気ままに楽しむ四季写真

趣味で撮った写真(風景、ネイチァー、花 etc)を掲載します
週1~2回程度の更新予定です

白鳥 朝の飛び立ち

2015-12-30 | 白鳥写真
撮影日 2015-12-30  撮影場所 高崎市 烏川

12月20日、白鳥の初飛来から毎朝川に通っている。
最初の4羽から少しずつ増えて、8羽になり、12羽になり26日に14羽になった。
その後は一羽も増えず、遊泳ばかりで昨日まで動きのあるシーンはほとんど撮れずにいた。
あまり期待は持てないが今朝も早めに家を出て川に向かう。
いつものポイントに行く前に、昨シーズンねぐらにしていた、少し川下の浅瀬に居てくれたら良いなと思い期待半分で対岸の土手に上ってみた。
川面を眺めたらうれしい事に全14羽が休んでいた。
今シーズンやっと飛び立ちの瞬間の動きのある写真が撮れるチャンスが来たと期待に心が弾む。
急いで護岸の石畳に下り、慎重にカメラをセットし飛び立ちの瞬間を待つ。
この飛び立ちの瞬間から水上助走、離水、飛翔へと続く一連のシーンをスローシャッターで写しとめられれば幻想的な美しい白鳥写真になる。
そんな写真を撮ろうと前の2シーズン何十回も何百回も流し撮りの挑戦をしたがついに一枚も納得できる写真は撮れなかった。
初心者に簡単に撮れるシーンではないことは分かっているが今シーズンも挑戦してみようと思っている。

今期初めてのチャンスの到来だが目指すスローなシャッター速度での撮影を初回から実行するのは無謀過ぎる。
自信もないし失敗するのは明らかだ。
なので少し速めの速度にセットし流し撮りの連写を試みた。
連写した内の数カットがどうにかピントが合い見られそうだ。
今回は全羽が一度に飛び立ち、シャッターチャンスは一回だけ、ワンチャンスにしては上々の出来栄えの写真になった。早くも次のチャンスが待ち遠しい気分。
次回からは少しずつシャッターをスローに設定しながら幻想的な写真を目指したいと思う。

























白鳥のバトル

2015-12-26 | 白鳥写真
撮影日 2015-12-22  撮影場所  高崎市烏川

今日も白鳥撮りに行って来た。
初飛来から三日目、朝、河畔に着いたら白鳥は8羽に増えていた。
少しでも増えてくれれば有り難い。親子4羽づつの2家族になった。
餌場の近くで夜明しした様で、のんびり泳ぎながら水中の餌探しをしている。
しばらくは8羽が仲良く餌をあさりながら遊泳していたが突然に親同士のいさかいが始まった。
わずかに2家族8羽の仲間なのに何か気に入らない事があったのだろうか?

昨シーズン、100羽以上も飛来していた時にはあちこちでこのようないさかい、争いが起きていた。
大きな群れになれば生存競争にさらされ、子や家族も守らなければならない、餌の奪い合いも起きるだろうから致し方ないことかと思われるが、わずか8羽の内でも小さな争いは起きるのだと以外に思った。

私が撮りたい白鳥写真は飛び立ちの瞬間、飛翔、着水する体勢やその瞬間などなど動的な姿を捉える事だ。
早くいろいろなダイナミックな姿の写真が撮れるようにと目下奮闘中なのだがそれが初心者には非常に難しい。
シャッター速度の選定、流し撮りの技術、ピントの精度などなどまだまだ技術も経験も浅い。
写真仲間に教えて貰いながらの勉強中だがマスターするには時間が掛かりそう。
いつの日か1枚位は気に入った写真を撮りたいとの願望のもとで努力、奮闘中なのだ。

そんな心ずもりでいつもシャッターチャンスは逃さないようにと目配りはしている。
なので突然の目の前の激しい動きのバトルにもとっさにカメラを向ける事が出来た。
フレームの中に2羽を捉えた後は夢中で連写、連写していた。
撮り終ってモニターを確認しいろいろ不満なこと未熟なことが見つかった。
反省、また反省、次のチャンスに生かせればと思う。

今回は連写したバトルの様子をトリミングして掲載してみます。

















































白鳥親子遊泳

2015-12-24 | 白鳥写真
撮影日 2015-12-21  撮影場所  高崎市 烏川

昨日初めて飛来した4羽の白鳥を今朝も撮りに行ってみた。
同じ場所に居るのかいないのか? 一旦ねぐらに帰ってしまったかと不安な気持ちを抱きながら現地に着いてみたら目の前でゆったり泳いでいた。今朝も4羽だけだが居てくれて有り難かった。
朝7時ちょっと過ぎ、カメラマンは私一人だけ、三脚にカメラをセットして撮影を始める。
今朝の天気は高曇り、時々雲の切れ目から柔らかい朝日が射す状況。
白鳥はゆったり泳ぎながらこちらに近づいたり離れたりしている。きっと餌が欲しいのだと思う。

