栄西さんの足跡を垣間見られるコーナーでは
「喫茶養生記」「興禅護国論」など栄西さんの書物がありました。
自筆の文書もありました。
東大寺大勧進の書状もあり、東大寺の復興にも力を注いでいた、とのことです。
次のコーナーでは建仁寺ゆかりの僧たちが登場します。
俗世間から離れているお坊さんの世界でさえ、
僧綱制度といういわゆる身分制度があるのが不思議ですね。
同じ宗派でも派閥(?)があるのもなんとなく不思議です。
やはり社会の縮図なのでしょうか・・・。
まぁ学問の世界にも政治の世界にも労働の世界にも派閥らしきものがあるから
当然と言えば当然なのでしょうね。
建仁寺の住職は一つの門派に独占させず
広く有能な人物を採用したらしいです。(東博のHP参考)
展覧会見る前に「道元禅師」、読み返しておけばよかった・・・。
また違った感覚を味わえたかも。
さて、次は近世の建仁寺。さらに建仁寺ゆかりの名宝と続きます。
迫力のある名画がたくさん登場してきます。
竹林の七賢人の図や山水図、花鳥図といったなじみの深い作品が続々。
「雲龍図」の迫力は本当にすごかったです。
龍の目の中に何かしこんであるのでは・・・と思わせるような強い眼光が印象的でした。
実際に襖として配置されている姿を見たいですね。
本当に浮いているような感じなのでしょうね。
伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」も目をひきました。
黒、白、灰色の世界を見てきたのですが
突然目にとびこんでくるのは目の覚めるような「赤」でした。
鶏の赤、椿の赤。
印象深かったです。
そしてラストを飾るのは国宝「風神雷神図屏風」です。
迫力があるのにどこか親しみやすさを感じるのは
神さまの顔が若干おもしろい(失礼?)からでしょうか。
なんとなくかわいい・・・。
さてこの風神雷神図、後世の尾形光琳にも多大な影響を与えたらしいのですが
尾形光琳のほうの風神雷神図も本館のほうで見ることができます。
こちらが尾形光琳のほうの作品です。


ふだん博物館内では撮影は禁止のはずなのですが
なぜかこのときは学芸員さん?ガイドさん?係員さん?らしき人がどうぞどうぞ、という感じで勧めてくれたので
みなさん写真を撮ってました。
ムーミン展でも撮影可のコーナーがあったのでそういう場所だったのでしょうか???
2つの作品が横同士に並べてあると違いはわかりやすいのでしょうが
会場が違うため、記憶をたどるのがちょっと困難でしたね。
色、配置、表情が違うそうです。
雷神様の雲、光琳のほうが黒くて大きいですよね。
人が多くて駆け足で見てきましたが
いろいろな作品に触れられて楽しかったです。
宗教と文化って切り離せないんだなぁと実感しました。
「喫茶養生記」「興禅護国論」など栄西さんの書物がありました。
自筆の文書もありました。
東大寺大勧進の書状もあり、東大寺の復興にも力を注いでいた、とのことです。
次のコーナーでは建仁寺ゆかりの僧たちが登場します。
俗世間から離れているお坊さんの世界でさえ、
僧綱制度といういわゆる身分制度があるのが不思議ですね。
同じ宗派でも派閥(?)があるのもなんとなく不思議です。
やはり社会の縮図なのでしょうか・・・。
まぁ学問の世界にも政治の世界にも労働の世界にも派閥らしきものがあるから
当然と言えば当然なのでしょうね。
建仁寺の住職は一つの門派に独占させず
広く有能な人物を採用したらしいです。(東博のHP参考)
展覧会見る前に「道元禅師」、読み返しておけばよかった・・・。
また違った感覚を味わえたかも。
さて、次は近世の建仁寺。さらに建仁寺ゆかりの名宝と続きます。
迫力のある名画がたくさん登場してきます。
竹林の七賢人の図や山水図、花鳥図といったなじみの深い作品が続々。
「雲龍図」の迫力は本当にすごかったです。
龍の目の中に何かしこんであるのでは・・・と思わせるような強い眼光が印象的でした。
実際に襖として配置されている姿を見たいですね。
本当に浮いているような感じなのでしょうね。
伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」も目をひきました。
黒、白、灰色の世界を見てきたのですが
突然目にとびこんでくるのは目の覚めるような「赤」でした。
鶏の赤、椿の赤。
印象深かったです。
そしてラストを飾るのは国宝「風神雷神図屏風」です。
迫力があるのにどこか親しみやすさを感じるのは
神さまの顔が若干おもしろい(失礼?)からでしょうか。
なんとなくかわいい・・・。
さてこの風神雷神図、後世の尾形光琳にも多大な影響を与えたらしいのですが
尾形光琳のほうの風神雷神図も本館のほうで見ることができます。
こちらが尾形光琳のほうの作品です。



ふだん博物館内では撮影は禁止のはずなのですが
なぜかこのときは学芸員さん?ガイドさん?係員さん?らしき人がどうぞどうぞ、という感じで勧めてくれたので
みなさん写真を撮ってました。
ムーミン展でも撮影可のコーナーがあったのでそういう場所だったのでしょうか???
2つの作品が横同士に並べてあると違いはわかりやすいのでしょうが
会場が違うため、記憶をたどるのがちょっと困難でしたね。
色、配置、表情が違うそうです。
雷神様の雲、光琳のほうが黒くて大きいですよね。
人が多くて駆け足で見てきましたが
いろいろな作品に触れられて楽しかったです。
宗教と文化って切り離せないんだなぁと実感しました。