きまぐれHeart Station

心の駅へようこそ…ちょっとだけ途中下車してみませんか?
なんちゃってシンガーソングライター♪萌香で~す

ことばにできない

2009-12-15 19:40:19 | ありがとう
憎まれ口を言われては涙ぐんでいた時代は過ぎ
いつの間にか こんなに長いこと一緒に過ごしている私たち。

いまでも 毎日憎まれ口やイヤミは言われるのだけれど

その裏には 夫の深い愛情がある。

なぜ ここまで深いのか・・・

そしてなぜここまで言葉がキツいのか・・・

それはやはり全てに本気だからなのだろうと思う。


薄っぺらな自分が恥ずかしくなることがある。

親に守られてきて育った自分。
父が仕事をする姿など見たことがない。
サラリーマンだから仕方がない。
みることは出来ないのだ。
帰ってくることにはもう寝ている時間だったし・・


しかし、自営業の親を持ち
親の苦労を目の前で感じ
親の背中を見つめてきた夫。


その差は大きいのかも知れない。


その夫が突然 何故か私にプレゼントをくれた。

私の誕生日はすでに一ヶ月以上前だったが
今年はプレゼントはナシだと言っていた。
私はプレゼントが欲しくない女。

全く問題なくそのまま過ぎた。




しかし、夫は

「これは、誕生日と結婚記念とクリスマスと・・・
日頃の感謝だ。」



と言って ブランドモノのバッグを買ってきたのだ。


「こう言うのが似合う女性になれ」とも言った。

また

「いつも 我慢してくれてありがとう」 とも言った。


鞄は中古品だったが、とてつもなく高価なものだった。
そして その鞄の革を磨いていたのだ。



その後ろ姿をみたとき

私は


何とも言えない感謝の気持ちが込み上げてきた。


この商品はもちろん嬉しいけれど
商品ではなくやはり


夫の気持ちが嬉しかった。

夫の後ろ姿が 愛おしかった。
コメント (4)
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