もむでんブログ

25点差の大逆転劇! ジャパンラグビーリーグワン第11節サントリー東京サンゴリアス35-37横浜キヤノンイーグルス

やってきました!

秩父宮ラグビー場!!

今日はジャパンラグビーリーグワンで現在8勝2敗で3位につけるサントリー東京サンゴリアス(以下東京SG)と同5位の横浜キヤノンイーグルス(以下横浜E)の対戦。

東京SGは10戦全勝で首位を走る埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下埼玉WK)と、9勝1敗で2位につける東芝ブレイブルーパス東京(以下BL東京)の後塵を拝しており、残り試合でどうにか追いつきたいところ。

一方の横浜Eは、東京SGとは順位では2つしか違わないものの、勝ち星は6勝4敗と2勝差。

1つ上の4位につけているコベルコ神戸スティーラーズとは勝ち星・勝ち点ともに並んでいながら得失点差で下回っており、差をつけられないためにも今日は何としても難敵から勝利が欲しいところ。

しかしながら、SHデクラークの欠場が続いており、果たしてどこまで東京SGを崩すことができるか。

 

試合は左に陣を取った東京SGのキックオフで試合開始。

 

キックオフ直後にラインアウトを得て攻め込む東京SG。

しかし、この攻撃は得点につながらず。

 

2分には東京SGがハイタックルでペナルティ、タッチキックを選択。

 

ラインアウトのボールをキープして攻め込みます。

 

3分に横浜Eが東京SG陣内でノックオン、続いて4分今度は東京SGが自陣深くでノックオンを取られます。

実はこの時まだ雨がぱらついていて、ボールのハンドリングに苦戦していた様子。

 

ラインアウトからさらにモールで押し込む横浜E。

序盤横浜Eの時間帯が続きます。

 

そして、東京SGは自陣ゴール前でノットロールアウェイの反則。

ここで横浜Eはショットを選択。

この距離を田村が外すわけもなく、7分に横浜Eが先制して0-3。

 

さらに横浜Eのチャンスは続き、東京ボールのスクラムからアーリーエンゲージで横浜Eボールのスクラムに代わり、東京SGのコラプシングを引き出してペナルティを獲得。

これをタッチキックからマイボールラインアウトを選択しますが・・・・。

素早く一番近い選手にパスをする意表を突いたプレー。

ボールを受けた選手の後方をフォローしていたSH天野に短いパスが渡り、ゴールラインを突破してトライ。

 

角度のないコンバージョンでしたが、田村がきっちり決めきって0-10とリードを広げます。

 

ここまで横浜Eの時間帯が続いていましたが、東京SGはキックオフでけり込んだボールを奪うことに成功し、最後はコルビが中央のDFラインを突破してトライ。

 

コルビを囲んで喜ぶ東京SGフィフティーン。

コンバージョンも成功して7-10に。

 

さらに、横浜Eが自陣でハンドを取られ、東京SGはラインアウトから押し込みます。

 

ゴールライン近くまで押し込んで・・・。

 

誰のトライか全然見えませんでしたが、HO堀越のトライでした。

 

この角度のないコンバージョンも髙本が決めて14-10と逆転。

東京SGはわずか5分ほどで試合をひっくり返しました。

 

さらに28分、東京SG陣内で、横浜Eの攻撃でのラックのボールを奪い、東京SGがカウンターで敵陣を独走。

 

髙本が飛び込んでトライ!

 

 

怒涛の3連続トライ。

 

激走後のコンバージョンも髙本が決めて21-10とさらにリードを広げます。

 

なおも東京SGの勢いは止まらず、東京SGは敵陣左サイドのラインアウトから中央に展開すると、FB松島が右サイドへピンポイントのキックパス。

WTB尾崎がキャッチしてトライ!

 

コンバージョンを髙本が決めて28-10に。

 

38分には東京SGがノットロールアウェイでペナルティを取られ、横浜Eはタッチキックでラインアウトを選択。

そしてモールを組んで5mラインまで押し込みます。

 

しかし、ここで横浜Eのパスをコルビがカットして再びカウンター!

 

最後はフォローに上がったCTB中村が追いすがる横浜EのDF陣を切り裂いてトライ!

