もむでんブログ

2位対3位の対決! ジャパンラグビーリーグワン第12節:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ15-5横浜キヤノンイーグルス

やってきました!

江戸川陸上競技場、「えどりく」!

えどりくと言えば、ラグビーファンにはおなじみクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下S東京ベイ)のホームグラウンド。

 

今日の席は前回と同じメインスタンドA席のビジター寄り。

少し前で見ようと、前回より前の列を取ったら、屋根がない席でした・・・。

 

2週間前には全勝で首位の埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)に敗れ奪首なりませんでしたが、その後の試合は取りこぼさずに2位を堅持。

今日は先週の試合で3位に浮上した横浜キヤノンイーグルス(以下横浜E)と直接対決です。

南アフリカ代表SHファフ・デクラークの加入で、SO田村とのゲームメークラインが確立し、ここまで7勝2分け2敗の好成績。

両チームは今シーズン同じカンファレンスに属し、前回の対戦は横浜Eの5点リードで終盤を迎え、終了間際のトライでS東京ベイが追いつき、コンバージョンを失敗して引き分けになるという、どちらにも痛い引き分けでした。

 

アップを終えて引き上げる横浜E。

埼玉WK戦でも圧倒的な存在感を見せたNo.8シオネ・ハラシリ、デクラーク、田村のセンターラインはそろって出場しますが、埼玉WK戦で負傷退場したアマナキ・レレイ・マフィはまだ回復せず。

このような雨の試合でマフィの存在は際立つと思っていましたが・・・。

 

横浜Eは今日は青のユニフォームで登場。

 

そして、S東京ベイの入場。

キャプテンのCTB立川、南アフリカ代表HOマルコム・マークス、FLピーター・ラピース・ラブスカフニ、オーストラリア代表SOバーナード・フォーリー、WTB根塚らの代表経験者がずらり。

こうして見ると、S東京ベイが強いのも納得ですね・・・。

 

右側に陣を取った横浜Eのキックオフで試合開始!

 

序盤はS東京ベイが押し込む時間が続きます。

 

ファーストスクラムは攻め込んだスピアーズのノックオン。

雨の日のスクラムも難しそうですよね・・・。

このスクラムは横浜Eのアーリーエンゲージ~S東京ベイのスクラム選択~横浜Eのイリーガルアングルと続いて、S東京ベイボールが続きます。

5mラインのスクラムで横浜Eピンチ!

 

直後のプレーでは横浜Eにオフサイドが出て、S東京ベイはラインアウトを選択。

 

モールで押されピンチの連続の横浜E。

 

再びラインアウトからトライを狙うS東京ベイ。

 

ギリギリのところでS東京ベイにノックオン。

 

横浜Eボールでスクラムとなり、デクラークが出したボールをキックでクリア。

 

雨でボールが滑る為、とにかくノックオンのスクラムが多いです。

しかし、ここでS東京ベイにコラプシング。

これも雨で滑るせいなのか・・・。

 

タッチキックを選択してピンチを脱出。

この後もスピアーズが押し込んで、イーグルスがキックでクリアと言う展開が続きます。

 

スピアーズのラインアウトは高さがありますね・・・。

雨の影響は、ノックオンだけでなく、ラインアウトからのスローインもコースや距離感がずれることも多かったように思います。

 

そして23分にはようやく横浜Eが押し込むチャンスでしたが・・・。

ここは横浜Eのノットリリース・ザ・ボールの反則。

 

ハーフライン付近でのS東京ベイボールのラインアウト。

 

そしてまたじわじわと横浜E陣内に迫りながらS東京ベイボールのラインアウト。

ん?デクラークがマルコム・マークスに何やら話しかけている?

デクラークはこの後( ̄ー ̄)ニヤリ。何を話したのでしょうね。

南アフリカ代表の世界一メンバーの精神的駆け引きが見られるとは・・・。

 

意に介さず冷静にボールを投げ入れるマルコム・マークス。

 

そして、この一連のプレーからモールを作って押し込み・・・。

押し込んで・・・。

 

トライ!

 

0-0での折り返しもあるかと思われた前半37分にマルコム・マークスが先制トライ!

デクラークにからかわれて発奮したのか・・・w。

 

このコンバージョンはバーナード・フォーリーが失敗し、5-0で前半を折り返します。

 

引き上げる横浜Eフィフティーン。

あっデクラーク!

カメラを起動するのが遅れ、ファンの手と被ってしまいました・・・(苦笑)。

 

後半もS東京ベイが押し込むケースは続きますが、11分にゴールライン間際で押し出した横浜Eボールのラインアウトから・・・。

横浜Eにファンブルが出て、それをS東京ベイLOルアン・ボタがキャッチ。

そのまま味方のサポートを受けながらインゴールになだれ込んでトライ!

 

このコンバージョンをバーナード・フォーリーが決めて12-0とリードを広げます。

この際、S東京ベイにノックオンがあった可能性がありTMOが入りましが、判定変わらず。

 

さらにS東京ベイは19分に横浜Eの反則に対しショットを選択。

この角度ではさすがにバーナード・フォーリーがきっちり決め、15-0と2TG以上の差に広げる点差になりました。

 

残り20分を切り、横浜Eも反撃。

34分のS東京ベイのコラプシングからラインアウトを選択して足掛かりに・・・。

 

ボールを展開。

 

左サイドへ展開してシオネ・ハラシリが左隅にトライ!

 

しかし、角度のあるコンバージョンは失敗で5-15と10点差。

時計は残り2分ちょっとでS東京ベイが時間を使います。

これは横浜E苦しいぞ・・・。

 

ホーンが鳴った瞬間に、ラックから出したボールはバックスタンドへ蹴り込まれてノーサイド。

 

雨中の上位対決は15-5でホームのS東京ベイに軍配が上がりました。

 

この結果、S東京ベイは2位を堅持、前日に花園近鉄ライナーズに大勝したサントリー東京サンゴリアス(以下東京SG)が3位に再浮上、首位埼玉WKは試合日が明日の為結果待ちですが、負けても1試合でひっくり返る勝ち点差ではないため、順位は変わりません。多分、相手は三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下相模原DB)なので勝つと思いますが。

この試合と同時刻に試合を行った東芝ブレイブルーパス東京(以下BL東京)は、トヨタヴェルブリッツを1点差で破り5位を堅持。横浜Eと勝ち点差3に詰め寄っていますが両チームの直接対決はなく、それぞれ取りこぼししないことが絶対条件です。

BL東京は最終節埼玉WK戦なので、横浜Eが若干有利でしょうかね・・・。

 

6-10位はまだまだ順位が入れ替わりそうな勝ち点状況ですが、プレーオフ進出争いはほぼ上位5チームに絞られてきました。

埼玉WKが盤石の戦いぶりですが、BL東京の4位以内と、2-4位争いはまだ混沌としています。

そして、入れ替え戦となる10位争いも・・・。

序盤の台風の目だった相模原DBが10位に後退し後がない状況です。

しかし、残りの対戦は5-9位のチームとの直接対決。逆転残留はまだまだ可能性があります。

まだまだ熱い戦いが続きそうです。

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