新宿に足を伸ばす用事がありまして。
長女と一緒だったのですが、「お昼はラーメン?」と聞かれたので、お言葉に甘えまして頂くことに。
今日は2つの目的があり、最初の目的地に一番近かったのが「はやし田」。
端麗系醤油ラーメンの人気店のようですが、開店とほぼ同時に着いたら、20人程度の待ち。
これは既に食券を買う方たちがさばけた後ですが、カウンター16席なので二巡目には入れそうです。
20分待ちくらいですかね。
メニューは醤油ラーメンをメインに、「らぁ麺」「つけ麺」「まぜそば」と限定麺で構成されています。
今日はもちろん初回ですので、基本メニューの「醤油らぁ麺(800円)」はまず入れて、あと「のどぐろそば(1,000円)」を頂くことにします。
こちらが長女に配膳された「醤油らぁ麺」。
まるほど、少し醤油の色がしっかり目ですが、スープそのものは澄んでいますね。
チャーシュー、青ネギ、穂先メンマというシンプルなトッピングです。
そして私の「のどぐろそば」が着丼。
これは似て非なるルックスですね。
スープは魚介風味に完全に寄っており、これがのどぐろなのか言われるとわかりませんが、魚のインパクトある風味が感じられます。
醤油ダレとのバランスも良く、美味しいスープで、みじん切りの紫玉ねぎも良いアクセント。
麺は細めのストレート歯切れのよい食感が心地よく、スープの絡みも申し分なし。
そして見た目のインパクトがあるのはこの黒ナルト。
イカスミを練り込んでいるのでしょうか。
メンマは「醤油らぁ麺」と違って、かなり太め。
食感は硬すぎず柔らかすぎず絶妙な感じ。
薄切りのロース肉のチャーシューは低温調理でしっとり仕上げてあります。
スープと麺はもちろん、こうして具を見てみても、良い仕事をしている感がひしひし伝わりますね。
長女の「醤油らぁ麺」を味見。
なるほど、こちらは鶏をベースにマイルドで芳醇な味わい。
これは美味いなあ。
しかも、新宿の立地で800円はかなりリーズナブル。
では、自分は麺を食べきったので「鶏茶づけセット(200円)」を頂きます。
「出汁がかかっていますが、味がついていないのでスープをかけてお召し上がりください」とのことでした。
スープは、長女の「醤油らぁ麺」の鶏ベースのものを少々もらいました。
鶏茶漬けなので鶏の出汁の方が良いかなと。
こんな感じですかね。
胸肉らしき部位が結構たっぷり乗っているところを見ると、ここの鶏出汁は丸鶏なのでしょうかね。
頂きます!
あれ?出汁は魚介が香りますね。
かかっていた出汁は鶏じゃなくて鰹節とかだったようです。
じゃあ、「のどぐろそば」のスープでも良かったのではと思わなくもないですが、違う魚介がぶつかって味が濁らないかなとか考えると、この組み合わせがベストなのかなと思います。
そして、付け合わせのわさびを溶かして頂きましょう。
うむ、わさびの風味がいい感じで清涼感を加えてさっぱり頂けます。
ラーメンも茶漬けも大変美味しく頂けました。
食事終了後に改めて店構えを。
「らぁ麺はやし田」の看板が無かったら、寿司屋か和食のお店のようですね。
この時行列は30人近くになっていたので、最後尾の方は1時間は待つことになるでしょうね。すごい人気です。
ここはオープンして5年のようですが、いかにも材料にこだわっていると思える清湯系醤油―ラーメン、いわゆる「ハイスペック系醤油ラーメン」のジャンルに入るのでしょうかね。
最近はどこに行っても人気上位に並ぶのはそういう系のお店が多いようです。
「新宿 ラーメン」で検索すると、「食べログ」ではここが5位、昨年8月に行った「麺屋海神」が4位、品達お世話になった「麺屋 翔」の本店が3位、2位が9年前に行った「風雲児」、そして1位が未開拓の「らぁ麺や 嶋」で、食べログ点数はなんと3.99。
ベスト5の1位だけ行けてないと行きたくなっちゃうのですが、西新宿のはずれにあるのと、ここ以上の大行列が想像できるのでちょっとしり込みしちゃいますね。
何はともあれ、4月は13食目で、2022年通算55食(45すすり6つけ4まぜ)になりました。