気ままに楽しむ四季写真

趣味で撮った写真(風景、ネイチァー、花 etc)を掲載します
週1~2回程度の更新予定です

残り葉  ひと時の輝き

2015-11-23 | ネイチァーPhoto
撮影日2015-11-21  撮影場所  近場の寺社、公園など数ヶ所

11月21日 写友 HさんとNさん、3人で隣接市町に紅葉を撮りに出掛けた。
案内は今回もHさん。あちこちの寺や神社、公園など紅葉の名所だという所を案内してもらった。
見ごろの場所もあれば少し盛りが過ぎた場所もあったが、もともとが名所への道案内、場所を教えてもらう事をお願いしての撮影行なので納得しながら撮り回って来た。
撮影目標の被写体がないとき、その場の状況を観察して興味を引く被写体を探し出す目を持つことも長くカメラを楽しむ上では大切な事だと思う。
盛りが過ぎたポイントでも植えられたいろいろな種類の木がある。
この時期どの木も全て葉を散らせてしまったわけではなく、残り葉を枝先に付けた木も沢山あるしまだこれから紅葉が始まる木もある。
盛りの紅葉を見ればもちろん素敵で感動しすぐにカメラを向けたくなるものだが、枝先に葉を数枚づつ残し、風に吹かれれば1枚、2枚と散っていく木の風情もまた秋が深まり行く季節感を醸し出す素晴らしい光景だ。
その日は晩秋の太陽の光の中、おおかた葉を散らせてしまった木のところどころに残る葉が模様を浮き立たせ美しく輝いていた。
そんな葉を木の下から見上げながら撮ってみた。






































































紅葉と富士山

2015-11-23 | 富士山写真
撮影日 2015-11-16  撮影場所 河口湖畔

朝、櫛形山林道での富士山撮影を終え河口湖へ向かう。
出発前隣のカメラマンに河口湖の紅葉の情報を尋ねてみたらもう遅いかもとの事だった。
だが天気は快晴、富士山ははっきり見えているのでせっかく遠くまで撮りに来たのにこのまま帰るのは名残惜しいし未練が残る。
紅葉は終わっていてもこの天気なら何か湖と富士山がらみの写真は撮れるだろうと予想して行ってみた。
旧芦川村と河口湖とがトンネルで結ばれ精進湖への峠を越えなくて行けるようになったので有り難い。
10時半頃湖畔に着き通称紅葉通りの混み合う駐車場になんとか車を止める。
予想に反して紅葉は見ごろ、まだまだ大丈夫だった。
ここも観光客とカメラマンが多い。
富士山と紅葉の写真では有名なポイントだが私はここは初めて撮りに来た。
写真集やガイドブックには素晴らしい写真が数多く発表されていて私も過去には沢山見たことがある。
が、実際にその場に立ってみると邪魔な人工物も多くどの木を選ぶか、どのようなフレーミングで撮るか迷うことばかりでなかなかシャッターが切れない。時間も11時を過ぎ太陽も刻々と富士山に近ずき逆光条件の中でなおさら難しい。
とても模範写真のようには撮れないと、鼻からあきらめがついた。
傑作を残すには並々ならぬ努力があっての賜物だとあらためて思った。
今回は下見を兼ねて次回?への勉強と心に決めて撮影を始める。
駐車場から200メートルくらいの範囲の中で木を探し移動しながらの撮影。
どの木も紅葉は見ごろだと思うが富士とバランス良く撮れる木を探すのに難儀する。
やっと探してこの木ならと撮って見ても駄作ばかり。ほとんど全てのカットで富士山が露出オーバーに飛んでしまう。
次回(来年来れるか?)来るときは、ついでに寄るのではなく、ここで紅葉を撮るとの強い気持ちで情報収集し準備万端で望まなければ到底傑作をものにするなど出来る事ではないと思い知った日になった。
現像ソフトでどうにか富士山の露出を押さえた写真を掲載します。





































