毒まんじゅうはいかが?

CDのレビューとかなんとか

U.K./U.K.

2014-12-31 23:21:35 | レビュー

<List>
1. In The Dead Of Night
2. By The Light Of Day
3. Presto Vivace And Reprise
4. Thirty Years
5. Alaska
6. Time To Kill
7. Nevermore
8. Mental Medication

<Member>
・John Wetton(Bass, Vocal)
・Eddie Jobson(Keyboards, Violin)
・Allan Holdsworth(Guitar)
・Bill Bruford(Drums)

1978 年リリースの1st。一定の水準の評価を獲得していてそれに異論を鋏むつもりはありませんが、個人的評価が難しいアルバムですね。面子は申し分ないです が、いろいろなアイディアを片っ端から試してみましたと言う感じでまとまりがないといいますか、アルバムとしての統一感があまり感じられませんおしい作品 です。Allan HoldsworthはU.K.でのキャリアを黒歴史と思っているようですね。プログレがやりたいWetton、Jobson側とジャズがやりたい Holdsworth、Brufordとの間で完全にまとまっていなかった。制作プロセスが違っていたらこのメンバーなら傑作が出来ていたのではないかと 思います。その点では2ndアルバムの方が意思統一が図られているのではないでしょうか。良いと思う曲は4人の「らしい」演奏が聴ける"In The Dead Of Night"、ドラマティックな展開を見せる"Nevermore"、ジャジーな"Mental Medication"。嗚呼、John WettonってこんなにBassが上手かったんだ…



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