モンゴルの子どもたちが、東日本大震災の被災地の復興を願って描いた絵の展示会が31日、松山市大手町一丁目の愛媛新聞社1階ロビーで始まった。11月9日まで。
NPO法人日本モンゴル親善協会の関係者らでつくる実行委員会が企画。モンゴル国内の小中学生らが「これまでの日本からの資金や物資の援助への感謝と、今後も共に助け合っていこう」との気持ちを込めて描いた。
日本に届いた絵は3000枚。被災地や東京などで展示され、今回900枚を並べた。
会場には海を見たことのない子どもたちがテレビなどで目にした津波の恐ろしさや、太陽、富士山などを描いた絵がずらり。メッセージの一部は英語で添えられている。
実行委員会の村上空山代表(83)は「一つ一つの絵に書かれたメッセージも読んでもらえればうれしい」と話している。開場午前10時~午後5時。入場無料。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20111031/news20111031691.html