インプラント、歯周、審美、義歯など各種の研修会に参加し、
修練を積み、自信を持って診療に頑張ってくれる副院長のおかげで
今年は困難な症例は全て副院長に任せて、
ゆっくりと楽に診療をさせてもらいました。
帰宅時間も早くなり、読書をしたり、
阪神タイガースが優勝することを信じてテレビにかじりついたり、
ウォーキングなどの自分の時間が増えた年でした。
来年は年男で「72歳』。
ですが、5~6時間の山歩きも支障なくこなせますし、
お酒の方もまだまだ元気です。
来年も診療に趣味に、そして西国33ヶ所は済んだので、
中断している88ヶ所巡礼の達成に頑張ろうと思っています。
どうか来年もよろしくお願いします。
それでは最後に今年の歯科で話題になったことをいくつかお話したいと思います。
①ストレスや食生活の変化から起きる「ドライマウス」という病気があります。
その患者数は800万人とも言われ、男性よりも女性に多く、
口の中のネバネバ感や口臭が主な症状。
重度になると唾液の分泌量が低下し、
舌表面がひび割れして「舌痛症」で
食事がとれない人や不眠症になることもあります。
②最近、噛まなくても食べられる食事が多くなり、
側切歯や第二小臼歯、親知らずが生えない子供達が増えています。
一日の食事で噛む回数は、弥生時代990回が、現代では620回となり、
人間の歯は次第に退化しているようです。
そのため噛まない子供達は、顎の狭小化に伴う
歯や舌の位置異常による口呼吸が起こり、
虚弱体質となり、顎関節症や虫歯、歯周病にかかりやすくなっています。
③使用する義歯の適合と認知症の程度には関係があり、
喪失歯数が少ない方が死亡率が低く、
歯数が少なくても義歯の状態が良好であれば、
長寿、自立、生き甲斐などのQDLが高いと言われています。
④糖尿病では歯周病のリスクが2倍で、そのうち1/3が重症です。
しかも歯周病が進行すると血糖コントロールが悪くなります。
また歯周病の人は癌になるリスクが1.14倍高いと言われています。
糖尿病の人は最低年2回の歯科検診を受けましょう。
⑤抜歯した親知らずから万能細胞(IPS細胞)をつくることに成功。
IPS細胞はさまざまな細胞や組織になる能力があり、
患者本人の細胞からつくれば、拒絶反応がない移植が
可能になると期待されています。
⑥歯を失う最大の原因で、全身の健康状態にもかかわる歯周病。
治療は悪い部分を除くのが主流ですが、
なくなった組織を再生させる「歯周組織再生誘導手術GBR法」
という治療が出てきました。
当院でも積極的に行っております。
2009年が皆様にとって、良い一年であることをお祈り申し上げます。
修練を積み、自信を持って診療に頑張ってくれる副院長のおかげで
今年は困難な症例は全て副院長に任せて、
ゆっくりと楽に診療をさせてもらいました。
帰宅時間も早くなり、読書をしたり、
阪神タイガースが優勝することを信じてテレビにかじりついたり、
ウォーキングなどの自分の時間が増えた年でした。
来年は年男で「72歳』。
ですが、5~6時間の山歩きも支障なくこなせますし、
お酒の方もまだまだ元気です。
来年も診療に趣味に、そして西国33ヶ所は済んだので、
中断している88ヶ所巡礼の達成に頑張ろうと思っています。
どうか来年もよろしくお願いします。
それでは最後に今年の歯科で話題になったことをいくつかお話したいと思います。
①ストレスや食生活の変化から起きる「ドライマウス」という病気があります。
その患者数は800万人とも言われ、男性よりも女性に多く、
口の中のネバネバ感や口臭が主な症状。
重度になると唾液の分泌量が低下し、
舌表面がひび割れして「舌痛症」で
食事がとれない人や不眠症になることもあります。
②最近、噛まなくても食べられる食事が多くなり、
側切歯や第二小臼歯、親知らずが生えない子供達が増えています。
一日の食事で噛む回数は、弥生時代990回が、現代では620回となり、
人間の歯は次第に退化しているようです。
そのため噛まない子供達は、顎の狭小化に伴う
歯や舌の位置異常による口呼吸が起こり、
虚弱体質となり、顎関節症や虫歯、歯周病にかかりやすくなっています。
③使用する義歯の適合と認知症の程度には関係があり、
喪失歯数が少ない方が死亡率が低く、
歯数が少なくても義歯の状態が良好であれば、
長寿、自立、生き甲斐などのQDLが高いと言われています。
④糖尿病では歯周病のリスクが2倍で、そのうち1/3が重症です。
しかも歯周病が進行すると血糖コントロールが悪くなります。
また歯周病の人は癌になるリスクが1.14倍高いと言われています。
糖尿病の人は最低年2回の歯科検診を受けましょう。
⑤抜歯した親知らずから万能細胞(IPS細胞)をつくることに成功。
IPS細胞はさまざまな細胞や組織になる能力があり、
患者本人の細胞からつくれば、拒絶反応がない移植が
可能になると期待されています。
⑥歯を失う最大の原因で、全身の健康状態にもかかわる歯周病。
治療は悪い部分を除くのが主流ですが、
なくなった組織を再生させる「歯周組織再生誘導手術GBR法」
という治療が出てきました。
当院でも積極的に行っております。
2009年が皆様にとって、良い一年であることをお祈り申し上げます。
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