毎日が日曜日・・・のようなもの

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明るい引きこもり人生を送っております

花屋で働く青年のお話

2015-03-31 11:26:16 | 日記
フランスでは花屋で花を買うのは
ダントツに男性なんだそうです

日本では花屋さんで男性客を見かける事は滅多にありませんが
フランスでは男性客で溢れているんだそうですww

まあ
話半分に聞いても
とは 男性から女性へプレゼントするモノ
ブーケを持ち歩く男性は 女性のもとへ向う途中という事なんですね

そんなフランスの
小さな花屋で働く青年を紹介します


自転車で通える距離に彼の住むアパートがあるのです
小さなバルコニーが付いているだけのごく普通のワンルーム

お昼休みは約1時間あるようで
よっぽどの事が無い限り
彼は自転車で自宅に向かい
バルコニーでランチを食べるのが習慣です

小さなデーブルにはパンとコーヒーと少しの果物
木箱に腰を掛けながら
ゆっくりとランチを楽しむのです

彼の小さなバルコニーは彼にとってのオアシスで
むせ返るほどの花と緑で溢れ返り
噂を聞きつけたたちは
引っ切り無しに彼のバルコニーに遊びにやって来る

売れ残った花 傷んで売り物にはならない植物たちを店主から貰い受け
このオアシスで愛で育てている

彼の
自分の花屋を持つこと

彼の夢は叶っただろうか?・・・と
遠い昔に何かの雑誌で見た花屋で働く彼の事
あの花いっぱいのバルコニーと質素な食事


(最後の花びらさへ 捨てられずに彼は飾っておりました・・・)


を見ながら 外で食べる習慣は日本にはないけれど
オープンカフェも苦手だけれど・・・

それでも彼のように
だれに見せるわけでもない 自分ひとりだけの為の花と緑に囲まれて
小さな空を見上げながらひとときを過ごすってなんとも贅沢な

あのころ何度も何度も真似をしようと思ったけれど
追われ過ぎる忙しさに叶わなかった





私にとっては
フランスも東京も
同じようにいところ

どんな辺鄙な場所で暮らしていても
ネットさへ繋がるところであれば
昔のように「蚊帳の外」に放り出される事はないようで
便利な時代です

そして
想う気持ちさへあれば一瞬で
フランスだろうが北極だろが火星にだって
ひとっ飛びでゆかれるこの不思議

今朝は
最後のスイセンの花びらを浮かべてたら
あの頃の
フランスの花屋の青年のところへ行ってしまったようです









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