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トンツ~専科

~ モールス通信や電鍵に関する話題など ~

複式さらに進歩

2006年07月04日 22時40分25秒 | CW関係
複式の練習をしていて、また新たな発見が有りましたので書いておきます。
今まで、ツマミの形状がバグキーと同じだったせいか、ついついバグキーと同じような操作方法で複式の操作を行っていました。

写真は私の右手首周辺を撮影したものですが、バグキーを扱うときは赤丸印より更に左上の部分を机に付けて打鍵しています。
この部分を机に付けると、複式の基本である左右にレバーを振る動きが阻害されてしまうのでは・・・と、ふと思ったのです。
そこで、机に付ける位置を赤丸印(手首の関節あたり)に変えて、更に手首から先をほんの少し上向き気味にし(ホントに少しですよ)、手首が左右に動きやすくなるように(自由に動くように)変えてみました。

すると、そのせいか連続した短点が、非常にスムーズに出せるようになりました。
恐らく150字/分クラスの短点速度は出てるような感じがしています。ウホッ。

今まで何気なくやっていた操作でも、ちょっと考えると打ちやすくなる(正確な符号が出しやすくなる)操作方法が有るかもしれませんよ!
色々試してみると、新たな発見があるかもしれません。

複式ちょっと進歩

2006年06月26日 00時29分06秒 | CW関係
いやぁ~
仕事で疲れた手には、やっぱり横振りが楽でいいです!
ついにストレートキーを使う日は日曜日だけになってしまいました…。
(疲れてなければ平日も使いますョ。hi)

さて、複式キーにもちょっとずつ慣れてきて、速度が次第に上がってきました。
現在100字/分くらいで練習を続けています。(あくまでも練習ですよ。hi)
以前のBlogに、ゆっくり打鍵すると連続した短点が「ルルルルル」と聞こえるので、接点の間隔を0.3mmにしましたと書きました。
次第に速度が上がってくると、0.3mmでは左右のストローク量が広く感じてしまいますので、昨日これを0.2mmへ狭くしました。(ちょっとした変化ですが…)
狭くすることによって、また「ルルルルル」となるのかなぁ~と思いきや、速度が上がると、あまり「ルルルル」とならい事に気づきました。おぉ~
実際の打鍵した音を録音して聞いてみると、

  『あれ? なんか複式っぽくない…』

もしかすると、これだったら複式で打っていることに気づかない方もいるのでは…? という感じに聞こえました。
エレキーで打ったような感じが複式でも出せるのでは!って思った瞬間です。
もう少しがんばって練習を続けてみます!

※シックネスゲージはホームセンター等で売ってます。1つ持ってると便利かも。

久しぶりに・・・

2006年06月21日 22時09分19秒 | CW関係
シングルレバーのパドルをリグに接続し、内蔵エレキーで打ってみました・・・。

  初めてエレキーで打った時より下手になってるとは・・・・・
  私にはシングルでもダブルでも、レバーの数は関係ないみたいです・・・・・
  エレキーそのものが下手のようです。プ


かなり前ですが、 『エレキーでは打てません。』 と書いていた方を、どこかのHPで見た覚えがあります。

  『え? エレキーが一番簡単なんじゃないの?』
  『打てないって、どういうことなんだろ~・・・』

モールス符号を覚えたばかりの自分に、まさかこの言葉が当てはまってしまうとは思ってもいませんでした。
私にとって一番の難関は、実はエレキーなのかもしれません。
599BKのサービスQSOでさえ2回のQSOのうち1回は必ず訂正符号を送っていましたから。(汗)
速い速度でなくても、いつ間違った符号が送出されるか毎回ドキドキしながらQSOしてましたので、これが原因でトラウマになってしまったのかもしれません。
今でもエレキーで打つと昔を思い出してしまいます。(1年ちょっと前ですがね)

現象として「短点が1つ多いか少ないか」なのですが、何度練習しても正しい数の短点が(たまに)出ないのです。バグキーを使って同じ速度で打つと、思い通りの短点の数を打つ事が出来ます。これって、何故なのでしょうかね?
不思議です。

つ、ついに複式デビュ~

2006年05月21日 23時41分27秒 | CW関係
あぁ~・・・
すごく緊張しましたよぉ~
このレベルの緊張感はCWデビューの日以来ですね。hi
いや、ホントに・・・。

毎日練習してきましたので、今回は恐る恐る複式でCQを出してみました。まだ下手な打鍵でのCQですので、まさか呼ばれると思いませんでした。呼んで頂きました局には大変感謝致します。ありがとうございました。
ホントに聞きずらかったと思いますが、打鍵はもの凄く慎重に、なるべく聞きやすくなるように注意したつもりです。更にゆっくりでも訂正符号を出さずにノーミスで打鍵出来たことがちょっぴり嬉しかったです。
でも、今回は初めての複式なのでいつ間違えるか・・・と言う緊張感で、指先には汗、心臓はバクバクでした。

