ウルグアイ東方共和国 モンテヴィデオ市の住人より

モンテヴィデオ市の住人のつぶやき・・・・

南米U-17選手権 ウルグアイ代表の顔

2009年04月19日 | サッカー・スポーツ
出発前に確定した欧州チームとの契約で一時南米選手権の参加が危ぶまれたが、父親と現所属チーム・ダヌビオとの話し合いで、チリ行きが直前に決まった、ゴンサーロ バッレト(写真右)。そして見事、その出発前のゴタゴタを払拭して、地元チリとの第一試合で、2ゴールをはなち、チャルーア・デフェンスの要、ジェノバのポレンタ(写真左)と共に代表の顔となった。試合前にウルグアイの国歌を力込めて歌い、ゴールをはなった姿をみて、きっと今は父親も誇りに感じていることでしょう ウルグアイU17代表の注目選手

欧州チームなどと契約が成立すると莫大な契約金が動く。そのおよそ80%近くを選手の代理人のものとなる。残りは選手の家族へ。今回のような国際試合は、まさに選手の見本市で、キャプテン・ポレンタのジェノバとの契約はU15の選手権で決まった。そこで、国際試合に参加する時点、ウルグアイの所属チームとの契約書にサインをされているか否やかで代理人は大きく懐具合がかわってくる。もし選手が地元チームと契約をしていない状態であれば、、選手の代理人は契約金を所属チームとシェアーしなくて済む。それを回避する為に、SUB15,SUB17で、代理人がまとまったいわゆる”前金”を支払い、サインをさせないこともあると言う。小さい時から育てている地元のチームは、いい選手を育て、選手が受け取る契約金の一部で次世代を育てる資金にしている。代理人は良い条件で選手を市場に出す為に駆け引きをしている・・・ピッチの中と外のプレー、サッカービジネス。