ひとりを楽しむ

がん、脳梗塞を経験したバツイチ。
残りの人生ひとりを楽しみたいと思っている
おばさんの記録です。

断ることって難しい

2014年04月19日 | 身辺雑記
がん患者の私に良かれと思って
民間療法やこういう病院があると紹介して下さる方が何人かいらっしゃいます。
ありがたいことなんだけど、
今のところ通院している病院を信じて治療していこうと思っているし、
民間療法をやれるだけの経済的な余裕もありません。
がんについては正直体力と経済力を天秤にかけてと考えています。
これ以上治療にお金がかかるのなら治療は諦めなければならないし、
副作用で仕事ができなくなるようだったらそのときも治療はやめざるを得ないと思っています。
むしろこういう紹介より仕事を紹介してほしい(笑)。

数年前、ある人から突然紹介したい人がいるとメールがありました。
年末で仕事が忙しかった私は年明けにでも連絡を取りますと返信したら、
その人からすごいメールが入りました。
人から人を紹介すると言われたら24時間以内に連絡を取るのが
社会人として常識ではないかというかなり激しい文面に唖然としました。
まず、私が是非紹介してほしいと言ったわけでもないし、
その人を紹介してもらって私にどんな意味があるかよくわからなかったのもあります。
そのメールで私は激しく傷つきました。
その紹介者とも私は1度会っただけの関係です。
そしてその紹介者は私より年下だし、遥かに社会人としても仕事のキャリアも私の方が長いわけです。
しょうがなくその人に連絡を取りお会いしましたが、
ちっとも私はその人の良さがわかりませんでした。
2度と会いたいとは思いませんでした。
むしろ正直言って会ったことも後悔しました。
時間もお金も勿体なかったと。
なんだか自分勝手で自分のことにすごく自信のある人だと感じました
(紹介者はその人のことをべた褒めでしたが)。
けんかはしたくなかったのでその紹介者にやんわりあのメールはショックでしたとメールしたら
逆切れされました。
私のようなひよっこが人を紹介するのはおこがましかったのですねという。
もう、こんな人とは付き合いたくないと思いメールはやめましたが、
その後も1度こんな催しがありますとメールがきました。
人にあんなキツイメールを送っておいてなんでまた‥と思い、
ほんとに今思い出しても気分が悪いです。

私は自分が冷たいタイプなので
相手から紹介してほしいと言われれば紹介しますが、
それ以外自分から人にしろ、店にしろ紹介することはありません。
世間の感覚からすればほんとは自分がいいと思ったことは
紹介した方がいいのかも知れませんが、
私にはよくても他の人にはどうか?と思うとなんだか難しく思えます。
そしてこのあたりが自分の欠点ですが、
自分が良かれと思って紹介した人やモノが他の人には評価されないと
ガッカリした気持ちになります。
あと、気持ちのズレもありますね。
最初に書いたように親切はありがたいけど、
紹介してくれた人の気持ちを損ねたくない。
せっかく親切で言ってくれたのだからと思うと
断るときどうやって親切はありがたいけど私にはその情報は不要なんですと伝えるか?
そう言えば昔、勝間和代さんの本で「断る力」というのがあったなあ。
読んだんだけど内容はすっかり忘れてます。
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