さて、複式でやってみた感想ですが、『こりゃ、ダメだ』と思うほど難しいと感じませんでした。確かに練習開始当日だけは少々違和感が有りましたが、2時間ほど打ち込むと慣れてきて、『これはイケる!』って感じたくらいです。hi
さすがに連続した短点だけは難しかったのでこればかり練習していました。

これからもう少し速度を上げることと、もっとリズム良く打鍵出来るように頑張ってみたいと思います。

複式練習中

2006年05月17日 20時28分01秒 | CW関係
さて、やっとパドルを左右交互に振る感覚が身についてきて、そろ~りであれば何とか使えそうなレベルになってきました。(いや、やっぱりまだ使えません・・・。)
電鍵側の設定を色々試してみたところ、接点間隔によっては聞いた感じが結構変わるって事がわかりました。
間隔が0.1mmくらいですと、かなり「ルルルル~」と聞こえます。あまり「ルルルル~」とならないように極力接点を広げるのですが、打ちにくくならない程度の間隔は、約0.3mmくらいかなぁ~と感じています。(速度が上がってくると、この間隔は狭くなってくると思います。)
とりあえず、こんな感じの設定で暫く続けてみたいと思います。

最近複式の練習を始めてからなのですが、複式で打っている局は聞いて分かるようになってきました。(多分ですが・・・)
注意してワッチしてみると局数は少ないですが、たまぁ~に耳にします。
ストレートでもバグでもない微妙な違いが感じ取れます・・・。
個性が出ていて、とてもいいですねぇ~

私も早く実践で使えるように、がんばります!

先を読むこと。

2006年04月07日 13時15分11秒 | CW関係
 
 『ちょっと、この欧文暗語を打ってみてくれますか?』

プロの通信士だった方にそう言われ、ドキドキしながらストレートキーによる打鍵が始まりました。
特にこれと言って大きな打ち間違いをしたり、途中で止まることなく快調に打鍵していったのですが・・・・・


 『あぁ~・・・。君は先を読んでないね。』


 ・・・・・?
 えっ?(思わずドキッ!)
 何で分かるのですか!

とは言いませんでしたが、普通に打てていると思っていた自分には、かなりのカルチャーショックでした。

 『先を読んでない・・・』

よく考えてみるとその通りで、直前に文字を見て打鍵、次の文字を見て打鍵、その繰り返しをしていました。CWを始めてから全く変えていない部分です。


この言葉が脳裏から離れなかった私は、帰宅後、試しにこの辺のNews記事を、いつもの速度より少し速めに打鍵してみました。先を読んでいないので時々引っかかります。
そうか!先を読まないとこうなる時があるんだぁ~!

考え方を変えて、とりあえず1文字先の符号を頭にイメージしながら打鍵してみることにしました。
おぉ~!さっきよりミスが減っています!
プロの通信士だった方から言われた意味が分かった瞬間でした。

ある程度経験を積んでくると、何かを見ながら打鍵する事が無くなってくると思いますが、そのような場合でも頭の中で『送る文字の先を読む(出来れば2~3文字先を読む)』癖を付けておくとミスの少ない打鍵が出来るのではと思います。

是非やってみてください!

なんでこんなに忙しいの・・・

2006年04月01日 22時03分08秒 | CW関係
あぁ~・・・
早く暇にならないかなぁ~・・・
ホントに暇が無くて前回のBlogからほとんど進歩してません。和文も「ノ」を覚えたのを最後に止まってしまいました。

さて、初めは符号を目で見ながら覚えていたのですが、聞いた音を符号に変換してから文字に変換する変な癖が付いてしまう可能性があるので、すぐ音響による練習に切り替えました。覚えるまで時間はかかると思いますが、後で苦労するよりなるべく目で見ずに、聞いて覚えた方がいいでしょう。
そこで以前のBlogにも書きましたが、暗記受信の練習で使用しているシンプルなインターフェイスのフリーウェア『CWtqt』を使って和文モールスを覚えます。こちらのソフトは覚えたい符号だけを送出する機能が有りますので、あ行、か行、さ行・・・と、5文字覚えたら次の5文字へと少しづつ増やしながら覚えました。
あと半分です! がんばります!

