲炉裏とピザ釜

2011年01月25日 | その他

囲炉裏の中心のゴトクに合わせて大きな分割式のゴトクをつくらせていただきました。

これはゴトクに掛けた鍋などが煮えすぎないように横にずらしたりする為のものです。
ゴトクと高さが同じになっています。

丸い輪が着いていますがここに串を刺して魚をあぶったりできる為の工夫です。
囲炉裏を使いこなしている方ならではの要望ですね。

このお宅には先日ピザ釜用の扉を納品させて頂きましたが、そのピザ釜も完成していました。

オーナーの手作りピザ釜です。

春にはピザパーティーにご招待して下さることになっています。

火を扱う囲炉裏とピザ釜。
暮らしを楽しくするアイテムですね。
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和室の壁に鉄のオブジェ

2011年01月21日 | オブジェ
和室の壁面に鉄のオブジェを設置しました。
先日、ロフト用のはしごを設置させて頂いたお宅の和室です。


オープンアトリエの時に我が家の壁面オブジェを気に入っていただき同じものを制作致しました。
壁面には手透きの和紙が貼られていてその質感に鉄がすっきりと映えて見えます。
直接壁に差し込むようにしたので金具が一切見えません。

こちらの和室には西に窓があり、そこから差し込む日差しでできるオブジェの影もきっと素敵だと思います。


照明は卵形で、オーナーさんが和紙で手作りされたものです。
夜の和室もきっと素敵でしょう。


壁面に設置する鉄の作品は白い壁でないと映えないと思っている方も多いのですが今回のように和室にも鉄はしっくりと馴染みます。

素材:鉄、蜜蝋仕上げ
幅:約180センチ
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