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モンゴル通信 ☆スタッフリレー日記☆

モンゴルへ行こう![モンゴル通信]スタッフによるリレー形式の日記。

モンゴル旅行記(2)     SANPAKU

2006-06-30 01:00:17 | モンゴル
二日目は古のモンゴル帝国の首都ハラホリン(日本ではカラコルム)へ向かう。集合場所のモンニップフォトに着くとナランフーさんの奥様=モンニップフォト副社長が引き締まった表情で仕事の段取りなどの指示を出している。店内はそんなに大きくは無いが小奇麗にディスプレイされデジタルカメラを中心に売られているようだ。見ている間にも4組ほどのお客が来ていた。

きょうもナランフーさん夫妻と通訳のブルガが同行し総勢6名での旅だ。ちなみにハラホリンに行ったことがあるのはナランフーさん夫妻だけ、ブルガは初めてで楽しみとの事。「ハラホリンまでは約400キロ、時間にして8時間ほどだ。ウランバートル市内は大変車が多い、それもみんなかなり強引な運転をする。とてもじゃないが私にはここは走れないな。ウランバートル駅をすぎると車は激減する。走っているのはバスと何を運んでいるのか大型のトレーラー式の運送車、それから観光客を乗せたチャーターのタクシーだ。市内を抜けるとさらに減る。一転景色は想像のモンゴルと一致してくる。途中で道を外れナランフーさんの三菱スターワゴンは草原丘陵の中腹へと登った。眼下に草の海が広がる。ここで昼食を作ってくれるそうだ。

近くの遊牧民が羊を追ってこちらへ来る。少女が羊のミルクを絞っている。お母さんに写真をとってもいいか聞くと娘だけならとの事。ありがとうございます。
ナランフーさん夫妻の支度が出来た。ヒャム(ハム)のサンドイッチと牛肉とパスタとにんにくの茎の油いため。どちらも想像よりもおいしい。進められるままに苦しいくらい食べた。ご馳走様。

再び走り出す。道がどんどん悪くなり荒れた舗装路よりも脇のダートを通る。モンゴルを感じる。ハラホリンが見えるとナランフーさん、標識を見るとあと40キロ、そう軽く40キロ先まで見渡せてしますのだ。すごい。直前でなにかセレモニーをやっている。写真を撮っているとこわもてのおじさんが近づいてきてナランフーさんと話をしている。どうやら有料の見世物だから金を払って見ろということらしい。ツーリストキャンプ到着。エルデニゾーのすぐ近く、各々のゲルを決めて大型の食堂ゲルで夕食(といっても10時)外はようやく暗くなってきた。宴は1時過ぎまで続きお開きとなる。ナランフーさんお疲れ様でした。

道中メモ:①道中のトイレは穴を掘って板を左右に渡し小屋をかけた程度ドアも無いところもある。②ハラホリンまでほぼ一本道制限速度の標識は無い。道のよしあしで決まる③100円=約1050トゥグルグ(6月20日現在)。


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