※いつも無線をやっていると膝の上に乗ってくる、うちの猫(18歳)です。

和文を覚える

2006年03月20日 22時35分31秒 | CW関係
近所のコンビニに行く途中、後ろから物凄い突風に押され排水溝に落ちるところでしたよ。(汗)
昨日の風は凄すぎです・・・・・。

さて、またちょっと間があいてしまいましたが、実は先週から和文モールス符号を覚え始めています。言いたかった事が咄嗟に欧文に出来ず、かなりむず痒い思いをしましたので、ついに和文を覚える決心をしました。
『ア』から始めて現在は『ニ』まできました。ここまで覚えて感じたことは、文字を和文に置き換えるだけの符号は覚えるのが簡単で、和文モールスにしかない符号(ア、エ、オ・・・など)を覚えるのには時間がかかり、結構難しいと感じました。(記憶力が衰えているのでしょうか・・・。)

ところで、私は『合調音法』は使いませんが、『書籍:モールス通信』を見ていて思わず吹き出してしまった合調語が有りました。その符号は・・・


   へ  ・  屁


『屁』って・・・・・
『プッ』ってこと・・・・・?
(お食事中の方、すいません)
まぁ~これしかないのですが、インパクトが強すぎて瞬間で覚えることが出来ました。(笑)

※まだ和文を覚えてない方は、この『屁』を覚えてしまったついでに他の符号も覚えてみませんか?(笑)

その電鍵から感じたこと。

2006年03月07日 20時56分58秒 | CW関係
何十年?もの間、通信士としてお仕事をされてきた方の電鍵(ストレートキー)を触らせてもらえる機会がありました。その方は以前、銚子無線局や南極地域観測隊、船舶などの通信士としてご活躍、更に高速電信世界選手権大会(HST)にも参加経験のある、長期に渡り電信と共に歩まれてきた方でした。

私は今までプロの方の打鍵は反動式が主流で、電鍵のバネ圧は高いのが普通なのかなぁ~?と思っていました。しかし、その方の電鍵は全くの逆で、「えっ!?こんなに!」って思ってしまうくらい『めちゃ軽』なのです。どれくらい『めちゃ軽』なのかと言いますと、ツマミの上に指先を『そっと』乗せて、キーダウンしないギリギリの軽さとでも言いましょうか・・・。もうとにかく、私が使うキーの設定ではありえない軽さなのです。
つまりこの『軽さ』は、必要最小限のチカラで打鍵していることを意味するのでしょうか・・・。正確な符号を送出するのも非常に難しいと思います。

 このキーで普通に打てるなんて・・・
 電鍵を通して、少しだけプロの世界が垣間見れたような気がしました・・・。
 すごすぎです! すばらしいです!

※あぁ~・・・・・
 いつかは『めちゃ軽』で打てますように・・・(汗)
 がんばりま~す。

新たな練習を!

2006年02月02日 07時00分13秒 | CW関係
ちょっと間が空いてしまいましたが、如何お過ごしでしょうか?
私は何とか元気にやっとりますよぉ~!

さて、先週の月曜日からなのですが、使わずに置きっぱなしになっていたケンプロの「KP-100」を使って、新たな練習を始めました。所有している「KP-100」は、かなりガタが激しくなってしまったのと、最近はほとんどストレートキーOnlyになってしまったのとで、もう実践で使うことは無いだろうと倉庫に片づける予定だったのですが、意外なところで使い道が出来てしまいました。


私がまだ中高生?の頃、ケースの後ろに有る【SEMI】と書かれたスイッチがとても気になっていました。【SEMI】側にすると連続した短点は出るのですが、連続した長点は出ません。

  『これはいったいなんなんだ・・・。』
  『どう言う時に使うんだろぉ・・・。』

結局使い方が分からなかった私は、疑問に思ったまま使わなくなった本体を押し入れの奥に仕舞い込んでしまうのでした・・・。あれから二十うん年・・・

一昨年、私は通販で買った書籍『モールス通信』で半自動電鍵(バグキー)と言う物が有ることを知ります。もう既におわかりかと思いますが、この【SEMI】と書かれたスイッチは、セミオートとして使う為のスイッチで、バグキーのようにも使う事が出来るというものだったのです。謎の答えがやっとわかりました。最近になってバグキーみたいに使えるなら、ちょっと練習してみようかなぁ~と言う気持ちになりました。

早速やってみましたが、もうボロボロです。思い通りの符号になりません。(笑) 現象としては、連続する長点の打ち忘れと長点の次に打つ短点が出ない(長点と短点がくっついてしまう?)のが主な現象でした。これはとても難しいです。


ところで、よく考えてみると連続した長点が有る符号は・・・

 G J M O P Q W Y Z(和文・数字・記号等は除く)

これだけです。
そうだ!この9つの符号以外の打ち方は、エレキーでの打ち方とさほど変わらないので、これらの符号を重点的に練習することで、『連続する長点の打ち忘れ』は何とか克服出来るのではないかと考えたのです。毎日9つの符号ばかり打つ練習の始まりです。
それと、もう1つの『長点の次に打つ短点が出ない問題点』は、長点から短点に切り替えるタイミングの問題みたいなので練習あるのみでしょうか・・・。

まだ始めたばかりで、これが正しい練習方法なのか分かりませんが、とりあえずもう少し続けて練習してみたいと思います!
でも、このキーで打ってみてもバグキーで打ったように聞こえないのは何でだろぉ~?(笑)


※本物のバグキーで打ってみたいなぁ~・・・