この川に飛来する白鳥は近くに住む一人の婦人が毎日熱心に、根気よく、数年に渡り餌付けして呼び寄せた鳥達だ。
私もその年、その場に居合わせていたが最初に餌付けした白鳥はやはり親子の4羽だった。
目の前の親子4羽の白鳥を見ているとその当時の事が思い出されてくる。
婦人の長年の努力の甲斐があり、その後年毎に飛来数が増え、昨シーズンの最盛期には150羽を数えるほどになった。
近年は新聞、テレビの取材があり報道されているので白鳥飛来地として地元では知られた場所となった。
休日にはカメラマンはもちろんだが、小さな子供連れの家族、アベック、その他老若男女、沢山なギャラリーが集まる人気の場所だ。
おかげ様でこうして私も写真が楽しめる。感謝、感謝です。

親鳥が子を守るようにして泳ぐ姿は慈愛に満ち満ちているように見える。
ダイナミックな動きはないがそんなほほえましい姿を柔らかい朝の光の中で撮ってみた。

















































白鳥初飛来

2015-12-20 | 白鳥写真
撮影日 2015-12-20  撮影場所 高崎市 烏川

冬らしからぬ暖かな日が続く今年の冬。
毎年今の時期には何十羽もの白鳥が飛来して来る川が近くにある。
2、3日前に見に行った時は未だ一羽も姿を見せていなかった。
11月の内からもう来たかと何度も確認に来ていた。
冬の時期の白鳥写真撮りが私の楽しみの一つになっている。
まだ撮りはじめて2シーズン、今季で3シーズン目の初心者。
前のシーズンまで失敗ばかりに終わったせいで今季こそは良い写真を、との思いを強く持って待っていたシーズン到来だ。
寒波が来てやっと冬らしい寒さが続いた今朝、もう来たかと犬の散歩を兼ね川面が見渡せる土手を歩いてみた。
散歩始めの時間には一羽も居なかったが、30分後、折り返しの帰り道の土手で見渡したら遠くに白いものがみえた。
白鳥らしい。だんだんに近づきはっきり見えるようになると間違いなく白鳥だった。たった4羽だけ、親子4羽の一家族。
大分待たされたがやっと飛来したかと嬉しくなった。
家に帰って朝食後、4羽だけだし、時間も10時近く、今日はもう川面を泳ぐ姿だけ、動きの有る写真は期待出来ないと思ったが、それも良しとして今シーズンの初撮りに行ってみた。
毎年の常連さんが2人いた。
日曜日ということもあり家族連れやカメラマンも何人か来たが物足りなさそうに眺めてしばらくして帰って行った。
私も数カットを撮って引き上げた。
初撮りも先が思いやられるピントの甘い写真ばかりだったが、これから日を追って飛来数が増えてくれば何度でも挑戦し練習が出来る事なので楽しみに待とうと思う。






















