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もむでんブログ

リベンジか?プレーオフ進出確定か? ジャパンラグビーリーグワン第15節:東芝ブレイブルーパス東京26-56静岡ブルーレヴズ

やってきました!

秩父宮ラグビー場!!

 

今日はジャパンラグビーリーグワンで首位を走る東芝ブレ―ブルーパス東京(以下BL東京)と4位につける静岡ブルーレヴズ(静岡BR)の一戦。

ここまでリーグ戦で12勝1分1敗のBL東京は唯一の黒星がこの静岡BR戦。

そして同じく唯一の引分けをつけられた埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)には第12節でリベンジを果たし首位を奪っています。

しかし、埼玉WKとの勝ち点差は1試合でひっくり返る為、この難敵を退け、リベンジを果たすことで首位を堅持したいところ。

一報の静岡BRはBL東京と埼玉WK両方に勝利した唯一のチームながら、例年上位に顔を出す横浜キヤノンイーグルス(以下横浜E)、サントリー東京サンゴリアス(以下東京SG)、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下S東京ベイ)に敗れ4位に甘んじています。

今年度不調の東京SGには2敗を喫していますしね・・・。

首位のBL東京を破ることで、プレーオフ進出をぐっと手繰り寄せたいところ。

 

両チーム選手の入場です。

今日は両チーム同時に入場してきましたね。

いつも通り整列しての記念撮影はありませんが。

 

試合は自分から見て左に陣を取った静岡BRのキックオフで試合開始。

 

最初のセットプレーは1分、BL東京のオフサイドでタッチキックを選択し、マイボールラインアウトに。

そして定石通りそのままモールで押しますがBL東京が踏んばり、モールアンプレアブルで今度はBL東京陣内深くでBL東京ボールのスクラム。

ここはスクラムの優越が出る前に早めにボールを出して、パスとランを使ってハーフライン近くまで運んで陣地回復。

 

しかし先に試合を動かしたのは静岡BRでした。

開始8分、静岡BRはハーフライン付近中央右寄りから右サイドに大きなキックパスを展開、右サイドフリーで受けたマロ・ツイタマがそのまま右サイドを駆け抜けて先制のトライ!

 

大外の難しいコンバージョンをSOサム・グリーンが決めて0-7と静岡BRが先制。

 

早めに点を返したいBL東京でしたが、次のチャンスも静岡BR。

11分に右ラインアウトからNo.8マルジーン・イラウアが力強く突破し、中央にトライ。

 

このコンバージョンもサム・グリーンが難なく決めて0-14に。

 

直後の13分には静岡BRのホールディングから、タッチを選択、ラインアウトから攻め込むBL東京。

14分にCTBセタ・タマニバルが中央を突破してグラウンディング。

沸き立つBL東京フィフティーンと観衆でしたが・・・。

直前のプレーでFLシャノン・フリゼルが落球、やや後方に落ちたように見えたため、プレーは続行されたようですが、やはりTMOが入り、判定はノックフォワードの反則。

その静岡BRボールのスクラムは静岡BRが優勢でスクラムが崩れ、BL東京のコラプシングに。

静岡BRはタッチキックから陣地を回復してピンチを脱すると、18分にはハーフライン付近で早いパス回しから左へ展開、最後はFB奥村がトップスピードに乗って受け、そのまま駆け抜けてトライ。

 

このコンバージョンは角度がなかったため、サム・グリーンのキックは左ポストをたたいて失敗。

それでも点差は0-19とさらに開きました。

 

21分にはBL東京が早いパスとランで攻めるもノックフォワード。

23分にはBL東京がまたしてもノックフォワードを取られるも、25分には静岡のコラプシングからBL東京はタッチキックを選択、ラインアウトからモールを組みゴールライン際まで押し込みます。

しかし、ここでノーッとリリースザボールの反則を取られ、静岡BRはタッチキックを選択して陣地回復。

28分には静岡BRの反則からタッチキックを選択、今度はゴールライン手前で静岡のターンオーバーを許し、タッチにクリアされます。

BL東京は攻撃が良いとことまで行きながら得点に結びつけることができません。

BL東京はそのラインアウトから再度攻撃に結び付けたいところ、連係ミスからキャッチできず、静岡BRにターンオーバーを許します。

30分には静岡BRが左サイド自陣から大きくキック、このキックが絶妙のバウンドと転がりを見せ、50:22でマイボールラインアウトを獲得。

そのラインアウトから連続攻撃を展開し、押し込む静岡BR。

 

ポイントを移しながら連続攻撃繰り出し、最後はLOジャスティン・サングスターがトライをもぎ取ります。

 

コンバージョンも成功して0-26に。

結局、前半はBL東京が無得点で、静岡BRが0-26の大量リード。

4トライのボーナスポイントも前半で確定しました。

 

