本日オーダーしたのは3点、上から「カオ カパオ」「ソムタムタイ」「クェティオ パッタイ」です。
カオ カパオはタイ米のライスに鳥ひき肉の炒め物とフライドエッグが盛られた一品。ピリ辛に味付けされた鳥ひき肉がパラパラなご飯に合います。半熟のフライドエッグとかき混ぜると、鳥ひき肉の旨味とピリからさにまろやかさが加えられて深い味わいになります。これはうまい。次々と口の中に運ばれていきます。ちなみにひき肉は牛と豚からも選ぶことができます。
ソムタムタイはビーフンの炒め物ですが、太目のもちもちしたビーフンにひき肉・干しエビ・卵などで旨味が増幅されています。野菜はもやしとニラは生で添えられ、たまねぎは程よく火を通された状態でシャキシャキした食感をプラスします。他にぷりぷりのエビ、揚げ豆腐なんかも入っています。栄養的には申し分ない一品ですね。味付けはナムプラーなんかで癖のある塩味になっているかと想像していたのですが、意外にも甘口の味付け。不意打ち的な感じですが、辛いものの中ではこの甘さが結構いけます。
サラダには「クェティオ パッタイ（パパイヤサラダ）」をオーダーしたのですが、これが今回の三品の中で一番辛かったです。野菜は細切りにしたパパイヤ・人参・インゲンに半切りのミニトマト、それに干しエビが入って旨味が増幅されるのですが、さわやかな酸味と甘みに隠された辛さがかなりなものです。見た目も一口目もさわやかなのですが、食べているうちに大量の汗が噴出してきました。添えられている輪切りのきゅうりにあら切りのキャベツは口直しに食べると良いと思います。
今日は13時過ぎに行ったのですが、座席は自分たちが入ってちょうど満席の状態。そのあとも何組かのお客さんが入れ替わりで入ってきてなかなかの盛況でした。座席は全部で40席くらいでしょうか。スタッフはホールからキッチンまで本場の方たちで固めているようです。もちろんホールの方は日本語ぺらぺらです。オープンになっているキッチンからは、炒め物などの調理の音とスタッフの方の活気のある声が響きます。ちょっと賑やかですがいい雰囲気です。お客層も日本人だけではなく、タイ人らしき方も多いようです。外国人が多い錦糸町ならではです。
初めて行ったので良くわかりませんが、土日はランチメニューがないようです（平日にあるかどうかはわかりません）。なので、すべて一品料理で頼むのですが、一品概ね￥1,000～￥1,300です。本日の会計はドリンクはオーダーせずで￥3,400でした。ランチとしては少々高めですが、本場の味をたまに楽しむには出しても良いかなと思う価格です。
次はタイカレーやタイヌードルも食べてみたいです。気になったのはカレーラーメンなのですが、残念ながら本日は売り切れでした。
レジ横には本場の食材も少しですが売られています。タイヌードルのインスタントラーメンを買ってしまいました。味は別の機会にレポートしたいと思います。