 

そして、髙本が五たびコンバージョンを成功。

28-17になる可能性があったところ、35-10と大きくリードを広げて折り返します。

 

これは、後半先に東京SGが決めるようだとこのまま決まっちゃうかも・・・。

 

後半はエンドを変えて、向かって左の横浜Eのキックオフで試合再開。

 

後半開始早々に東京SGがノックオンでスクラム。

続いて、横浜Eもノックオンと、雨は上がったのですが後半も開始早々にノックオンが相次ぎました。

 

45分過ぎにも東京のノックオン。

まあ、ノックオンは一番多い反則なので致し方なしですかね。

 

この後、横浜Eにアクシデンタルオフサイドがあり、東京SGボールスクラムになり、さらに横浜Eがアーリーエンゲージを取られましたが、横浜Eがマイボールにすると連続攻撃を展開。

最後は中央からオフロードパスを受け取ったHO中村がタックルを受け、倒されながらもあおむけの状態から腕を伸ばしてグラウディング、執念のトライを奪います。

 

このコンバージョンは田村が決めて、35-17と反撃開始。

 

さらに横浜Eは60分にCTBファンレンスバーグの突破から左サイドに侵入、中央につないで押し込んで機転を作ると、右に展開し最後は途中交代で入っていたイノケ・ブルアがトライ。

 

このコンバージョンも田村が決めて35-24に。

 

66分には東京SG堀越が危険なタックルでTMOとなり、結果シンビンに。

このペナルティにショットを選択。

田村が決めて35-27とついに点差が10点を切りました。

 

さらに畳みかける横浜E。

敵陣に押し込んで連続攻撃を仕掛けると、中央右寄りのラックから出したボールをマフィにつなぎ、素早く短いパスでシオネ・ハラシリへ。

DFがそのパス回しに対応できず突破を許しトライ!

 

ここでも交代選手のトライと、交代策も当たる横浜E。

 

このコンバージョンも田村が決めて、35-24とつに1点差に。

 

後半に入って東京SGはコルビが退き、一方で横浜Eはモールでの優位性獲得や、No.8のマフィの献身的な突進、CTBのラインブレイクなど攻撃がかみ合って連続得点。

 

そして試合は残り10分を切り、なおも横浜Eペース。

72分には東京SGがハイタックルのペナルティ、距離があったため横浜Eは後半に優位に立っているモール戦に持ち込むべくタッチキックを選択しますが、田村のキックはサイドライン内に落ち、東京SGがキープ。

ここから東京SGは敵陣に入ったところで時間を使う作戦に。

東京SGは押し込んではラックを作り、また短くつないでラックを作る攻撃を繰り返し、横浜Eは少しずつ押し戻す小野の時間が消費されます。

しかし、79分東京SGがラック内で反則を犯し、土壇場で横浜Eボールに。

これを今度はしっかりタッチキックを決めてラインアウトに。

そして、ここからモールを組んで押し込むのですが、モールを早めに潰そうと仕掛けた東京SGは、痛恨のコラプシング。

 

既にホーンが鳴り、これがまさにラストプレー。

これをここぞとばかりにショットで狙う田村。

角度もなく風もあり、難しいキックでしたが、見事に決めて35-37で逆転!

 

既にホーンが鳴っていたためそのままノーサイドに。

大逆転劇に喜ぶ横浜Eの選手たち。

これで、横浜Eは7勝4敗となりましたが、神戸Sが日曜に試合をして勝てば横浜Eは5位のままになりそうです。

しばらくは中位以下との対決が続き、最終節で埼玉WKと対戦するため、そこまでに4位以内を確定させたいところ。

一方で敗れた東京SGは8勝3敗で3位キープながら首位の埼玉WKとは3勝差、2位のBL東京とは2勝差となり、残り5試合で上位に立つには厳しい星勘定に。

第15節のBL東京との直接対決が山場になりそうですが、それまでにBL東京が星を落とす他力本願でもあり、その前の第13節に4位の神戸S戦も控えています。

 

1位2位が少し抜け出た状態でこのままプレーオフ進出を決めそうですが、3位から5位争いは今日の結果で熾烈を極めそうですね。

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