後半は左に陣を取ったBL東京のキックオフで試合再開。

後半の先制点、そしてその次の得点が試合の流れを握ると思われる中・・・。

 

42分に静岡BRがノットリリース・ザ・ボールの反則を取られると、BL東京はタッチキックを選択。

そこからモールを組んでトライを目指します。

 

最後はLOワーナー・ディアンズのトライ。

 

FB松永のコンバージョンは失敗で、5-26。

それでも3TG差の21点差になり、次の得点がどちらに入るかで趨勢は大きく変わってきます。

 

しかし、次の得点機を得たのは静岡BRでした。

49分にBL東京が自陣でノットリリースの反則を犯すと、静岡BRはショットを選択。

それをサム・グリーンがしっかり決めて5-29に。

 

さらに52分にはBL東京が自陣でノットロールアウェイの反則。

ここでも静岡BRはショットを選択。

この距離・角度をサム・グリーンが外すはずもなく、スコアは5-32に。

BL東京が得たトライの5点をPG2発で帳消しにし、前半の26点差から広げる27点差に。

 

54分には静岡BRがターンオーバーするも反則が出てBL東京ボールのスクラムに。

56分にはまたしても静岡BRがターンオーバーに成功し、WTBヴァレンス・ステレの突破から最後はSH北村に渡りトライ。

 

このコンバージョンもサム・グリーンが決めて5-39と34点差に開いてしまいました。

BL東京が追いつくには5TGが必要な点差に。

 

59分にはBL東京が右サイドから崩し、最後はフォローに走ったジョネ・ナイカブラがトライ。

 

このコンバージョンは松永が成功させて12-39に。

果たして、BL東京はここから4TG差を追いつくことができるのか・・・。

 

61分にはBL東京がターンオーバーから反撃するもノックフォワードの反則。

63分にはBL東京がスクラムでアーリーエンゲージを取られると、静岡BRはタッチキックを選択。

その攻撃から65分には静岡BRのLOマリー・ダグラスがトライをもぎ取ります。

 

この角度のないコンバージョンもサム・グリーンが決めて12-46。

BL東京が得点を得てもすぐに返される嫌な展開で、残り時間は13分。

 

68分には静岡BRの奥村がスティールし独走。

もちろん難なくトライをゲット。

コンバージョンはBL東京のブロック?でサム・グリーンは蹴ることができず。

それでも12-51とリードを広げます。

 

71分には静岡BRの攻撃から、右サイドを駆け上がったサム・グリーンが駆け抜けてトライ。

 

角度のないコンバージョンは、短いショットクロックで息を整えられなかったか失敗。

しかし、スコアは12-56でこの試合の最大点差44点差に。

 

73分には右サイドでジョネ・ナイカブラがパスを受けると、大外で余っていたリーチ・マイケルに渡してトライ。

今日も野太い声で「リーチ!」コールが響いていましたが・・・。

 

松永がコンバージョンを成功させて19-56に。

しかし、ここで点差は37点差で残り時間はわずかに5分。

BL東京は4トライのボーナスポイントで得られる勝ち点1を目指すしかない状況。

 

その執念が実り、終了間際にCTBロブ・トンプソンがトライ。

しかし、松永がコンバージョンを決めたところで試合はノーサイド。

 

 

喜ぶ静岡BRフィフティーンにと対照的に肩を落とすBL東京フィフティーン。

 

検討を讃えあう両者ですが、勝ってプレーオフ進出を確定させた静岡BRに対し、埼玉WKとS東京ベイの試合結果次第で首位陥落どころか一気に3位転落の危機に面したBL東京。

 

残り試合は3試合。

1位・2位は準決勝からのプレーオフ出場に対し、3位以下は準々決勝からの出場とあって大きな差があります。

BL東京は首位を争う埼玉WKとS東京ベイとの直接対決はないものの、第17節ではS東京ベイのホームで埼玉WKとの直接対決があり、地力での2位以上の可能性は残しています。

そして、最終節が現在7位でプレーオフ進出が崖っぷちの横浜Eとの対戦。

横浜Eがプレーオフ進出の可能性を残しての対戦となると、離脱している南アフリカ代表SOファフ・デクラーク復帰の可能性もありますし難しい試合になりそうです。

一方の静岡BRは次節で横浜Eと対戦。静岡BRが勝つと、横浜Eのプレーオフ進出の可能性がさらに下がり、BL東京のアシストになる可能性もありますが。

 

6位以上がプレーオフ進出の条件に変わったことで、現在9位までのチームに可能性が残っており、一方で10-12位の下位3チームに入れ替え戦の可能性があります。

全てのチームに優勝の可能性、もしくはD2との入れ替え戦の可能性があることで消化試合の少ない面白い展開になっています。

引き続きスタジアムでの観戦の可能性も探りながら熱く応援していきたいと思います。

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