ひゃー、今週も大変だった〜、そのなかでもドキドキしたのが、手渡し希望の商品を
落札したことだ、当初はどんな方かな〜? だった、中央線沿いの駅近くの
コインパークでお会い出来た。そこはあまり往かない方面なので、おっかなビツクリだ。
ガードくぐれば良いものをバスにつられて、そこの駅前を2周した・・・、おそらく、
スタジオ治部煮(良いすね、宮さん。 キャラ者より)の影響だろうか?
怖い方だったらどうしようと・・・・
私のほうが、ハッキリ言い切って、やばいと思われるかもしれない、故障品に
喜んでいる。 こんな人がいるんだなと思われているに違いない・・・
いるんですよ、それでは、ご安全に・・・・
お会いすると、非常に温和な方で、良かったです。東京の西方のT様、誠にありがとう
ございました。
いままで、とんでもないものばかりですからね・・・・このアンプは上物です。

本当に偶然ですが、CD−17の改良を行ったばかしですが、足掛け5年でしょうか?
CD−17を入手して、何れはPM−17を入手したいと思っていました。
今回ようやく実現できました。メーターのランプ切れと動作が不安定とのこと。
修理して楽しみますと云うと、驚かれて居られました。
帰宅までの道のりはもうワクワクです。週の真ん中だが心が持ち直した。
非常にキレイに使用されていたので、幸運である。一般の方なので多少ホコリ

が積もっていましたが、これくらいは、問題ないレベルです。

掃除機と刷毛で掃除した。

多少珈琲がセレクターノブのところにありましたが、これも当時一生懸命
拭き取られており、最小限でした。 すぐに掃除することができました。
動作不安定は、スピーカーの切り替えリレーの可能性が高いのですが、フロント
パネルを取り外そうとしますが、このオーバル形状のアルミに傷つけないように慎重に
分解しますが、外れません。そのためには、サイドカバー、底板のネジを全て外します
が・・・・なんか外れない? と思いきや・・・
基板の丸い穴があるじゃあーりませんか?

そのネジを2ケ外すと、今度はケーブルのコネクターやグランド系の接続部分
を外しますが、メーター部分のランプ配線がコネクターではなく、何故か?はんだ付け
されていました。(何でかね?その他の箇所はコネクタなのに・・・)それにしてもこの
交流7.4Vのケーブルは耐熱電線が使用されており、芯線も単線ですぐに切れて
しまいます。これを外してようやく、フロントパネルが分離できました。

そこで、頭を抱えたのは・・・このメーターはどうやって取り付けられているんだろう?
15分悩む・・・、まさかと思い。メーターの端子を外せば外れるのでは・・・・

基板のはんだを外すと、分離できた。

メーターの針は保護カバーがないので、慎重に扱って、折れないように注意
。メーターのパネルはフロントパネル側に取り付けられていた。

一体どうやってメーターの位置出しするんだと?不安になる。(折るなよ)
不具合情報の通り、12V?電球が切れていた。さあどうする?よく見ると、
電球の頭上にメーターの磁気回路部分のケースを炙っている・・・ なんじゃこりゃ?
回りの反射板はわかるが、ケースの樹脂が茶色に変色している。ほんとに良いのか?
これを見てしまうと、電球にする気が失せた・・・・ そう言えば、面フラットの青いLED
があることを思い出す。

反射板にはまり込むように基板を切って、面上LEDを設置
してはどうかと・・・金曜日の晩にチョット眠たいが、2ケ直列にして、電流制限の60Ω
を入れて点灯させた。

交流なので半波整流して直流駆動で対応した。半波なので
点滅がカメラで撮影する時にチラついてた。いい感じだ。(裸眼じゃわからないけどね)
問題はトランスから来る耐熱電線をどうやって?基板に接続するか?
基板から出ている端子部分はかなり奥まっており、頼りないはんだ付けしかできない。
そのままはんだ付けすると、すぐに単線が切れてしまう。どうしようと30分悩む・・・・
そうだ。(ポンっ!!)デカ目のメス型端子に耐熱電線のシース部へ適当にカシメて
圧着ペンチがないのではんだ付けして基板側の端子とはんだ付けした。
それにしても、これも実際のラインでどうやって組み立てたのか?不思議だ・・・
こっちは適当に分解しているので正規の方法じゃないので、性がありません。
それにしても、いいデザインである。
何故に半波整流したかと云うと、パターンカットせずに手軽にしたかったからです。
(まあ、手抜きでしょうか・・・)順方向で5Vで10V、それで40mA流れるとして
電流制限の抵抗を付けてあげた。キリの良い2W級の抵抗68Ωがあったので、
それにした。50Ωくらいが良いが手持ちなし、2Wもあれば、発熱も問題なし。
それにしても、メーターの樹脂筐体を煽ってどうするのかね?光量を分散させるために
したと思うが、いづれ燃えるか?近すぎるので熱がコモッてフィラメントが切れるん
じゃないかと・・ それが今回のメーターが点灯しない事に繋がったのでは?
20年近く経てば切れるか・・ ほのかに青く照らしだしている。ほんわかだ。