バスツアーのスナップ&富士山

2015-12-15 | 富士山写真
撮影日 2015-12-06~07  撮影場所 長野、山梨、静岡県内 

12月6日~7日家内と二人で一泊二日のバス旅行に行って来た。
今回は行き先の発表されないミステリーツアーという企画の旅。
私は初めての参加だが、家内は前に1~2回参加している。
家内の言うにはこのような企画のツアーが人気があり募集開始後直ぐに定員が埋まってしまうとかで1ヶ月以上も前に申し込んでおいたものだ。ミステリーと銘打ってのツアーなのでどんな珍しい場所に案内してくれるのかと期待と興味を持ってこの日を待っていた。
最寄の道の駅からバスに乗り行き先不明の一泊二日の旅が始まる。
直ぐに高速道に入る。上り東京方面か? 下り長野方面か? バスの進行方向に注目する。長野方面に進んだ。
長野方面への高速道を走るという事は目的地は何処か? 今人気の金沢方面か? それとも岐阜の方面か? それとも? などなど勝手に想像して期待を膨らませる。
だが最初にバスを着けた所は出発地点からそう遠くない長野県東御市の海野一族の里、旧北国街道、海野宿の景観保存地区の散策だった。
来年のNKH大河ドラマ‘真田丸’の武将の一人であろうのぼり幟が林立する。
最初に寄った場所がミステリーと銘打つには全くふさわしくない所にがっかりしこれから先の期待がしぼむ。
案の定その後、真田氏の居城、上田城の見学、そこから少し離れたきのこの生産工場、そこでのお買い物タイムと期待を裏切られる普通のツアー旅行と変わらぬ巡り。
その後また目的地は告げられずバスに揺られて白樺湖へ向かい、茅野から富士見、小淵沢と走り夕方近くに‘リゾナーレ八ヶ岳’というクリスマスイルミネーションで飾られた施設に着く。今の時期、趣向を凝らしたイルミネーションを飾るこのような施設や公園、遊園地などは何処にでもあり特別に歓声をあげるほどの景観、出来栄えとも思えなかったが家内と一緒に見物、散策する。
その夜は北杜市大泉のホテルに泊まる。
一日目の行程で特に感銘を受けたり印象に残ったところは無いが、このホテルの屋上から富士山が見えると聞いたので翌朝の楽しみが出来た。朝の天気の良いことを願い就寝する。
翌朝、朝食前のわずかな時間に富士山を撮る。生憎、朝焼けにはならず、霞がかった姿だったが遠望する富士山は気高くまた美しかった。
二日目も山梨県内石和のワイン工場と宝石店、一宮のわさび漬けセンター、勝沼のハーブ庭園の見学とそれぞれの場所での買い物タイムと忙しく廻る。全く期待していたのとは違うツアーの行程にうんざりする。
慰めはその後、本栖湖、朝霧高原のドライブインの庭でせわしなくではあったが富士山の写真が撮れたことくらい。
最後に富士宮浅間神社をお参りして第二東名、圏央道、関越道と経由して出発地点の道の駅に着く。
ミステリーでも何でもない、バス会社とタイアップしたような近県の観光施設の見学と買い物のツアーに参加しただけ、私の行動範囲の中を廻りめぐった充足感の無い悔いの残る旅になった。
やはり興味があったり、一度は行ってみたいと思っている観光地なり見学場所を巡るツアーに参加した方が日常では味わえない開放感や満足感、充足感、思い出に残る楽しい旅になると思った。
この旅で忙しく撮ったスナップ写真を掲載してみます。


一日目のスナップ
























二日目のスナップ











ホテル屋上からの富士











本栖湖の富士









ドライブインからの富士













小公園 初冬の景

2015-12-11 | ネイチァーPhoto
撮影日 2015-12-05  撮影場所 自宅近くの公園

前日まで発達した低気圧による寒波、強風で北海道、東北地方に被害が出た。
我が家でも棚の鉢植えが3鉢ほど落ちて鉢割れ、枝折れなど被害が出た。
が、今日は一転小春日和の穏やかな天気になった。
陽気に誘われて近くの公園に行ってみた。カメラ持参の園内散策は初めての事だ。
犬の散歩コースにあるので前の道路は日をおかずに通る。
だが‘ペットを連れての入園禁止’の立て札に園内を散策する事なしにいつも通り過ぎてしまう所だ。
週末でもあり天気も穏やか、暖かな陽気に家族連れ、小、中学生など思ったより多くの人達が訪れていた。
親子で砂遊び、池に餌など投げ入れ集まる鴨の我れ先の奪い合いの様子など子供と一緒に楽しんでいる。
小、中学生達は芝生広場でサッカーのまね事や‘かくれんぼ’らしき遊びに夢中の様子。
この芝生の広場は平日にはよくお年寄りがゲートボールを楽しんでいる場所だが今日はお休みのようだ。
池を中心とした小さな公園。常緑樹、花木、落葉樹など種々雑多な樹木が散策路脇に混然と植えられている。
が、季節を通してこれといって目を見張る花や木も無く、この公園を特徴付ける景観には乏しい、土地の人しか知らないごくごく平凡な公園。
さくら、こぶし、はくれん、いちょう、けやき、しだれ柳に松、端には栃の木、メタセコイヤの大木もある。
つつじにさざんか、山吹やぼけの花木の刈り込まれた植え込みなどなど、手入れはされている。
だが寂しい事にこの公園には花壇が無い。季節の草花が咲き乱れる花壇が隅の一画にでもあれば華やかさも増すだろうと思うのだが?
花の写真を撮りに行くのには都合の良い場所なのでいつもいつも残念な事と思っている。
写真撮りは自分ひとり。空を仰ぐようなカメラの向きに、何を撮っているのだろうと不思議そうに後ろから覗き込んで来た奥さんがいた。
そんな公園の初冬の情景をスナップしてみた。

























































櫛形山林道からの富士山 (Ⅱ)

