つくし取り、つくし煮

　３月初めに、久々につくし取りに出かけました。と云うのも、友人が土手を散歩中に沢山のつくしを発見した様で、童心に返り、取ったそうな、その後、散歩中の女性に、譲ろうと、声を掛けたそうな、ところがその女性曰く、私、若いからそんなんよう炊かん。との返答にて、そのまま持ち帰り、奥さんに頼んでみたが、面倒で出来ないと断られたとか。結局、つくしちゃんは、近辺にまき散らかした様だ。
それを聞いた私、早速その友人と、その土手に行きつくしを１時間程かけて取り袋一杯にもなりました。天気も良かったので、土手に座り話ながらつくしのハカマを１本づつ外し、掃除します。二人で１時間位かかりましたが３分の１ぐらいしか進みません。日差しも陰ってきたので、この辺で解散する事にして帰宅しました。自宅の流しで一人黙々とつくしの掃除を、２時間以上かかって終えたと思います。ハカマ取りは雑になりますが、ハカマ途中で折れる事も多いが、そのまま穂の所だけ残す時も多々ありました。



その後は、熱湯に約１分湯がくと前処理は終わる。アクは少ないので、湯がき過ぎない様に注意が必要です。後は酢、醤油、出汁醤油を適量加えてつくしに絡めて汁が少なくなれば完成です。春の香りと苦みがほんのり、懐かしい日本食の味がしました。