ひとりを楽しむ

がん、脳梗塞を経験したバツイチ。
残りの人生ひとりを楽しみたいと思っている
おばさんの記録です。

もらったいのち

2015年01月15日 | 身辺雑記
PET検査の結果が出ました。
再発・転移とも大丈夫でした。
そして4年以上続いた治療も一旦終了ということになりました。

昨日の夜はやっぱり落ち着きませんでした。
今日も起きてすぐに余命1年とか言われたら何をするだろうか?
と考えてました。

しかし、そのあとでこんなに太っているのに転移のわけがない、
いや、こんなに元気そうでもがんが進んでいるかもしれない‥など
訳の分からないことが頭の中をぐるぐる回っていました。

診察室に入ったら先生がニヤニヤしてました。
それでもまだここからすごいことを言われるかもしれないと
疑心暗鬼でした。

「やっぱりPETやってよかったやろ」と言われ、報告書を見せられホッとしました。

思えば最初の病院でかなりなことを言われ、
一旦は治療を諦めました。
この仕事を始めたばかりでしたし、
お金の余裕もありませんでした。
副作用も怖かったです。
ウイッグも高いよとかなり言われましたし。

今の病院でも手術できないと言われれば
そこで話は終わりでした。
多分今、この世にはいないでしょう。

手術をして半年後には再発し、
治療方針を変えることになりました。

もっときつい抗がん剤か、放射線か、経口薬か。
仕事をやりながら治療ということを考えたら選択肢は経口薬しかありませんでした。

この薬を飲んでいるときは辛かったです。
爪は割れる、皮膚は割れる、口内炎はしょっちゅう。
手は黒ずむ。

それでもこれくらいの副作用など副作用のうちに入らないということを
同じがんの人たちのブログで知りました。
私は甘かったのです。

4年は過ぎてみればあっという間でした。
今、思うことはほんとにいろんな人に支えられた4年だったということ。

感謝の気持ちしかありません。
ありがたいことです。
今後は一生懸命生きていろんな意味でお返しをしていければということです。

そして再発しないよう生活習慣も変えないといけないとも思っています。
健康はありがたい。
ほんとに今、しみじみと思っています。

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