ウルグアイ東方共和国 モンテヴィデオ市の住人より

モンテヴィデオ市の住人のつぶやき・・・・

南米U-17 選手権 青田買い

2009年04月15日 | サッカー・スポーツ
4月17日よりチリにてU-17南米選手権が始まる。10月にナイジェリアで開催される世界選手権に向けての大会である。選抜された17歳以下の選手20名が、強化合宿を終えていよいよチリに向けて出発準備の段階に入った。
その20名に中に既にプロとして契約している選手・・・・・・全員
欧州のチームと契約が成立している選手・・・・・・・・・・・5名
既に伊・ジェノバで15歳からプレーしているのがキャプテン、ディエゴ・ポレンタ。彼は、昨年4月、ジェノバから150万ドルの契約金と、月給7000ユーロ、自宅2軒、両親の仕事を保障されウルグアイを旅たった。


出発段階で、英・チェルシーとの契約が確定したのは、ゴンサーロ・バレット(写真)。しかしこの契約が波紋を呼んでいる。18歳以下の外国への旅行は、保護者である親の許可が必要となる。しかしながら父親は、「今は、英国へ行くことが優先でウルグアイ代表でチリに行くことを許さない」と。本人は「1年前からウルグアイ代表に選抜され練習しているから試合には参加したいが、家族の決定に従う・・・」と。名誉よりパンの現実がある。


地元の新聞社のアンケートによると、9%の父親が、息子がサッカー選手になることを夢見、およそ6万人の子供たちが、ベイビー・少年サッカーに所属している。
そのうち0.9%がプロにたどりつく。毎年350人ほどがウルグアイの一部リーグでプレーし、そのうちの一割が欧州へ出かけていく。