「人気ラーメン店を開拓せよ！」シリーズも、錦糸町、浜松町、新橋、銀座と色々広げててしまったおかげで、少し訪問頻度の濃淡がはっきりしてしてしまっていますが、新橋は今年の2月に久しぶりにシリーズNoを更新しました。
3か月近く離れてしまいましたが、その4を書きたいと思います。
今回訪問したのは「新橋 纏」。
3か月前の「食べログ」では「ドゥエ・イタリアン シオサイト」が3.58点で2位にいましたが、5月14日現在では3.54点で7位になっており、し烈な争いを繰り広げているようです。
その中で「新橋 纏」は3.55点で4位に位置しています。
お店は表通りに面しておらず路地裏にあり、しかもさらに入り口は細い路地から引っ込んだ位置にあるという難解さ。
手前が駐車場じゃなかったら、素通りしそうです。
路地に出されているメニューです。
「平子煮干しそば（700円）」が一番左にあって定番メニューのようですので、本日はこちらを頂きます。
着丼！
想像に違わぬシンプルな醤油ラーメンが出てきました。
「平子煮干し」とは真いわしの煮干しのことのようです。
ガツンと来る煮干しの風味と言うよりは、柔らかな香りと旨みが漂う美味しいスープです。
麺は三河屋製麺の細めの縮れ麺。
ゆで時間は1分50秒と短めで硬めに調理されてきます。
程よいウェーブと太さのバランスで、良い感じにスープが絡みます。
具は白ネギ、海苔、メンマ、チャーシューにみじん切りにした少量の三つ葉。
チャーシューはバラ肉を用いています。
適度にしまった肉質で、脂はさほど気になりません。
こういう淡麗系のラーメンのセオリー通り味付けは薄めで、スープの邪魔をせず肉の存在感だけを与えてくれる良い脇役です。
こうしてみると、やさしい味わいの昔ながらの中華そば風ながら、具材のこだわりや洗練された感じがして非常に美味しいラーメンだと思います。
お店はカウンターのみで10席ほど、通路とカウンターの感覚も狭く、お世辞にも居心地のいいスペースではありませんが、ラーメンにはあまり関係ありません。
厨房は調理着をパリッと着た料理人風の男性が3人でてきぱきと連携よく回しています。
雰囲気的には銀座の「篝」に近いですね。
ちなみに、メニューには「烏賊干し鶏白湯中華そば」なるものもあります。
過去見たことがないですが、果たして、イカがラーメンに合うのでしょうか・・・？
次回の訪問を楽しみにしておきたいと思います。
5月は5食目で、2014年通算35食（27すすり・7つけ・1まぜ）となりました。