櫛形山林道からの富士山撮影

2015-11-22 | 富士山写真
撮影日 2015-11-15.16  撮影場所 櫛形山林道

先日の11月11日、写真仲間と行った富士山撮影。霧にさえぎられ愛想をつかされワンカットだけに終わった櫛形山のポイント。
家に帰ってからも残念な思いが消えず、また久しく遠ざかっていた富士山撮影の刺激とその魅力を呼び覚まされてもう一度会いたい、撮影に行きたいとの思いが募っていた。
昨夜からの雨が止んできた15日の朝、甲府地方は午後からは晴れ、翌日も午前中は晴れが続くとの予報に急きょ撮影に行くことに決めた。
今回は一人での撮影行、決まれば準備は早い。早昼食を済ませ12時半に家を出る。
富士山撮影だけを目的の直行、4時頃に櫛形山林道のポイントに着く。
狭いポイントに車4台、4人のカメラマンが待機、すでに良い場所には人数以上の三脚が立ててある。
前の木が邪魔になり満足できる場所ではないが端のほうに三脚を立てる場所を確保し撮影準備をする。
今日は仲間と来たときと違い予報どおり晴れて街も富士山もくっきり見えている。
見えすぎるくらいの状況なので富士山写真は撮れそうだ。
街に灯がともる頃から撮影を始める。
隣のカメラマンは4x5の大判カメラ、もう一人は6X9の中判カメラを使っている。
富士山撮影以外の場所ではほとんどがデジカメでフィルムカメラを使っている人は最近ほとんど見かけない。
ましてや大判カメラを使っている人はまず見ない。
しかし富士山写真を撮るカメラマンにとっては大判、中判のフィルムカメラに格別な思いがあることなんだなとあらためて思う。
私も中判カメラは使っていたが富士山写真とも遠ざかり今は使い方を忘れてしまう程なので今日は持ってきていない。
デジカメでパチパチと切れ目なくシャッターを切る。
1時間ほど夜景撮影をした頃富士山に雲が架かりその姿を消した。
撮影を止め夕食を摂り仮眠する。
夜中何回か目を覚まし空と富士山の様子の確認をしたがいつも雲の中、朝まで眠りにつく。
早朝の4時半頃に目を覚ます。もう寝てはいられない。起き上がり撮影準備をしているうちに雲が薄れて富士山の頂が見え始めた。
最高の撮影日和り。期待していた朝焼けにはならなかったが日の出は拝めた。
8時ころまでデジカメ2台で次々シャッターを切り続けた。
今回の撮影は全くの幸運に恵まれ感謝する。
今回の撮影が仲間と一緒の日だったら皆がどんなに喜んでくれただろうとの思いが頭をよぎる。













































久し振りの富士山撮影

2015-11-22 | 富士山写真
撮影日 2015-11-11.12  撮影場所 櫛形山丸山林道

半年前、いや1年前からの約束で地元の写真仲間3人と久し振りに富士山撮影に出掛けた。
3人は普段は富士山写真はほとんど撮らない。それで今回は私が案内役。
この時期の私のお気に入りのポイントは櫛形山の池の茶屋林道なのでそこに行くことにした。
夕景、夜景、夜明けの情景、朝焼け、昇陽、また雲海、星座をからめて、と天気次第だが富士山が見えさえすれば多彩なシーンの写真が撮れるポイントだ。
ここでは夜は車内で仮眠しながらの撮影になるが4人とも皆同じ世代の仲間、なかなかきつい撮影行になってしまう。
それで私ともう一人は自分の車で、二人は1台に乗り合わせと3台連ねて行くことになった。
4人のスケジュールを合わせ、また天気予報を確認して11日に出発と決めた。
秩父から雁坂トンネルを抜けてポイントに向かうコース。
途中、広瀬湖から三富村に下るあたりが見ごろであったので車を止めて紅葉撮影。
夕方4時頃にポイントに着く、がすでに先着のカメラマンの三脚がいっぱい立っている。分け入るのは難しそう。
車を止める場所も条件が悪い。このポイントはあきらめて少し下ったところの丸山林道のポイントで撮ることにした。
三脚を立て準備はOK、天気もまあまあだが肝心の富士山には雲が架かっていていつまでたっても姿を見せない。
だんだんと夕闇が迫り麓の街に灯りが灯り始める。皆は待ちきれずに街灯りの夜景を撮り始める。
富士山は見えるどころか周りに霧が立ち込め始めてきた。
それでも麓の方の視界はまだ開けている。皆、霧と街灯りという幻想的な光景を撮っている。
私も街の夜景撮影を始めたが気はそぞろに霧の流れの透き間を透して富士の姿を求めて目を凝らしていた。
しばらくしてあたりが暗くなった頃合いに霧が晴れて来た。目を凝らして見た先に富士山がかすかに見えてきた。
皆に声をかけ富士の姿を確認し合って急いで、そして夢中でバルブ撮影を開始した。見えていたのはわずかに15分位だった。
その後は霧が深くなり富士も街灯りも視界から消えてしまい撮影はあきらめた。
朝には晴れることを、素晴らしい富士が姿を見せてくれることを願いながら車中にて休む。
しかし夜中も朝になっても霧は晴れず濃霧の状態が続いてしまった。
朝、日の出時刻を過ぎても霧は晴れぬ状況に撮影はあきらめて早々に下ることにした。
下る途中に櫛形山林道のポイントに寄ってみた。
このポイントまで下りて来たら霧はなく麓の街並みは見渡せるが富士山は雲の中、相変わらず姿を見せない。
この時期全く珍しいことにこのポイントにその朝はカメラマンが一人もいなかった。待機して居たがあきらめて帰ってしまったのかな?
目の前には雲間を透しての斜光線に富士川が光っている。なかなか出会えないそのシーンを4人で三脚を並べてしばらくの間撮っていた。
これで富士山の姿が画面に入れば最高なのだがと思いながら。
結局二日にかけての撮影行で富士山が見え撮影できたのは前日夕闇迫る霧の中でのバルブ撮影の一瞬だけだった。
天気を予想してスケジュールを合わせ遠くまで来たのに全くの期待はずれの撮影行に皆に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
皆が一瞬のチャンスのバルブ撮影で数カット富士山をカメラに写し留めてくれたのがわずかな気休めとなった。


































