産井(ウブガ―)
水はキレイでメダカ(グッピ―?)が泳いでいた。
新井(ミ―ガ―)
比謝橋近くのメーダグシク西側の谷間にあります。切石積みのカー(湧泉・井戸)がふたつあり、川近くのものをミーガー、奥のものをウブガーと呼んでいます。ウブガーでは生まれた赤子を浴びせる産水や赤子の額になでる水をくみました。また力一から小さなエビや力二をつかまえ、赤子の身体にはわせ健康を願いました。ミーガーは大正12年頃に造られたようです。いずれのカーも水道が普及するまで大切に利用されてきました。湧水は干ばつでも枯れることがなく、対岸の嘉手納の沖縄農林学校の生徒も利用したようです。現在でも古堅区では水の神に感謝し拝み、清掃をしています。古堅ガーは戦前の切石積みが良好に残っている貴重な石造建造物です。