スコアを下記に記しますが、雨のせいもありこれまで3試合を自責点2に抑えてきた好投手A田の立ち上がり乱調と内野守備の乱れ、それに乗じた相手打線のシュアーなバッティングで初回から3回まで何と10失点。
ちなみに私はこの試合レフト8番で今大会初先発。初回にはゆるい守備を露呈して失点に一役買ってしまいましたが、2回の打順では四球とヒットの後のノーアウト1･3塁のチャンスからミートした打球がレフトに上がり犠牲フライで１点を返すことに成功。
4回の打順ではランナー2塁のチャンスにまたしてもジャストミートした打球は左中間に。センターのファンブルがあり三塁への走塁を試みましたが、二塁でバランスをくずしたことと相手の見事な連携で三塁の5m前でタッチアウト。が、なんとか1点を返しました。この時点で3-10。
しかしこの裏から流れが大きく変わります。復調したA田と開き直った守備が持ちこたえ以降無失点。7点をリードした相手は決勝に備えたのかピッチャーを交代。これが相手の誤算となり、四球の多いピッチャーに効果的に単打を加え、5回には2点を返します。
そして6回、この回で最低2・3点は取って最終回につなげたいところですが、実はこの時点で試合時間の1時間45分に限りなく近づいていました。そうとは知らない我がチーム。先頭バッターは私で、コントロールの定まらない二番手ピッチャーから四球を選び出塁。ここから奇跡の反撃が始まります。－中略－ 四球・エラーに効果的にヒットを絡めついにツーアウトながら満塁で1点差。打順は打者一巡で私。1・2番手には何とかタイミングが取れていましたが、ピッチャーはこのとき変化球中心の3番手。まったくタイミングが合わずに空振り2度のあと、3度目のスイングはかろうじてチップ気味のキャッチャーフライで万事休す！このまま捕られていれば時間切れ終了。しかしボールはキャッチャーのミットとユニフォームの間をすり抜ける！！何もわからない自分はベンチとホームの歓喜を見、1塁コーチからエラーと聞き小さくガッツポーズ。その後も押し出しでついに逆転。
守ってはA田の好投、A沢の盗塁刺殺などで抑え、8点差の逆転勝ちで決勝に進出したのでした。
S|020|127|12
A|523|000|10 ※試合時間切れによる6回コールド
この試合の私の成績は4打席2打数1安打・1犠飛・1四球・3出塁・3打点・1得点。起用してくれた監督に感謝するとともに役に立ててうれしい試合でした。
写真は初回先頭打者のBくんとネクストで構えるAさんです。
