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もむでんブログ

崖っぷち!日本サッカー五輪代表2-2コロンビア五輪代表

既に色々な報道でご承知おきの通りですが、初戦にナイジェリアとノーガードに近い打ち合いで4-5で敗れた日本五輪代表は、中2日の第2戦、コロンビア五輪代表との試合を2点ビハインドから追いつく2-2のスコアで引き分け、勝ち点1を挙げています。

既に結果はわかっていましたが、後半中心に録画を見てみました。
この試合の前には日本に勝利したナイジェリアがスウェーデンを1-0で下し、グループ突破を確定。
スウェーデンと引き分けているコロンビア、ナイジェリアに接戦を演じた日本の対戦とあり、やや期待は膨らむ一戦となりました。

前半は第一戦の反省からか慎重に入りつつ要所を締め、チャンスを多く作りつつもスコアレスで折り返し。
全体的に見ても日本が優勢に見えましたが、後半14分、先制したのはフル代表でも活躍するグティエレスのゴールでコロンビアでした。
そして、後半20分、ミスから失ったボールから右サイドでカウンターを浴び、GK中村が弾いたボールをDF藤春が中途半端にトラップかクリアかわからないタッチで自陣ゴールに蹴りこみ2失点め。
正直、トラップの瞬間にボールから目を切り、タッチをミスったように見えました。

それでも2分後に失点の直前に交代で入っていた大島と南野の短いつなぎから、最後は浅野へ渡り、ワントラップで左足一閃、1-2で一点差に。

その後もボール保持率で優勢な日本は、ペナルティエリア左外でキープしたMF中島が、ゴール前25mほどの位置からGKの位置をよく見て右足インフロントでバーをかすめて同点ゴール!

その後も攻勢を強めた日本でしたが、チャンスを決めきれずそのまま2-2でタイムアップ。
敗れると敗退の一戦を崖っぷちで踏みとどまる勝ち点1を得ました。

試合を通して見てみると、すべてがドタバタだったナイジェリア戦に比べ、4人入れ替えて4-4-2に戻した布陣が功を奏したのか、引き分けではもったいない試合ぶりでした。

しかし、この結果で勝ち点6で1位突破を決めたナイジェリアとの最終戦は2引き分けで勝ち点2のコロンビア。
それを追う勝ち点1の日本とスウェーデンが対戦。

勝っても負けても順位の変わらないナイジェリアは、主力の温存と控えの経験のために、グループ最終戦はメンバーを入れ替えつつ流してくるでしょう。
すると、コロンビアが勝利すると勝ち点5。
日本はスウェーデン戦で勝たねば望みが低くなるため、良い試合が予想されますが、コロンビアが勝利すると消化試合同然となります。
準備不足でも2連勝したナイジェリアが、今後の個々のステップアップのために控えでも全力を出すことを期待したいところです。

ちなみにこの構図、1998年ワールドカップフランス大会で、ナイジェリア、スペイン、パラグアイ、ブルガリアが同居した組と全く同じ構図です。
スペインは初戦ナイジェリアに2-3の逆転負け。
パラグアイとブルガリアは引き分け、続く第2戦はナイジェリアがブルガリアに1-0で勝ち、スペインはチラベルトを中心とした堅守パラグアイを崩せず0-0の引き分け。
最終戦はスペインが6-1でブルガリアを粉砕するも、同時刻の試合では1位を確定させていたナイジェリアが、パラグアイに1-3で敗れ、上位候補のスペインが苦渋を飲みました。

日本がスペインと同列ではありませんが、ワールドカップ程差のない五輪代表は、ロンドン大会で日本がスペインに勝っています。
とにかくコロンビアがナイジェリアに勝ったらおしまいですが、何が起こるかわからないのがサッカー。
日本代表が奇跡を起こしてくれることを願っています。

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