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萌夏sanと愉快な仲間たち

趣味の手芸&パートの合間に、家事や育児をこなす平凡な毎日…?

『難治性のうつ病を治す本』

2021年07月29日 | book
初めて読む本が「ゆっくり休むことが大切」「処方してもらった薬を、きちんと飲むことが大切」だったとしたら、コレは「休みすぎもよくない」「本当に必要な薬なのかどうか、時には見直しが必要」を伝えてくれる本。
うつ病に限らず「両面」を知ることが大切なのだと思います。

学校はもちろん、仕事や施設に通っていると、家にいる時間=食事や入浴等やることがいっぱいの時間で、なかなかゆっくり本人と向き合う時間ってなくなりますよね。
だからこそ、平日の大半:6~7時間を一緒に過ごす生活支援員という仕事に、やりがいと責任を感じる今日この頃…
1ヶ月無職で、就活もしてないけどね… 

『統合失調症スペクトラムがよくわかる本』

2021年07月26日 | book
統合失調症について、まずは大雑把に理解しよう、という趣旨で選んだ本。イラストも多く、文字間隔も広く、中学生向けのカラー参考書といった風で、とても読みやすかったです。

ある程度、知識のある人が読んだら、かなり物足りない内容になっているのでしょうが。「精神科には似たような病名がいっぱいで、何が何だかわからない」レベルの私には、ちょうど良い優しさでした。

『うつ病の人に言っていいこと・いけないこと』

2021年07月21日 | book
うつ病の利用者さんとの接し方について、まずは大雑把に理解しよう、という趣旨で選んだ本。イラストも多く、文字間隔も広く、中学生向けのカラー参考書といった風で、とても読みやすかったです。

個人的には、元々発達障害のある子たちと関わる中で「うつ病」って名前がついている子に、特別な配慮は必要ないな、と再確認した印象。みんな頑張ってるし、みんな葛藤してるし、みんな困ってるし、みんな波があるもの。
気持ちに寄り添って、ダメなものはダメと言える職員でいよう…

今、無職だけどね… 

『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』

2021年05月12日 | book
ドキュメンタリー番組等で、何度か見かけたことのある「東田クン(現:29歳)」が、中学生の時に書いた本。
「わかってください」を多用していること
「自閉症とは、こういうもの」と断言してしまっていること
から(自閉症の)本人ではなく、その「母親」が「自分の子にはこう思っていてほしいと願って書いたのでは」の声が絶えない本ではありますが。
自閉症のことをまだあまり知らない人が、変な先入観を持つ前に読むには、とても良い本だと思いました。

『発達障害の子のための「すごい道具」使ってみたら「できる」が増えた』

2021年04月16日 | book
「指ではなく、手ではさむハサミ」の紹介や「声の大きさを見える化したカード」等、掲載されている「工夫」に関しては「入門編」といったところでしょうか。
まだ発達障害をよく知らない方、道具の工夫をしたことがなくて、何から始めたら良いかわからない、という方向けの本のように感じました。

『マンガでわかる アスペルガー症候群の人とのコミュニケーションガイド』

2021年03月07日 | book
マンガで紹介されたエピソードを、文章で解説する、というスタイル。カサンドラ症候群(アスペルガー症候群のパートナーや家族などと過ごす中、情緒的な相互関係が築けないことが原因で、心身ともに不安定な状態になってしまう二次障害)について、わかりやすく書かれていました。

仕事の中で「利用者さん」として関わる人たちに対しては、余程のことがない限り冷静でいられるものの…
相手が「自覚のない同僚」だったり「配偶者」だったりしたら… 

『発達障害児の防災ハンドブック』

2021年01月17日 | book

東日本大震災(他)を経験した多くの発達障害児者と家族の避難状況、彼らの声、実態調査から見えてきた教訓と福祉避難所のあり方、運営を提言。

普段の支援、環境整備にも生かせる部分があるのでは、と思って手にした1冊ですが…
その内容の多くは「でしょうね…」と思える場面の連続で、想像の範疇を超えることはありませんでした。
その一方で、生の声の中には、普段耳にすることのない(口に出すことを控えている)保護者の本心が見え隠れ…