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もむでんブログ

Fantasista

「Fantasiasta」

この言葉を聞いて思い浮かべるのは間違いなくサッカー選手です。
そしてその選手像が思い浮かぶとしたら、一番はロベルト・バッジョであろうことは疑いありません。

そのバッジョを見る機会があったのは幸運としか言いようがないと思います。
トヨタカップに出ることがかなわなかった全盛期のバッジョを見る機会があったのは、1992年の日本代表対ユベントス。
国立競技場で行われた試合はバッジョのPKでユベントスが先制し、CKから井原のバックヘッドで追いついて1-1の引き分けでした。
多分、プレイヤーとしてのバッジョの来日は、この前に神戸ユニバーで行った日本代表戦2-2で終わった試合との2試合のみではないかと思います。

「Fantasista」に話を戻します。
「Fantasista」の定義は何か?ですが、一本のパスで状況を変えたり、一人のプレーで状況を打開したりということを、周りの予測がまったくつかないレベルで行える選手、ということでしょうか。加えて強靭なフィジカルを持っていないことや、決してオールラウンダーでないことも条件となるでしょう。また、クラブや代表でビッグタイトルをつかんでいることも条件ですね。
自分にとっての「Fantasista」は、プラティニ、ストイコビッチ、ジーコ、マラドーナ、そしてバッジョの5人です。
マラドーナはフィジカルは強いですが、身長が低いこと、ほとんど左足でしかプレーしないことなどから「Fantasista」に当てはまると行って良いでしょう。
また、テクニックやプレー内容ではジダンも前出の5人のレベルだと思いますが、ジダンは身長も高くフィジカルに恵まれており、足技だけでなくヘディングなども強かったと思います。あえて言うなら「現代型のFantasista」でしょうか。
そういう意味では代表やクラブレベルでビッグタイトルがないという意味で華に欠けますが、ルーマニアのゲオルゲ・ハジや、コロンビアのカルロス・バルデラマも前出の5人に劣らないレベルの選手だったと思います。

前出の5人の内、バッジョを見た他、ジーコ、ストイコビッチはJリーグに所属していたため、3選手をライブで見ることができたのは、幸運だったとしか言いようがありません(バッジョ以外はピークを過ぎていたかもしれませんが)。
そういえば、5人には入れていませんが、バルデラマも世界選抜か何かで来日しましたね。

もちろん、上記以外にも「Fantasista」と呼べる選手は数多くいるかもしれません。
FIFAクラブワールドカップなど、日本で超一流選手を見れる機会は続きますので、少しでも逃さずに見て行きたいものです。
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