monta’s diary

日々の出来事や好きな事を語っております♪

「殺し屋シュウ」野沢尚

2005年07月20日 | 本のこと
哀しい殺し屋“シュウ”久し振りに胸を揺さぶられた作品でした。
涙が出そうになったけど、外で読んでいたので我慢しました。

プロローグでもある第1章が、章を重ねる度に別物かと思うような感覚になりました。
ハードボイルドっぽい作品なのかもしれないですが(特に後半)
今まで読んだ野沢作品の中でもかなり気に入った作品です。

野沢さんの作品はこの頃からなのか真相はわかりませんが、
第3章、第5章を読んでいると“死”を前向きな事に捉えて書いていたのでは・・・
と感じてしまいました。
でも、この第3章と第5章が私は一番好きです。切ない話なんだけどね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「女王の教室」&「電車男」 | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本のこと」カテゴリの最新記事