個展も終わり注文の制作を再開しました。
今回は、欅(けやき)の一枚板のテーブルに鉄で足を作りました。
これまでは座卓として使用されたのですが、椅子の生活に変えるにあたって私が足を作らせて頂きました。
木の足はどうも重苦しくなるので・・。
そこで鉄の足を思いつかれたそうです。
天板は漆塗りの立派なもので、木が二股になっている部分を利用して柱を挟み込むように置かれていました。
デザインは両サイドの足のかたちを変えてみました。
一方は9ミリの分厚いフラットバーを使ってデザインはシンプルに、
もう一方は細めの角棒を使用してボリュームあるデザインにしました。
お客さんの要望で雑誌や新聞などを置くラックを付けました。
木のフローリングと天板に挟まれた黒い鉄は軽やかでありながらアクセントにもなっています。
木の天板に鉄の足はデザインの自由度も高く相性も良いので使われていない木の板をお持ちの方は鉄の足で生かしてみてはどうでしょう。