紅葉と三重塔

2015-11-17 | 風景写真
撮影日 2015-11-07  撮影場所 貞祥寺

11月3日に行った佐久の貞祥寺。
その時は素晴らしいきれいな紅葉が見られた。
が、奥まった所にある三重塔の周りの紅葉だけはまだ少し早かった。
周りにはもみじの大木、若木が何本も植えられている。
盛りの紅葉の時はこの場所はどんな景色になるのだろうと気になっていたので日をおいてもう一度行ってみた。
この日は薄日が射すまあまあの天気だが出掛けるのが遅く到着は11時頃になってしまった。
わずか4日過ぎただけだが見ごろの色付きになっていた。
ここは黄色系のもみじが多いような。
周りをめぐりながらいろいろな構図で紅葉と塔のコラボな写真を撮ってみた。
もっと早い時間帯の光の中で撮ってみたら良かったかなと思った。











































懐古園の秋

2015-11-09 | 風景写真
撮影日 2015-11-03  撮影場所 小諸 懐古園

11月3日、前掲の貞祥寺の撮影を済ませ小諸の懐古園に行く。
懐古園は紅葉の名所としても有名なところだそうだ。
10時少し過ぎた頃に到着、入園する。
ここも以前、行楽目的で何回か来た事はあるがこの時季は初めてだ。
秋晴れの文化の日、紅葉も丁度見ごろで観光客やカメラマンでにぎわっている。
このような場所、このようなにぎわいの情景を人物も写しこみながら上手く切り取った写真を沢山見る。
私の写友もスナップ的写真を撮るのがとても上手だが、私はどうもそのような写真を撮るのを苦手にしている。
大概は人物が写りこまないような構図になってしまう。
ここでもレンズを上に向け、近くの公園でも撮れそうな写真ばかりになり懐古園らしき写真はほとんど無かった。
このような状況ではスナップ的な写真を撮る目や技術も必要かと思う。
が、生まれ持った資質や感性のこともあり私にとっては厳しいことだと思われる。





















































古刹の紅葉

2015-11-08 | 風景写真
撮影日 2015-11-03  撮影場所 佐久市 貞祥寺

11月3日 写真友達 Hさんの誘いで佐久の貞祥寺へ行ってきた。
1521年創建の曹洞宗の古刹で今の時期には境内が紅葉や黄葉に美しく彩られる由緒あるお寺だそうだ。
この寺には今年の5月末、深緑のころに写真クラブの会長さんの案内で来たことがあり紅葉の季節にも訪れたいものと思っていた。
グットタイミングの誘いに感謝いっぱい同行する。
昨日の雨も上がり秋晴れの予報に朝早く家を出発、7時ちょっと過ぎに寺に着く。
評判に違わぬ真っ赤なもみじが境内を彩どっていた。
いちょうの大木もあったが葉は8割方落ちてしまっていた。だが地面のその落葉もまた良い被写体になった。
こころゆくまで、時間も気にせず二人で思い思いの場所で写真を撮る。
この時間には、他にカメラマンが居ず撮りたいところに気兼ねなく三脚が立てられ有り難かった。
早朝出発のご利益か?
境内の一番奥まったところにこれも由緒ある(長野県指定文化財)三重塔がある。
その搭と紅葉のコラボが撮れればよいがと期待していたが生憎その場所の紅葉はまだ少し早かった。
が、一本だけあった見ごろの若木のもみじをアングルを工夫してどうにかコラボな写真を撮る事が出来た。
出発時に思い描いた目的は達成でき今日の撮影行に大満足。




















