2015-12-10 | 富士山写真
撮影日 2015-11-27、28  撮影場所 櫛形山林道

11月26日の朝、前夜からの雨は小雨になっていた。
最近、雨上がりの日はいつも富士山のことが気に掛かる。雲や霧の変化に富んだ富士山写真が撮れる事があるからだ。
甲府地方の天気予報を調べてみたらその日の午後から二日ほど天気が良い状態が続くと出ていた。
犬の散歩も日課だがこのごろは一日くらい休んでも犬が我慢をしていてくれる。
富士山写真の誘惑に勝てず、また林道の冬期閉鎖が迫っておりこのポイントでの撮影は一年後になってしまうとの思いもあり撮影に行く事にした。犬の散歩を一日は妻に頼んで今回は2泊の予定で出発する。
夕方5時前にポイントに着く。先着のカメラマンは一人だけ、以前に会ったことのある富士山写真愛好家だが名前は思い出せない。今も熱心にあちこち撮り歩いているそうだ。その変わらぬ熱意と努力には敬服する。
良い場所に三脚が立てられ撮影準備が出来た。
が、天気が良過ぎで雲ひとつない変化の無い富士山が静かに佇んでいる。
イメージしたのとは違う状況にシャッターを押すのをためらってしまう。
夕景も、たそがれ時の夜景も一枚も撮らないで眠りに着く。夜か朝の状況変化に期待して。
夜中、時々目を覚まし空を見上げるがまったく変化なし。澄んだ月夜の空に富士山がはっきり見えている。2,3カットバルブ撮影をしてまた仮眠する。
翌27日朝も全くの快晴にがっかりするが、夜明けから日の出までの時間帯は私には富士山の姿が最も神秘的でありまた荘厳に感じられる刻なのでシャッターを切らずにはいられない。
この時期のこのポイントはカメラマンがいっぱい集まる。
夕べ眠りにつく時は3台しか無かった車が今朝は10台以上、カメラマンも15人以上になっていた。
狭いポイントなので道路いっぱい二重、三重に三脚が並ぶ。脚立を立て見上げるような位置から撮っているカメラマンもいて驚かされる。
変化の無いまま日の出を迎え、その後カメラマンも三々五々引き上げて行った。
皆どんな写真を撮ったのだろうか?、どんな思いで今朝の富士を眺めたのだろうか?
結局残っているのは昨夜からの3人になっていた。私以上に富士山の魅力にとりつかれている人ばかりだ。
その後、昼も、夕も、夜も全く変化の無い快晴の空が続く。ふもとの街も集落も澄んだ空気の中にはっきりと見渡せる。雨上がりの後にこんな快晴の澄んだ空気の日が続く事もめずらしいのでは?
二日目の夜もまた澄み渡る空。この夜は富士山のふもとにスキー場開きをしたらしい灯りが煌々と点いた。その灯りは朝方までも消えずだったので夜景撮影は止めにした。
28日朝もまた変化の無い夜明けの空に撮影意欲を削がれてしまう。わずかに山際に靄が架かっているようだが朝焼け雲の期待は望みようもない状況。それでもやはり日の出までは何枚も何枚もシャッターを押し続けていた。
こんな時にはデジタルカメラの有り難さを思わずにはいられない。
霧の中の街灯りと夜景、雲海、朝焼けの雲と富士山などなどイメージし、期待しての撮影行だったけれど今回はまったく残念なことになってしまった。でも毎日富士山を眺められたので良しとして帰路に付く。


11月27日の富士山
























11月28日の富士山



















からすうりの実

2015-12-03 | ネイチァーPhoto
撮影日 2015-11-24  撮影場所 近くの河川敷

犬の散歩で歩くこともある広い河原の護岸道脇に自然植生の雑木林がある。
種々雑多、大小様々な荒れた雑木林の葉を落とした枝に独特な濃いオレンジ色の実を垂らした光景が目に入る。
この時期、枯れ草、枯れ枝ばかりの色彩の乏しい河原の中ではひときわ人目を引く色だがこの護岸道はあまり人は通らない道なので誰れ知らずの光景かも知れない。
このつる草は管理されない、人の手の入らないところの木に絡まり繁茂するようだ。
近づいてみるとやはり乱雑に伸び、混み合った枝の中に、これまたところかまわず絡み合って垂れ下がる実があり興趣がとたんになくなってしまう。
誰もカメラを向けたいと思わないだろうこの実を今日はその独特な色と形、植生の状況などを写真に出来ないものかと挑戦してみた。
写真になったかどうかは閲覧者にお任せして掲載してみることにした。