フロントパネルを開けると、フラットアンプやトーンコーン回路がある。回路図で
見ているとそれらの回路にオペアンプが4ケ使われている。電流伝送を行っている
訂正
電流帰還だって・・・ 回路図をよく見ると、先にメインボリュームが通って、アクテ
イブフィルター部にオペアンプが使用されている。そう言えば、メインボリュームの位置
がどこか?確認していなかった。 パワーアンプの入り口にメインボリュームはない。
メインボリュームの回路で信号レベルが引き上げられてるのかなー?
それを受けるために、アクティブフィルターの電源電圧が±22Vまで引き上げられて
いるのではなかろうか?
18V以上になると使用できるオペアンプが限られてくる。探すと、NJM2114、
LME49860とかが候補となる。
NJM2041が正規で使用されているが、これがもしかすると、このアンプの性格を
作っているんではないか? 実は、後ほど考えていることがある。
その前に、動作不具合を特定せねば・・・ フロントパネルの回路部を眺めると・・・・

トランジスタが込み入っている箇所にはんだクラック(はんだが割れている)箇所が
右チャンネルに集中している。フローに寄るはんだ付けのときにちょっと温度が
高かったのか? 艶が殆ど無い。

こんな感じでは、時間が経過した時はんだクラック
が発生しやすい。この機種では発生しやすいのではないか?それを確認できたので
その他の回路基板にもその傾向があり、久々にはんだクラック探しに明け暮れる。

意外にボリュームの端子はちゃんと濡れている。はんだクラックなし。

コントロールICが浮いてますよ。

ギリギリセーフです。熱が悪さしてないので、動作不良は起きてません。
このままで往こう。(ほとんど、端子出てません・・・・良いのかな? あはは)
ようやく、リアパネルの分解を行う。

リアパネルを外すと骨なし状態です。コンデンサは放電させておきましょう。
ぱあーん と驚きのショートが起きますよ・・・・(やっちゃた。)

放電地点です。 あー驚いた。パワー段に繋いでなかったので、ヒューズ抵抗が
焼けませんでした。セーフ

これもリア部にありますがこのトランジスタのみ天地逆に取り付けてある。
過去に少し水がかかったようだ。危なかったね。にしても電力が通るところを
上に向けるかね・・・・ コンデンサのところは基板で保護していた。

スピーカーの切り替えリレーの接点を磨こうと、はんだを外すと、
分解きできないタイプであった。
24Vのコイルのリレーがないので日曜日に久々にアキバに出向こう・・・
4ヶ月ぶりくらいである。朝10:20頃到着して、人気の少ない電気街のパーツ屋付近
を放浪する。25年前くらいの雰囲気はもうすでにない。多少は残っているが、これが
時間の経過というものだろうか・・・ 小型のミラーレスの単焦点でパシパシ撮る。
懐かしいね、メイドさんが開店準備で看板を移動させているところは良い感じである。
面と向かって写真撮ると、怒られそうなので、風景として流し撮り、ソレで良い。
森山大道さんみたいにスナップシューターになりたいね。サンボで牛丼食べたかっ
たが、今回は止めておこう。また何れ・・・ 仕込み中のシャッターからの香りが
漂っていた。あれは食欲をそそられる。 ラホールも良いね。
千石電商さんしか購入する店はない。その他の店にゆくと目移りするので
ラジオデパートより駅方面は行かないことにした。
リレーを購入して、それでは秋月へと往くが何故か開く気配がない・・・
よく注意書きを見ると、土日は休みと書いてある。
ホントにコロナ禍で変わってしまったのね・・・ 千石さんに戻ってオペアンプ類を
探す羽目に・・・ 昨晩、千石さんページで見ていたのであれしかないなと思う
オペアンプを見つけていたが、JRCのオペアンプでは面白くないので
あるオペアンプを購入した。そこでリレーとオペアンプ購入していいると黒い千石
の不燃紙エコバッグが無料になったのに・・・
合計で5000円は越していた。 リレーだけだと2500円くらいでその袋を300円
で購入した後だったので残念です。
スピーカーのリレーを交換したので、分解してみた。接点は真っ黒クロスケであった。

これじゃあね・・・・この状態では、音量上げても音が途切れ途切れで、
音量も不安定な状況になる。
音量を上げると電流増加で接点箇所が安定して、鳴るときがあるが不安定だ。
テスターで接触抵抗測ると、1Ω以下の時もあるがKΩやMΩを示す時もある。
これでは、故障したと思われても性がない。
このリレーに行き着くには、リア部を全て分解します。
例のところのオペアンプを交換するため、今週は正規の状態で鳴らして楽しもう。
ヒートシンクの付いているパワー段のはんだクラック修正は終了している。

これも小信号トランジスタの混み合っている箇所に集中していた。

実はこの状態では、問題があります。コンデンサは交換してあげました。

パワー段外すとなんと、スマートな・・・・・コネクタによる合理的な配線で
スッキリしてます。

ここまで来ると、正常な動作している事が確認できた。音の方はキレイだが
少しドライな表現を行う。 もう少し潤いがあっても良いのではないか?
都知事選、今回も、ものすごいことに成ってました・・・・・。
ソレ以上は言うまい・・・・ 皆さん、ご安全に・・・・