コスモスの花畑 (広角編)

2015-11-06 | 
撮影日 2015-10-23  撮影場所 自宅近くのコスモス畑

前に掲載した事のあるコスモス畑。
ここは近くに人工物が目立つ田んぼに植えられているが管理が良く生育状態良しの最高な花が咲いていた。
まだまだ見ごろと思い日を置かずに再度訪れた。
前に来た時は人工物を避ける事を優先してクローズアップ気味の写真ばかり撮っていた。
今回は広角レンズで花畑全体の様子を写し込んでみようと試みた。
写し込んだどの花も傷み、しみ、がなく咲き終わったしべなども少なく今が盛りの花畑の写真になったような。













































照葉峡の紅葉

2015-11-02 | 風景写真
撮影日 2015-10-15  撮影場所  照葉峡

前掲の丸沼湖畔の秋景色を撮影後紅葉の名所、照葉峡に回ってみた。
片品村戸倉から尾瀬鳩待峠入り口を分ける辺りまではきれいな紅葉が見られた。
途中何ヶ所かに鳩待峠駐車場満杯との看板が出ていた。
今日は平日ではあるが季節も良く、天気も良し沢山の登山者が入山しているのだなと尾瀬の賑わいを想像しながら車を走らせていた。
鳩待峠入り口を分けて坤六峠に上るにつれ紅葉は色あせて来て、峠付近は全く終わっていた。
峠を下り照葉峡に進む。紅葉を求めて行き交う車が多いのでわき見は禁物。
照葉峡中流域から見ごろになってきた。
車窓から見るか降りて周りをながめる分には紅葉の名所にたがわぬ素晴らしい所だ。
しかし道路は狭く駐車出来る場所も少ない。ましてやシーズンには駐車出来るところはどこも満車なので止める場所探しに苦労する。
ここに写真を撮りに来るには下調べをし、撮るポイントを決めてからにしないと一見さんが良い写真を撮るのには苦労するコースだと思う。
私もドライブ、紅葉狩りとしては何回も通ったコースだが写真撮りを目的で来たのは初めてなのでとりあえず空きのある所に駐車しその場所で撮れる写真を撮っていた。
なのでこれぞ照葉峡の写真というものは一枚も撮れなかった。
また来年も来られるかどうか分からないけれどここでの写真の撮り方の宿題としておこう。















































丸沼湖畔の秋

2015-11-01 | 風景写真
撮影日 2015-10-19  撮影場所 丸沼

10月15日、奥日光の撮影帰りに見た丸沼付近は紅葉が始まったところだった。
今日あたりが丁度見ごろかと天気予報を確認してから出掛けた。
日の出前に湖畔に着く。
湖畔は良い紅葉だったが周辺の山々は少し盛りが過ぎているようだ。
どちらの紅葉にも合わせるのは難しいのかな?
まあ湖畔の紅葉が見ごろなので良しとしよう。
水際まで降り撮影を始める。
しばらくして朝日が射してきた。
湖畔の光景から周りの山々の景色まで光の移動を追いながら数多くのシャッターを切った。
湖面に映る紅葉もえもいわれぬ美しさが有り好きな被写体だ。
水際での撮影が一段落した後時間が早かったので湖岸のハイキングコースを歩いてみた。
湖面から少し高いところに湖尻まで続いている。往復すると4.5キロ位あるようだ。
水際からとは違った写真が撮れるかもと期待しながら先へ先へと歩を進める。
特別に印象深い景色には出会えなかったが湖面バックの紅葉を数カットカメラに収めた。
機材一式背負っての往復に疲れたが、紅葉の中を歩いて久しぶりに爽快な気分を味わえた心地よい疲労感だった。