「ひごもんず」が昨年閉店し、現在改装中で来週新しい店がオープンするようです。
あの旨辛で有名なラーメン店だそうです。
そのお隣の「なんつっ亭」で新メニューがあったので食してみました。
その名も「赤マー油らーめん」。
はい、浮いているのは見た目の通り唐辛子ベースのマー油です。
ニンニクやねぎなどの香味野菜を揚げながら香ばしく作った黒マー油とはまったくの別物に仕上がっています。
黒いマー油はスープの表面をびっしり覆ってしまっていて、豚骨そのものの色がわかりづらかったのですが、豚骨そのものは博多風などのように乳化して真っ白ですね。
「なんつっ亭」は、スープとタレ以外にも香味油で味が大きく変わることを気づかせてくれたラーメン店だと思っていますが、その香味油が存在感があるだけに、ラーメンそのものの味も随分違うものになっています。
豚骨スープそのものが脂や旨味が溶け込んだものなので、マー油がなじみやすいようですね。
最初マー油が多い部分からスープや麺をすくうと、唐辛子の辛さで一瞬むせましたが、麺をすすり始めると、すぐにマー油がスープになじんでうま辛い味に変化します。
食べ終わる頃はうっすらと汗をかく程度の程よい辛さでした。
なお、「赤マー油らーめん」は、隣の旨辛ラーメン店に対抗するためかわかりませんが、品川店限定のメニューです。
1月は11食目で、2012年通算11食（6すすり・5つけ）となりました。
